労働環境

パワハラ会議のセリフが話題に!鬼舞辻無惨とブラック企業の共通点とは?

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大ブームを巻き起こしている漫画「鬼滅の刃」の登場人物、鬼舞辻無惨のパワハラ会議が話題になっていますね。

次々と浴びせられる恐ろしく残酷なセリフに、震えあがった鬼たちが処刑されていくシーンが印象的です。

しかし、これは漫画の世界だけの出来事ではありません。

現実社会にある企業の中でも同じような現象が起きており、問題は尽きないのです。

鬼舞辻無惨とブラック企業は、まさによく似ています。

パワハラ会議で無惨が言ったセリフを聞いて、職場での理不尽なパワハラを思い浮かべた人は少なくないはずです。

実際に無惨のセリフと現実にあるパワハラ発言を比較してみましょう。

「どうして自分がパワハラのターゲットにされているのだろう」

「パワハラが原因で会社を辞めたいが、簡単には辞められず悩んでいる」

「もしかしたらパワハラしてしまっているかも知れない」

このように思っている人は、ぜひ最後まで読んで下さい。

パワハラ会議とは?無惨のセリフとパワハラ発言の比較9選

そもそも「パワハラ会議」とは、嫌がらせをしたり威圧的な言動をしたりする「パワーハラスメント」が含まれている会議のことを指します。

漫画「鬼滅の刃」では、鬼の首魁である「鬼舞辻無惨」が上位の鬼たちを集めて責め立てたことで、一連のシーンを見た読者から「パワハラ会議」と呼ばれるようになりました。

無惨のパワハラ会議では、かなり厳しい口調で残酷なセリフが鬼たちに浴びせられています。

では実際にパワハラ会議で無惨が言ったセリフと、現実にあるパワハラ発言を比較してみましょう。

①『頭を垂れてつくばえ、平伏せよ』

⇒土下座しろ

何かミスをしたり、ミスをしなくても気に入らないことがあると難癖をつけて土下座させるというパワハラ行為です。

自分が優位に立ちたいという気持ちから、土下座を強要します。

例え上司でも、土下座の強要は絶対にあってはならないことです。

まして、他の人が見ているところで土下座させられたら余計に屈辱的ですよね。

②『誰が喋っていいと言った』『貴様共の下らぬ意思で物を言うな、私に聞かれたことにのみ答えろ』

⇒お前に発言権はない・お前の考えは下らない・お前の意見は却下だ・無視をする

発言や意見することを認めてくれないパワハラ行為です。

意見を出せなければ仕事に支障をきたしますし、そもそも会話や意見交換がないなら会議として成立しません。

仮に何か発言しても無視をするという、嫌がらせやいじめに似た行為をされることもあります。

③『お前は私が言うことを否定するのか。』

⇒口答えするな・イエスマンになれ

後で出てくる⑥〜⑧と似ていますが、「自分が絶対的存在」であることを象徴するパワハラ発言です。

何でも言う通りにしていたら、このような人は尚更つけあがってパワハラがエスカレートしていきます。

理不尽な要求にははっきり「NO」と断る勇気が必要です。

④『何故私がお前の指図で血を与えねばならんのだ。』

⇒お前の要求はきかない・お前のために使う時間はない

他人のお願いや交渉に全く応じないパワハラ行為です。

例えば作成した資料をチェックしてほしい時、このように断られてしまったら仕事が進みません。

そしてこの場合、特に断る正当な理由もなく、ただ嫌がらせで言っているパターンが多いです。

⑤『甚だ図々しい、身の程をわきまえろ。』

⇒図々しい・お前は私より偉いのか・身の程をわきまえろ・生意気だ・何様のつもりだ

「自分は偉い」と思っている上司が部下を見下す、典型的なパワハラ発言です。

例えば定時であがろうとした時、「いいご身分だな」なんて言われたことはありませんか?

自分の仕事をきっちり終わらせているのだから、定時で帰ることに文句を言われる筋合いはありません。

仕事をするうえで上司に対する敬意は必要ですが、見下されるのは間違いです。

「使えないな」も特に多く言われがちなパワハラ発言となります。

⑥『黙れ。何も違わない。私は何も間違えない。』

⇒黙れ・私が正しいに決まっている・お前が間違っている

自分の間違いやミスを認めず、責任をなすりつけてくるパワハラ発言です。

「黙れ」などと言われてしまったら、怖くて指摘もできません。

思い通りにならければ他人を非難する、自己中心的な考え方です。

⑦『全ての決定権は私にあり、私の言うことは絶対である。』

⇒私の考えがすべてだ・私の命令は絶対だ

もはや自分を神様かなにかと勘違いしていまっているかのようなパワハラ発言です。

「私次第でお前をクビにできるんだぞ」などと言われたことがある人もいるのではないでしょうか。

威圧感から、逆らえずに言いなりになってしまう人も多いようです。

⑧『お前に拒否する権利はない。私が正しいと言ったことが正しいのだ。』

⇒私の言うことをきけ・私がすべて正しい

これも⑥・⑦と同じく、自分が偉いと思っている人のパワハラ発言です。

間違いを認めず、むしろ自分以外が間違っていると思っています。

黒い物でも「白」と言ったら白にしてしまう、傲慢な性格です。

⑨『お前は私に指図した。死に値する。』

⇒誰に物を言っているんだ・死んで詫びろ・クビだ

「死ね」や「クビだ」という言葉はかなり問題発言ですが、意外と多いです。

こんなこと言われたら怖いですし、なにより心が酷く傷付きます。

しかし逆らえないのをいいことにエスカレートして暴力に発展するケースや、最悪の場合は自殺にまで追い込まれてしまうケースも有り得るのです。

パワハラされやすい人、されにくい人の違いとは?

鬼舞辻無惨のパワハラ会議では無惨が絶対的存在だったので、集まったすべての鬼たちに酷いセリフを浴びせていました。

しかし現実社会では、同じ職場の全員がパワハラをされるというケースはそう多くありません。

同じ職場内でも、パワハラのターゲットは限られてくるのです。

パワハラされやすい人の特徴としては、

  • 真面目で従順
  • コミュニケーション能力が低い・おどおどしている
  • 仕事を覚えるのが遅い・ミスが多い
  • 自分に自信がない
  • 空気が読めない・思ったことをすぐ口にしてしまう
  • 自分は「仕事ができるエリートだ」と過信している
  • 要領が悪い・手際が悪い
  • 私生活が充実している(俗に言う「リア充」)

などが当てはまります。

反対にパワハラされにくい人の特徴は、

  • 仕事の能力が高い
  • 社交的で職場に味方が多い
  • 空気が読める・気配りができる
  • 断る勇気を持っている
  • 自信がある・堂々とした立ち振舞
  • 上司に対して自然にヨイショができる・世渡り上手

など、社交的で仕事ができる且つ要領がいい人です。

前者がパワハラ会議で無惨に処刑された鬼たちであるのに対し、後者は唯一処刑されなかった「魘夢」というキャラクターに値します。

もちろん、パワハラをする張本人が一番悪いですが、パワハラをされる側にも何かしらの要因があるということも知っておきましょう。

実は弱い?パワハラをする人の特徴と心理

どれだけ問題視されていても、パワハラは減るどころか日々増え続けています。

なぜパワハラをしてしまう人が後を立たないのでしょう。

答えは「パワハラをしている自覚がない」という人がほとんどだからです。

近年では同僚や部下からのパワハラも増えていますが、やはり多いのは上司からのパワハラ。

上司として部下を「教育」「指導」して、むしろ部下のためを思っての叱咤激励だとねじ曲がった解釈に至り、それは上司として当たり前の行動であると思い込んでしまいます。

実はパワハラをする人の特徴は、

  • 自分に自信がない=他人に舐められることを恐れている
  • 人に認められたい・評価を上げたい
  • 厳しく指導されてきた=自分がされてきた指導が正しい
  • 自分より優秀な部下が許せない=役職を奪われるかも知れない
  • 自分の思い通りにしたい
  • 劣等感を持っている=優位に立ちたい

などが当てはまります。

パワハラをされることで恐れてしまいがちですが、パワハラをする人は本当は弱い人間なのです。

最強の存在だった鬼舞辻無惨も、パワハラ会議中のセリフをよく見ると、実は誰よりも自信がなくて常に何かに怯えているということが推察できます。

「弱い犬ほどよく吠える」という言葉がありますが、まさに病弱だった過去がバレないよう強い言葉で制圧する無惨そのものです。

パワハラをされた時の対処法や解決策とは?

では、パワハラ被害にあってしまったらどうすればよいでしょう。

パワハラの相手が鬼舞辻無惨だったら死物狂いで耐えるか命を落とすかの2択ですが、現実社会なら解決策はあるのでご安心ください。

とはいえ、どこかへ相談したいけれど「パワハラをしてきている相手にバレたらどうしよう・・・」と思って行動に出られない人も少なくありません。

実際、下のグラフを見てもわかるように「何もしなかった」と答えた人が多いのが現状です。

出典:一般社団法人カウンセリングルーム BigSmile

誰かに相談するためには、まずパワハラの証拠を集めることが重要です。

事細かにメモをとったり、可能であればボイスレコーダーで会話を録音したり、写真や動画も有力な証拠となります。

何の証拠も準備せずにパワハラを訴えたところで、そのような事実はないと言われてしまったらおしまいです。

しかし、証拠を集めるのが難しい人もたくさんいます。

最終的な結論としては、「会社を辞める・転職する」というのが一番手っ取り早い解決手段です。

近年では「退職代行サービス」というものがあるので、辞めたいのに辞めさせてもらえない場合やパワハラが原因の退職であることを言いづらい場合は利用するとよいでしょう。

退職代行サービスを使えば自分自身で会社に連絡しなくていいので、辞めさせてもらえないとか言いづらいといった心配がなくなります。

ただし、トラブルなく確実に辞めるには、信用できる退職代行サービスの企業を探すことが必要です。

「パワハラが改善してくれれば・・・」「せっかく今まで我慢してきたから・・・」という人もいますが、パワハラを見抜けないブラックな会社にしがみつく必要はありません。

もっと環境が良く、自分に合った会社を見つけましょう。

まとめ

話題になっているパワハラ会議のセリフと、現代社会におけるパワハラ発言を比較してみましたが、いかがでしたか?

漫画と現実の大きな違いは、解決策があることです。

パワハラされることは、苦痛以外の何ものでもありません。

取り返しがつかなくなる前に、勇気を出して一歩踏み出してみましょう。

パワハラをしない・されないために、この記事がお役に立てれば幸いです。

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