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【就活対策インタビュー】ユニークキャリア株式会社 岸田 佳佑氏

 

今回はユニークキャリア株式会社、代表取締役 岸田氏にお話を伺ってきました。

「シュウカツ部!」だけの特別なインタビューです。

ぜひご覧ください!

 

会社名称 ユニークキャリア株式会社
取締役 岸田 佳祐
設立 令和元年
主な事業 ・インターネットメディアの運営

・企業のオウンドメディア運営代行

・リスティング広告の運用

社員数 3名(取材時)
会社所在地 東京都豊島区南大塚3丁目30-12-302
会社HP https://1dau.co.jp/

 

 

 

①御社の現在の事業内容について

 

主に『インターネットメディアの運営』を事業内容としております。

『未来を創るメディアを作る』というミッションの元、Webメディアを複数運営しており、地方の新聞社さん、出版社さんと共同メディアを立ち上げたりなどのコラボレーションも行っております。参考(コレベストキャリアの実

また、創業したての頃、立ち上げた『ライブナウ』というライブ配信アプリのリリースなど行っております。

他にも、有料職業紹介の免許も持っているので、今後は『人材紹介』の事業にも力を入れ始めている所です。

しかし、人材紹介では2022年現時点でガツガツと稼いでいくというよりかは、「求職者と企業側のマッチングがどのように行われているのか」自分達で理解していく必要があるなという考えの元、サブ事業のような感覚で取り組んでおります。

 

②現在の事業に至るまでの経緯

 

 

高校時代、私は寮生活だったのですが、かなり規律が厳しめでした。その3年間はまるで軍隊のような暮らしだったんです。

人生どん底の経験から、「大学卒業後の40〜50年、ガチガチに会社に縛られるような社会人生活は絶対に嫌だな」という根強い価値観が生まれました。

大学ではITビジネスを学べる学科を選択しており、インターネットではどのように収益が生まれるのかを学んでいました。

その時に教授から「これからの時代を生き抜くには仕事を創れる人間になる必要がある」という言葉を受けて何でも良いので1度ブログを立ち上げてみようと考え、続けたりインターンシップを通じて、『ユーザーにとって価値を徹底的に追求する』というスタンスを学ぶことが出来ました。

アウトプットとして、『仮想通貨メディア』『就活メディア』と広げて行った結果、PV数も順調に伸びていき、上場企業へのメディア売却まで実現できました。取り組み始めて4年経って、「ユーザー起点」の考え方は間違っていないのだなぁと確信することが出来ました。

ユーザーが本当に求めているものを徹底的に追求することで初めて、結果は出るんだということを身を持って感じましたので、「これは自分でもやって行けるな」と思い、保有していたメディアなどの売却を通して、実積を積み上げ今に至る感じです。

 

③長期インターンにはどういった意識で参加していましたか?

 

インターンは希望しかないと考えていましたね。

自分の伸び代に可能性しかないなぁと前向きに参加していました。

当時は今ほど長期インターンしている学生はおらず、貴重でしたので、他の遊んでいる大学生達と差がつけられるなと思っていました。

 

④現在のお仕事の業界に向いている人の特徴について

 

「やりきる力が強い人」「主体性のある人」

これは当たり前として

コンテンツメディアを作る上で重要かなと思うのは「哲学的な人」ですね。

これは物事を多面的に見れたり、切り口を沢山持っている人ですね。切り口、見方が一方的では金太郎飴のようにどこを切っても同じようなコンテンツになってしまいます。

ですので物事を様々な角度から見ることの出来る人は向いているかなと思います。

後は『ユーザーやコンテンツとひたすら向き合う』事ですね。

目立ちたいとかそういう承認欲求の強い人というよりかは縁の下の力持ちの方が向いていますね。

『自分』というよりかは『自分のアウトプット』に対して評価を求めている人は向いているんじゃないかなと思います。

 

⑤岸田社長自身が就活生時代に行っていた対策

 

就活生時代にやっていたことは主に2つありました。

 

まず1つ目がMatcherなどのアプリを活用した「OB訪問」ですね。

このアプリでは承認欲求を満たしたい社会人を狙うのがオススメです…!(笑)

社会人側は就活生に話が出来て感謝され承認欲求を満たせる。

就活生側は現場のお話を聞けるという

お互いにwin-winですからね。

中には自社に引き込みたい、繋げたいという意図がある方も中には居ますので、そこはしっかり見極めるべきかなと思います。

趣味で純粋に就活生に役立って欲しいと言った貢献性の高い人を狙うのがオススメです。

自分は当時、モンスターストライクで有名なミクシーという会社に入りたかったのでMatcherを通じて社員の方と3名ほどお会いしていました。

質問は『どんな仕事しているのか?』など月並みなものでしたが、自分がどういう風にして働くのかイメージをつける為に質問すれば良いのかなと思います。今だから話せますが、こうしたOB訪問の取り組みは本気度も感じられるため書類選考も少し通りやすくなります(役職者によっては人事に話を通してくれます)

2点目は

論理的思考』を身につけるということです。

学生時代と違い、初対面の方と接することが増える社会人の場合は、適切な質問に対して適切な回答をしないと仕事は進みません。就活でもグループディスカッションがあると思いますが、これは仕事が出来るか出来ないかの「論点思考」が見られているんだなと今となっては思います。

論点思考が使えているかどうかを確認しながら、場数をこなすことで

論理的思考力を身につける練習をしていました。

 

 

⑥グループディスカッションはどのような意識で参加していましたか?

 

始まった瞬間に勝負は決まっていると思って参加していました。

例えば

「東京タワーの来場者数を増やすための施策を考えよう」というテーマの時、

施策を増やすために、開口一番に「大枠3つのステップに沿って議論を進めましょう」と

議論の枠組みを作った上でスタートさせます。

始まる瞬間に積極的に全体を統括する役割になって、

「まず1つ目のステップで、ブレーンストーミングをして色々なアイディアを出しましょう。」

「2つ目のステップで、基準を考えて、絞り込む時間にしましょう。」

「3つ目に決めた基準で、フィルターをかけた1つ目のアイデアを削っていきましょう」

30分あるので10分ずつ

といった感じでやりましょう。

このような感じですね。

問いに対するフレームワークさえズレてさえいなければOK。

これをパッと言える時点で、傍から見ればリーダーシップがあるなと感じられ良い評価に繋がりやすいです。

始まった瞬間、論点を立てられるか、主導権を握れるかどうかを意識する事でGDを有利に動かしていく事が出来るんじゃないかなと思います。

 

⑦グループディスカッションにてリーダー以外になった場合はどう振る舞えば良いのでしょうか?

 

貢献しようとしている姿勢があれば良いのではないかと思います。

グループディスカッションには様々なパターンの貢献方法がありますからね。

例えば優れたアイデアを出すだけでなく、優れたアイデアを引き出す空気を作るのも貢献。

時間の期限をしっかり指摘するのも貢献です。受かるためにやるというよりか真摯に今行っている取り組みに向き合う事が必要だと思います。

上っ面だけでなく、本気で貢献しようとしている人は採用側も分かると思いますので。

 

⑧業界研究などは行っておりましたか?

 

自分は業界研究というよりかはOB訪問に注力していましたね。

やはり、学生の知識で業界を研究するのは難しいと思うんですよ。いわば、全くの無知識で株式投資をして儲けてくださいと言われるようなもの。企業に入社するということは、その企業に時間と労力を投資するということですよね。

でも一体どうやって投資するに値する企業を素人が見極めたら良いのでしょうか。

これは私の意見ですが、中途半端に研究するくらいだったら、OB訪問をおすすめします。OB訪問を通じて、その会社の『人の雰囲気』や『現場の状況』など、リアルな感覚を知ることができます。下手な企業分析をするより精度が高いんじゃないかなと思っていましたね。

と言っても例えば東大、京大、早稲田、慶応など頭の良い方なら業界研究をしてみても良いかもしれません。決算書は嘘をつかないので、「ある程度の数値分析に基づいて筋書きを立てられる地力を、私は受験時に養えている」こうした自信の在る方はぜひぜひ企業分析に取り組んでみると良いでしょう。

 

⑨自身の経験から社会人として学んだことは?

 

今までの人生で学んだことは、人生は結構長いので、あらゆることに関して「中長期的な目線を持った意思決定をすべき」ということでしたね。

学生さんは企業選びの際に「初任給高い」とか「若い内から裁量権が持てる」など短期的な目線で企業を見ると思いますが、「初任給普通」だけど、5年、10年たった時に「福利厚生」や「年収」が実は大きくアップサイドがあり、長い目で極めて安定していたという企業はいくつもあります。

しかし、これは30歳近くにならないと実際には分からないんですよ。

これをしっかり見極める『中長期的な意思決定』こそ大事なことだと学びました。

なぜ大事なのかというと

自分は学生当時インターンをしている中で、学生起業家や学生団体の代表者などの様々な友人がいたのですが、5、6年経った後、話を聞いてみると、「自己破産」してしまったり、「鬱」になってしまったり、「今は普通に会社員しています。」といった方が多かったんです。

この経験から、例えばですが大学を卒業して就職せずに、フリーター、フリーランスでいいやと自分の生き方をすぐに決めてしまう『超短期的な意思決定』は少し危ないんじゃないかと身にしみて答え合わせになりました。

この『超短期的な意思決定』で初任給が高いところを選ぶ学生さんもいますが、序盤で高い給料には必ず理由があります。

例えば、IT系は移り変わりが超激しいので、入ったらヒットを出し続けないといけない『年棒制』のような感じなんですね。プロ野球選手に少しだけ近いです。

プライベートを重視したいと考えている方がこういう所に入ってしまうのはミスマッチと言わざるを得ません。ヒットを出し続けるには自己研鑽は必要ですからね。

逆に大企業はどうかというと、つまらない仕事かもしれないけど、中長期的には年功序列で段々と上がっていく所が多いです。

働き方、プライベートなど自分が人生の中で本当に大切にしたい事を中長期的に見据えて動いていくことが大事だなと、この5〜6年の中で学びましたね。

 

⑨自己分析についてアドバイスがあればお願いします。

 

自己分析に関しては、

自分というものはそもそも存在せず、どんな自分になりたいかこそ重要であり、そこから逆算して今あるべき自分を定義すべき

という自分の師匠から頂いた考え方が非常にしっくりきています。

過去の出来なかった自分を振り返って今を考えるより、未来から今はどうかを分析していく方が良い分析になるからです。

例えば、過去にいじめられていたという人は

「過去いじめられていたので今、負け癖がついてるかもしれない」というネガティブな自己分析になってしまうと思うんですね。

一方、未来の自分は「スーツ着て、年収1,000万のサラリーマンで子供もいて…」と考えてそこから逆算していけば選択肢も増えて、前向きに考えることが出来るはずなんですよ。

全然出来ない自分からスタートしてしまうような自己分析はあまり意味が無いんじゃないかなと思ってます。学生時代なんて基本何もできませんから。今の私だって微力です。

 

⑩最後に言い忘れていた事、就活生に向けたアドバイスなど

 

弊社では2つ、皆さんの役に立つようなサービスを行っています。

 

まず1つ目が『ユニークライティング』という

Webライターのスキルを身につけるオンライン講座を開校しております。

こちらは無料で受講体験ができるだけでなく、価格も2万円とリーズナブルな金額で展開させてもらっています。

講座をちゃんとクリア出来ないと修了資格を貰えない

動画一つ一つにクエストがあり、これをクリアしていかないと最後クリア特典が貰えない

とお金を頂いている以上、真剣に取り組んで頂く為の工夫も行っております。

そしてクリア特典は一記事のプレゼントになります。実際にライターとして執筆してもらって、我々が本気でフィードバックを行い、良いものができたら、それを実績として使うことが出来る仕組みになっております。

この実績を元に、フリーランスとして色々な企業で仕事を取って貰えれば幸いですね。

 

2つ目は『インターンの求人サイト』になります。

こちらも運営しているので

無料で登録できるので良かったら登録してください!

 

最後に就活生にアドバイスとしては

書くこと』を大事にして下さいという事です。

私は 考えること=書くこと だと思っています。

例えば、Webライタースキルを身につければ、自然と文章の内容、構成を考えて書き出すので、先程お話したような『論理的思考』が身につきます。

ベースの思考力は考え方さえ学べば誰でもできる事だと思っていますので

特に大事にして頂きたいのは『書くこと』です。

真っ白のメモ帳を買ってきて、学んだ事をとにかく書くこと』がオススメです。

書かなければ記憶が曖昧になってしまいますから。

学んだ事から経験値として最大化するか、そこまで経験値として得られないかは自分次第になります。書くという作業で『形』として残しておくことが何より重要なのです。

自分の思考や考えたことについて

より理解を深めたり、より良い未来を描いていくためにも

是非、取り組んで貰えればなと思います!紙とペンさえあれば簡単にできるので!