今回はルビーイン株式会社代表、千手 禅二郎氏にお話を伺ってきました。
「シュウカツ部！」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください！
| 会社名称 | ルビーイン株式会社 |
| 代表者 | 千手 禅二郎 |
| 設立 | ２０２０年７月１日 |
| 主な事業 | 新卒領域の人材の事業と教育の事業 |
| 社員数 | 40名（取材時/業務委託含む） |
| 会社所在地 | 〒242-0017 神奈川県大和市大和東3-5-2-3 |
| 会社HP | https://rubyin.co.jp/ |
①御社の事業内容からお伺いします。
主な内容としては、新卒領域の人材の事業と教育の事業になります。
人材の事業に関しては、『ウェルハンティング』という新卒採用イベントを行っています。学生が自分のプレゼンを用意して、企業はそれを元に面談を行うような形の逆求人型就活イベントですね。
このイベントに向けてプレゼン、そしてプロフィールの作成が必要になるのですが、そこの部分のフォローを事前面談という形で何度も行っております。
こうしてブラッシュアップした過去の人生背景、価値観、その想いを経営者さんや人事の方とガチンコで３０分、1対1で語り合える。そんなイベントを運営しております。
どちらかというと面接というより、面談のような形で行うので、学生さんとのミスマッチを防ぐことが出来るだけでなく、フィードバックも貰えるので今後の学びに繋がっていくと思います。
②千手社長が現在の事業に至るまでの経緯についてお伺いします。
現在の事業に至るまでに３社経験しまして、２９歳の時に独立しました。
それぞれのキャリア選択の軸についてお話させて貰うと、大学生の時の就活の軸は『自己成長』でした。
将来、会社を作るかもしれないと考えていました。また、一回限りの人生、やりたいことをやっていきたいという想いがあったからです。
その為にまず、営業力が欲しい！と考えていましたね。
営業力さえあれば、売上を作れるので、会社の経営が傾いてもなんとかすることができると考えていました。
あと、採用も営業と同じだなと思ったというのもありますね。
求職者に会社という商材を売り込んでいくのが採用だと考えていました。
これらの理由でまずは営業をやろうと思いました。
そこからは自分の成長できる環境を求めていたので
『ネームバリューの無い会社』で『高い商材』かつ『興味の無い商材』を売っていくこと
を軸に企業選びを行いました。
ですので、一社目はそれらの要素が当てはまっていたあまり名の知られていない不動産会社に決めました。
入社して二年程経ったとき、偶然にもアミューズメント系の会社からスカウトのお話を頂きまして、元々、入社前に三年で辞めようと考えていたこともあり、自身のキャリアアップのために転職しました。
そこではパチンコ店出店のための不動産営業などを行っていました。ここではto Bの営業を学ぶことが出来たので、営業に関してはto C、to Bと両方経験することが出来ましたね。
ですので、ここからのキャリアは経験というより、自分の夢やビジョンを軸にしようと考えていたので、人の夢をかなえたいという思いの元、転職しました。
三社目は新卒領域に特化した人材会社になります。
そこでは営業だけでなく、キャリアアドバイザーや地方創生事業の事業責任者として活動してました。
そんな中、会社の方針で、対象をIT領域に特化するという話が出てきたのですが、一番学生の数が多い総合職の領域で事業をやることが、より多くの人を幸せにできるのではないか、自分のビジョンに近づくのではないかと思い、会社に残らず、独立に至りました。
③新卒の学生を取るとしたら、どんな要素を重視するか？
一番重視としたら、『ビジョン』『価値観』に対する共感ですね。
ここがズレていると一緒に作り上げていくものがブレていくと思っていますので。
私自身のビジョンは【たくさんの人を幸せにする何かを残したい】というものです。会社としては【世界で最も人を幸せにしている会社】を目指しています。
これは自分自身の内側からの想いになります。しかし、周りに合わせてしまうと自分の本当にやりたいことが分からなくなっていき、ビジョンも明確になりません。
仮面を被っていると、やりたいことが分からなくなるだけでなく、自分を肯定することも難しくなって、自信もつかなくなるという悪循環に陥ります。
ですので、そういった仮面を捨てて、自分らしさを出して生きることが、幸せになるために重要だと思います。
後は、自分で考えて、能動的に動くことが出来る人。これも重要だと思います。
私たちのような、いわゆるスタートアップ企業を受けたいと考えている方はこの傾向が必要だと思いますね。
④千手社長が就活生時代に行っていた対策について、お伺いします。
実を言うと、対策という対策はしていませんでした(笑)
ですので、これはやっておけば良かったなという話をさせていただくと
自己分析で出てきたビジョンをどう叶えるかというのをもっと追究すべきだったという事ですね。
当時のビジョンである「人の夢を叶えたい」という気持ちをもっと深堀りして、どうしたらビジョンを叶えられるのかを沢山見つけ出しておけば
それにダイレクトにつながるようなキャリア選択もできたと思うし、もっと早く独立できたのではないかなと思います。
⑤今までの社会人人生の中で学んだ事を教えて下さい。
『想い、ビジョンを持ち続ける事』ですね。これはものすごく大事だなと思います。
意外かもしれませんが、世の中の社長さんが必ずしも全員、想いやビジョンを持ち続けている訳ではありません。
人間は弱い生き物ですので、モチベーションが下がるときは必ずあります。
では持ち続けるにはどうすれば良いのかと言いますと、『行動し続ける事』『ビジョンに合わせた選択をし続ける事』が何より重要になってきます。これが今までの社会人人生で学んだ事でしたね。
後は、発信することです。自分のやりたいことをどんな形でも良いので発信することで、周りの人たちが協力してくれる確率が上がります。
そこからチャンスが生まれるのでとにかく行動が大事です。
⑥ＰＲ事項、就活生に向けたアドバイスなどございましたらお願いします。
うちの会社ほど、就活生の人生と幸せを考えている会社はないと思います。
「人生を豊かにしたいな」と考えている方は面談だけでも良いので
是非、お問い合わせ下さい。
アドバイスとしては『何の為に働くのか』『何の為に生きるのか』を考えて欲しいです。
仕事は所詮、手段ですので、目的が無いと選ぶことが出来なくなってしまいます。
難しいと思いますが、自分を満たすためにも『何のために生きるのか』という目的を見つけるのが大事だと思います。
これを見失ってしまうと仕事は楽しくなくなってしまうと思うので。
自分を満たすことと他者貢献を両立していければベストですね。
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