今回はヒトツメ株式会社、取締役 小柳氏にお話を伺ってきました。
「シュウカツ部!」だけの特別なインタビューです。
ぜひご覧ください!
会社名称 | ヒトツメ株式会社 |
取締役 | 代表取締役 木山和英
取締役 小柳智和 |
設立 | 2020年12月 |
主な事業 | 1 人材紹介
2エージェント支援 3 採用コンサルティング |
社員数 | 15名(取材時) |
会社所在地 | 〒102-0074 東京都千代田区九段南一丁目5番6号りそな九段ビル5階 KSフロア |
会社HP | https://hitotume.co.jp/ |
①事業内容についてお伺いします。
弊社は主に、新卒に特化した企業の採用支援を行う会社になります。
事業内容は「新卒紹介」と「エージェント支援」「採用コンサルティング」の3つになります。
新卒紹介に関しましては、企業様から「こういう人が採用したい」とオーダーいただき、企業の採用用件に合う学生を見つけて紹介を行います。
エージェント支援は、同業他社との協業で、企業サイドの採用コンサルタントが弊社。そして学生の就職支援をするキャリアアドバイザーを同業他社に担ってもらいます。
この2つでマッチングを行っております。
採用コンサルティングは、新卒紹介に関わらず、各種ナビ媒体やスカウト系メディアなどとアライアンスを組んで、採用に関してトータルで提案しております。
ですので新卒採用に関しましては、全てに対応できるようになっております。
②採用されやすい学生の特徴は?
「自己理解力がある人」「実行力のある人」だと思います。
自己理解力は就活で大事なことです。
まずは自分が何者なのか。
どんな時に成果を出せるのか。その時の障害と障害を乗り越えた自分の強みは何か。強みや自身の価値観を理解し、それを相手がイメージできるよう客観的に伝えることができる方は優秀な人が多いです。その結果、自分は企業や仕事で活躍できると面接官にアピールできるので好感度が高いです。
あとは、実行力のある人です。
実行力のある人は単純にチャレンジしている回数が多く、人よりも多く経験値を重ねているので魅力的に感じます。
逆に採用されづらい学生の特徴としては、自分に対する理解が乏しい学生です。
「思考しようとしない」「考えることを止めてしまう」方は自己理解が低いため、面接官もその人がどんな方かわからずそもそもジャッジができず採用されないケースは多いです。
③おすすめの自己分析の方法はありますか?
過去を振り返ることです。
自分が一番本気になれた瞬間や一番パフォーマンスが上がった時の事を振り返るのが重要です。
当時がどんな環境だったか、なぜその時にパフォーマンス上がったのか、因数分解して振り返ることが大切です。例えば、部活動とすると指導者が厳しい部活のほうが成長する人もいれば、自由度が高い方が成長する人もいます。人によって成長しやすい環境が違いますので、過去を振り返りパフォーマンスが上がった瞬間を紐解いていく方が良いですね。
しかし、最近の学生さんは「そういう経験がない」と仰る方が多いです。経験の大小は問いません。大切なのは、その時がどのような環境であり、なぜ頑張れたのかを理解することです。
④良い会社の特徴はどのようなものですか?
人によって良い会社の定義が異なりますので難しいですね。
もし、とにかく早く成長したいと思っているのなら早くから現場に出れる会社がオススメですし、色々教えてもらわないと進めない方には、教育環境や研修制度が長くある会社が良いと思います。
個人的に魅かれる会社は「ミッション浸透が高く、リスペクトし合える会社」です。
掲げているミッションや目標が明確であり、かつ帰属しているメンバーがきちんと語れる会社。
そして人には凹凸が必ずあるので組織のパフォーマンスを向上させるためには、強い所は活かし、弱い所は補い合うことが重要。
だからこそ、お互いが認め合い、リスペクトし合える会社が良い会社と感じます。
⑤就活生が企業を選ぶ上で大切だと思うことは何ですか?
自分の未来を描くことです。
自分のやりたい事、手に入れたい事、生活したいスタイルだったり、未来の自分を描いていくことによって選ぶ企業は変わっていきます。
また時間軸も重要です。
キャリアを優先するのか、休暇を優先するのかだけでなく、20代はキャリア、30代はライフワークバランスなど時間軸を入れることで大きく選択が変わります。
例えば、私の場合自分のやりたいことが実現するために、裁量権もって働けるかという事と自分が勝てる環境を大切にし、企業選びを行っていました。
自分が勝てる場所で働かないと、いくら裁量権を持てる環境だとしても裁量権は得られません。影響力あるポジションに付くためには、自分の勝てる環境を選択することは大切な事と捉えています。
⑥ガクチカを伝える上で大切な事は何ですか?
会社で活躍できる人物像とガクチカのエピソードを重ねて伝えることが大切です。
企業はあくまで、会社で活躍できる人か見るために面接をしていますので、自らが話したいことを話すのではなく企業目線を持ち過去経験より、自身が会社で活躍できると根拠をもって伝えらえるかが重要です。
ガクチカというと、勝手に大学時代にフォーカスして選びがちですが、高校・中学の人生において一番頑張ったことでも実は大丈夫です。
中途半端に頑張ったことを話すよりは、自分が本気で頑張ったと思えるエピソードを選択することです。
⑦最後にPR事項、学生に向けたアドバイスをお願いします。
弊社は「IPPOS(イッポス)」という就活に特化した完全無料Q&Aサイトのサービスをリリースしています。就活生を16年見てきて、正しい就活を作りたいなという思いから、このサービスを始めました。
毎年、就活に対する不安や、落ちることで批判されていると感じたりする方は非常に多いです。先輩など相談できる機会がない、一方で友達はライバル。その結果、誰にも相談できず自分一人で就活をし孤立していく。この「孤立した就活から、安心できる就活に変える」ために就活Q&Aを立ち上げました。
生々しい話ですが、学歴によって行きやすい会社、行きにくい会社というのは実際にあります。しかし、公に企業やエージェントは公言出来ません。できない理由があります。
このようなリアルな話を「IPPOS(イッポス)」では利害がない経験者だからこそ実体験をもとに伝えることが出来ます。そういった背景から、よりリアルな話を知ることができるように、匿名性ではありますが大学名だけは入れて貰うルールにしております。
是非、ご活用下さい。
最後に、就活生に向けたアドバイス。
就活は情報戦です。「とことん周りに頼りましょう!」
無駄なことはないですが、一方で時間は限られています。だからこそ効率的に動くことが求められます。頼ることがいけないと思っている人、迷惑なのではないかと感じている人は少なくないと思います。
しかし、案外頼られて嫌な気分になる人はいないです。
身近な大人でしたり、バイト先の先輩や友達。情報交換こそ、就活力を上げるためには大切な事ですのでとことん頼りましょう!
↓就活生必見の就活Q&Aサイト IPPOS(イッポス)はこちらから!