労働環境

うつ病で転職する際に再発しないように気を付けること!安心して転職するコツは?

労働環境

「うつ病」は非常に身近な病気で、誰もがかかる可能性のある病気です。

うつ病になった時、仕事は一体どうしたら良いのかあらかじめ知識をつけておいて損はありません。

転職する時には何に気をつければ良いのか、そして何より再発しないために抑えておきたいポイントは何かを紹介していきます。

うつ病の人が転職する時に気を付けること

仕事が理由でうつ病になってしまった時、速やかに転職したいですよね。

しかし、「転職したから治る」というわけではありません。

一度心に傷がついてしまうと、身体の傷のようにすぐは治ってくれません。

また目に見えて治る経過も見えません。

ここはひとつ、焦らずに対処していきましょう。

仕事が理由でうつ病になってしまった時に、気をつけるべきポイントをチェックしていきます。

慣らし運転をする

「転職をした!前の職場とはおさらばだ!ここでまたイチから頑張るぞ!」と気合いを入れるのはとても良いことです。

しかし、ここで頑張りすぎないように気をつけましょう。

うつ病は日によって症状も変化してしまいます。

調子のいい日があれば、起き上がれない日もあります。

 新しい環境に身を置くというのも大きなストレスです。

最初は残業なしで、ゆっくり新しい環境に慣れてみましょう。

そして、できた一つ一つのことに対して自分を褒めてあげましょう。

いきなり無理はせず、少しずつペースを取り戻して自信をつけることが大事です。

服薬・通院を自分の判断で辞めない

うつ病が安定期に入ると、「もう大丈夫なのでは?」という気持ちが湧き上がります。

すると、通院や服薬に必要性を感じなくなってしまいます。

しかし自分一人の感覚が頼りの判断で通院や服薬をやめないで下さい。

特に抗うつ剤の服薬を急にやめてしまうと、「薬物離脱症状」になってしまう恐れがあります。

不安・不眠・睡眠障害・頭痛・嘔吐…様々な症状に悩まされ、更に現状を悪化させてしまう恐れがあります。

自分の判断に任せず、必ずお医者さんの判断に従いましょう。

規則正しい生活を心がける

うつ病になると、同時に不眠症を発症するケースがあります。

一度不眠症になると、なかなか一人で解消することは難しいです。

それはなぜか。

昼夜逆転の生活のまま仕事をするとなると、一睡もしないまま仕事へ向かうことになるからです。

そんな生活を続けていると、もちろん体調は崩れていきますよね。

するとうつ病が更に悪化してしまいます。

一人で抱え込まず、職場で働き方の相談をしてみましょう。

また病院でお医者さんに相談する、睡眠導入剤を処方してもらうなどの対処もしましょう。

気持ちや体調が優れない時こそ、規則正しい生活を心がけることが重要です。

ストレスを上手に回避する

うつ病の時の天敵といえば「ストレス」です。

ストレスを溜め込んでしまうと安定期に入ったのに、うつ病が再発してしまう恐れがあります。

ここで大事なのは一体何がストレスなのかを把握することです。

自分にとってのストレスは一体何で、どうすれば避けることができるのか、どう対処すべきかを理解できれば、ストレスを上手く回避していけますね。

仕事でのストレスは私生活にも影響していきます。

同じように私生活のストレスも仕事に影響していきます。

「理解し、対処する」ということが転職した後も無事仕事を続けるための大事なポイントです。

うつ病での転職のポイント

実際にうつ病での転職をする際、注意すべきポイントがあります。

それは転職をする際の心構えです。

このポイントをしっかり抑えると、格段に転職活動が、気持ちの面において楽になります。

決して、無理は禁物です。

自分のペースに合わせて転職するためにも、このポイントは抑えておきたいですね。

うつ病を受け止め自覚する

うつ病になった際に、初めは「まさか自分が?」と思う方が多いです。

しかし、今一度自分の現状を確認してみましょう。

不眠に悩まされたり、不安に押しつぶされそうになったり、じっとしていられないような焦燥感に襲われる時はありませんか。

心の傷は身体にできた傷よりも、目に見えることもなく、治る速度だって倍以上かかります。

身体はもちろん労わらなくてはいけませんが、それ以上に心を労ってあげなくてはいけません。

一度うつ病であることを受け止め、自覚することが何より大事です。

再発しにくいような仕事を選ぶ

もしも、うつ病の原因が「仕事」だとはっきりしているのであれば、転職する際は再発しにくいような仕事を選ぶことをオススメします。

例えば、ノルマの多い営業職で、復職しても変わらないプレッシャーを受けることによってうつ病が再発してしまう恐れがあります。

無理のないペースで再び働き出せるように、原因となったものは排除していきましょう。

自分に合った仕事、自分に合った生活ができるように仕事を選びましょう。

不安なら転職エージェントを利用する

もしも自分でイチから転職活動をするのが不安であれば、転職エージェントを利用するのもひとつの手です。

転職エージェントであれば、職探し・面接練習・履歴書の添削など、転職に特化したノウハウを持っています。

うつ病であることを正直に相談すれば、それを考慮して働きやすい職をプロが一緒に探してくれます。

とても心強いですよね。

選べる職の幅は少し変わるものの、なんとしても避けたいのはうつ病の再発です。

自分の健康をより優先できる選択ですね。

うつ病で転職エージェントを利用するメリット

うつ病の時に転職をしたい時、心強い味方が転職エージェントです。

うつ病の時こそ、転職するなら利用することでいい転職先が見つかる可能性を格段に上げられます。

一体なぜなのでしょうか?

それは主に精神面からの理由が大きいからです。

早速チェックしてみましょう。

ミスマッチを防げる

うつ病になって、まだ完治がしていない状態で転職先を探すのは、なかなか難しいですよね。

日によって状態にムラのある病気でもあります。

そんな中で、自分にとっていい環境の求人を吟味しなくてはならない、というのは少し厳しいです。

本当に自分にとって良い求人かどうか判断できずに、結果ミスマッチをしてしまうなんてことになってしまいます。

また、うつ病であってもなくても、転職のプロの視点からの意見があるのとないとでは大違いですよね。

求職から採用後まで万全のサポートが受けれる

転職エージェントはアフターサポートも充実しているところが魅力です。

特にうつ病ともなれば、転職までは上手くいったとしても、本番は実際に働き出してから、ですよね。

転職エージェントを利用すると、求職から採用後まで万全のサポートを受けることができます。

働き出してからの不安にも随時対応してくれるのはありがたいサポートですね。

不安やストレスが減る

一人で転職活動をするよりも、圧倒的に不安やストレスが減るのも、転職エージェントを利用する大きなメリットです。

転職のプロとともに求人を探せるのは大きな自信につながります。

何より、一人での転職活動に比べて、圧倒的に負担を減らすことができます。

うつ病になってしまった以上、できる限りの負担は減らすべきです。

転職ももちろん大事ですが、やはり大事なのは再発させないことです。

うつ病で転職エージェントを利用する時の注意点

うつ病で転職エージェントするのは良い方法ですが、利用する時に注意した方がいいポイントがあります。

せっかく利用するのであれば、フル活用したいですよね。

上手く活用するためにも注意すべきポイントを押さえていきましょう。

希望や条件、悩みなどはしっかり相談する

転職エージェントといえば、自分に合った仕事探しや親身なサポートです。

必ず希望の条件での仕事が見つかるとは言い切れませんが、現状を隠さずに相談した方が、より納得のいくサポートを受けることができます。

転職活動なども自分のペースに合わせてもらえるか、などの相談もしてみる価値はあります。

無理のない範囲で転職活動をするとなると、希望や条件・悩みなどはしっかり相談するのが良いです。

うつ病であること伝えたほうが良い

転職エージェントを利用するのであれば、うつ病であることは隠さずに伝えた方が良いです。

仮にうつ病であることを隠して転職活動が成功したとしても、うつ病への配慮がない職場を選ぶことになり、働き出してから苦しい思いをしてしまいます。

また、「転職先の職場に隠していた病歴がバレてしまった!」となると、信頼関係は大きく崩れてしまいます。

隠さずに自分も企業側も納得のできる転職活動にしましょう。

転職エージェントによっては診断書の提出を求められる

転職エージェントによっては、診断書の提出を求められる場合があります。

自分の現状を転職エージェントや応募する企業側にも知ってもらういい機会です。

現状が把握できていれば、お互いに安心して転職活動ができますよね。

また、転職エージェントもプロですから、場合によっては転職活動よりもう少し治療に専念した方がいいのではと判断してくれる場合もあります。

自分一人で進めるより、客観視した意見がもらえるはありがたいですね。

障害者手帳を持っている場合

転職エージェントを利用する時に、すでに精神障害者保健福祉手帳を持っている・取得手続きをしているのであれば、障害者雇用枠での求人から転職先を探すことになります。

障害者雇用枠での採用は一般求人よりも職種の幅が狭まってしまうケースが多いです。

しかしその分、企業側は障害を配慮した職場環境や職務内容を提示してくれます。

自分のペースに合わせた職場復帰がしやすい環境を選びやすくなりますね。

障害者手帳を持っているのであれば、最初から障害者専門の転職エージェントの利用をしてもいいですね。

障害者手帳はないがうつ病でつらい場合

精神障害者保健福祉手帳を持っていない場合、無理するのは良くありませんが、一般向けの求人に応募するしかありません。

そういった時に頼りになるのも転職エージェントです。

正直に転職エージェントに話して、どういった転職活動にしていくのかを相談してみましょう。

また、障害者手帳を取得することも選択肢の一つに入れてみるのもいいですね。

うつ病で転職する時に利用したい転職エージェント

うつ病で転職をするのであれば、やはりサポート面など安心ができる転職エージェントを利用したいですよね。

ここではうつ病の時でもしっかりサポートしてくれる転職エージェントを5つご紹介します。

自分に合った転職先を探すのと同じくらい、自分に合った転職エージェントを探すことも大事です。

ここで紹介するものを比べて、自分にはどの転職エージェントと相性がいいのか、判断材料にしてみてください。

パソナキャリア

「パソナキャリア」は誰に対しもサポート体制が丁寧であったり、レスポンスが速くて安心できるといった利用者の評価が高い転職エージェントです。

また求人件数は他の大手転職エージェントには及ばないものの、求人の質が高いという口コミも多いのです。

女性活躍推進を大々的に打ち出しているため、希望すれば女性のキャリアアドバイザいーに担当してもらうこともできます。

女性特有のことも理解してもらえるので、女性の転職も安心ですね。

マイナビエージェント

「マイナビエージェント」は業界ごとの専任アドバイザーがいるため各職種の転職事情も把握しており、自分に最適な求人の提案をしてくれる転職エージェントです。

また、専任アドバイザーだけでなく、企業担当アドバイザーも在籍しています。

企業担当アドバイザーとは、企業の人事と直接やりとりをするアドバイザーです。

職場の雰囲気であったり、求人票に載っていないようなリアルな企業事情も伝えてくれるので、心強いですね。

IT求人ナビ

「I T求人ナビ」はその名の通りI T業界専門の転職エージェントです。

専門ということもあって、具体的な話もできるのがありがたいですよね。

またスキルカウンセラーに相談することによって、自分の考えていた今後のキャリアパスとは違う、想像していなかったような道が開けることもあります。

自分でもまた把握できていないような、自分と相性の良い求人を探すことができるサポート体制です。

doda

「doda」は業界最大級の約10万件の求人の中から自分にぴったりの求人を紹介してくれる転職エージェントです。

面接の日程調節や書類・面接の対策や手続きについてのサポートも手厚いため、初めての転職でも安心です。

また自分専任のキャリアアドバイザーが担当して、最後までサポートしてくれます。

さらに電話やメールに加えて、ラインで気軽にやりとりできるのも嬉しいサポートですよね。

レバテックキャリア

「レバテックキャリア」はIT・Web系エンジニアやクリエイター専門の転職エージェントです。

アドバイザーが年に3,000回以上企業を訪れているため、現場のリアルな情報を常に把握しています。

またテクニカルカウンセリングで自分のアピールできる強みを教えてくれたり、親身なサポート体制が整っています。

うつ病で転職した時に再発を防ぐ方法

うつ病で転職が成功した時、気にかけないといけないのが再発です。

環境が新しくなるというのは、無意識のうちに大きなストレスになっています。

慣れるまではストレスはつきものです。

ここではそんなストレスをできる限り和らげる方法をまとめました。

再発を防ぐためにも是非、意識してみてください。

味方をつくる

うつ病であることを周りに伝えることのメリットは、周囲にうつ病であることを認知してもらえるということです。

うつ病は孤独を感じやすい病気である分、認知され、相談できる環境があるのは心強いです。

なかなか理解をしてもらえなくて苦しい思いもするかもしれません。

しかし、理解してもらい、症状が悪くなった日に心を休ませることができる環境づくりはとても大事です。

味方を作ることは長期的に働く際の大きな支えになってくれます。

今に集中する

うつ病になると、どうしても不安・絶望・後悔の念に襲われてしまいます。

そんな時、気持ちを切り替えるのはなかなか難しい話です。

しかし、そんな時こそ考えることを辞めてみて下さい。

「この調子で10年後・20年後は果たしてどうなっているのやら…」

そう思う日もあるかもしれません。

しかし、人生なんて明日死ぬかもしれないのです。

漠然とした未来に不安を抱いたら一度その考えをシャットアウトしてみましょう。

今、生きているこの瞬間に集中することはとても大事な感覚です。

少しでもすぐにやる

うつ病というのは、日によって調子の良さが変わってしまいます。

昨日できていたことが今日はできない、ということも頻繁に訪れます。

しかしそれは仕方のないことです。

「お、今日はできるぞ!」という日に少しでも、すぐにやる意識を心がけてみましょう。

すると、昨日はできたのに今日はできないという日でも、昨日前倒しでやった分、心に余裕が生まれます。

最初はほんの少しで大丈夫です。

出来るときに、出来る分だけを積み重ねると自信にも繋がりますよ。

休む勇気を持つ

うつ病になって転職をすると、うつ病になる前と、どうしても比べてしまいます。

しかしうつ病が再発しないために重要なことは、「休む」ことです。

「前はもっとバリバリ働けていたのに」

「仕事を休むと周りの人に迷惑をかけてしまう…」

しかしうつ病が再発してしまったら、長期の療養期間、自分のキャリアや体調にも大きなダメージを与えます。

しんどくなってしまったら、一度立ち止まって休むという勇気を持つことが大事です。

仕事の成果は足し算で

うつ病を抱えながら仕事をしていくと、どうしてもミスをしてしまったときに自己嫌悪に陥ります。

「できなかった・間違えた」というマイナスなことをどんどん拾ってしまうと、どうしても気分は落ち込みますよね。

そんな時こそ、「できた」というひとつひとつにより注目して、足し算のように積み上げてみましょう。

考え方をネガティブからポジティブへ…と根本的に変えることはなかなか難しいです。

しかし、「できた」事実を積み上げていく習慣ができれば、マイナスの評価に引っ張られることも減らしていけます。

気持ちのバランスを取るには、マイナスだけではなくプラスの気持ちも拾ってあげましょう。

劇的に変わろうとしない

うつ病とは、急に、劇的によくなるような病気ではありません。

一度なってしまうと、調子のいい日・悪い日を繰り返し長期的なスパンで付き合っていかなくてはなりません。

ダイエットでも、急激に痩せたと思ったらリバウンドするように、うつ病も「回復した!」と思った時ほど調子が悪くなってしまい絶望してしまいます。

調子が悪い、もうダメだと思っている時でも、長期的にみてみると実は回復途中にいるのかもしれません。

長期的な目でみることを意識することが重要です。

まとめ

うつ病から転職するには、再発に気をつけなくてはいけません。

再発してしまうと、やはり体やキャリアに大きくダメージを与えてしまいます。

そして、再発に気をつけるためにも、転職にも気をつけなくてはいけません。

転職活動に少しでも不安がある場合、転職エージェントを利用するのもひとつの手です。

転職のプロと相談しながら自分のペースで自分に合った仕事を見つけましょう。

【執筆・監修】弥山大生

1986年熊本県生まれ。別府大学文学部卒業。
商社や印刷業を経て、フリーランスのライター兼キャリアアドバイザーとして活動。マネジメントやビジネス経験を活かし、就職・ビジネスライターとして月に30本ほど執筆・監修を行う。このブログでは、転職やフリーランスで成功したい方を全力でサポートするため有益な情報を発信。

詳しいプロフィールを見る

【執筆・監修】弥山大生をフォローする
就活・転職生のための情報サイト「Bizlink」
タイトルとURLをコピーしました