- 副業したいけどおすすめの仕事はなに?
- フリーランスとして活躍したい!
- 仕事はあるだろうか?
- 収入が不安定なのでは?
- 未経験でも大丈夫かな?
あなたは、このような悩みをおもちではないでしょうか?
新しく未経験の分野にチャレンジするのはかなりのエネルギーが必要ですよね。
そこで、これまで多くの副業を経験しフリーランスになったわたしがあなたの悩みを解決します。
その中でも、いま注目の「Unity」について7つのポイントを解説していきます。
7分くらいで読める記事ですが、参考にしてもらえばあなたにぴったりのお仕事が見つかることでしょう。
Unityってなに?
Unityはアメリカのユニティー・テクノロジーズ社が開発したゲームエンジンです。
ゲームエンジンとはゲームを簡単に作るための手助けをしてくれる便利なツールです。Web上には、対応プラットフォームや性能が異なるゲームエンジンが多数存在しています。
Unityの登場によってゲームづくりのコストが大幅に減り、今ではゲーム業界だけではな く他業界もUnityを使っています。今後もUnityを使う企業がどんどん増えていくでしょう。
では、さっそくゲームエンジンとしてUnityにはどのような特徴があるのでしょうか。
ここではUnityの3つの特徴についてご紹介します。
ゲーム開発が簡単にできる
ゲーム開発に特化したツールのため、従来よりも制作時間を短縮する上にコストも大幅に削減した高度なゲーム開発ができます。アセットという拡張機能が充実しておりアセットストアから取り入れることも可能です。
マルチなプラットフォーム
UnityはWindows、Macなどのデスクトップ、モバイル、ゲーム機などに幅広く対応しています。Unityで制作したゲームはほぼすべての端末で利用できます。
ノンプログラミング
簡単な3Dゲーム制作にプログラミングは必要ありません。従来、初心者には難しいとされてきた3Dゲーム開発をはじめ、キャラクターを動かしたり、ゲームステージを設置したりすることが容易にできるようになっています。
このようにUnityはゲーム制作に必要な機能がフルセットで用意されているため専門知識のない素人でも簡単にゲームを作れるのです。
さらに、一部のゲームエンジンは機能に制限はありますが無料でダウンロードできるものもあります。
次に、Unityが採用された作品事例をご紹介します。
- 『白猫プロジェクト』:本格3DアクションRPG
- 『ポケモン GO』:Unityの代表作!現実世界そのものを舞台とした体験型ゲーム
- 『スーパーマリオラン』:スーパーマリオのアプリ版
- 『teamLabBody』:世界初!生きた人間の動きを再現した3D人体解剖アプリ
- 『visiMax Mobile』:建物内部や外部の様子をVR(仮想現実)でリアルに立体感あふれる擬似空間を体感できる広視野角視覚シミュレーター
「でも、Unityができる前はどうやってゲームを作っていたのだろう?」と思う方もいらっしゃると思います。
Unityが登場する前はゲームを作るとき必要な機能をイチから作らなければなりませんでした。
例えば、音声再生機能、画像や文字を描画する機能、3Dモデルの配置管理機能など。
画期的なツールが登場したおかげで必要な機能をはじめから作る作業がなくなり初心者のゲーム制作のハードルがグンと下がったのです。
インターネットやスマートフォンの普及とともにゲームの存在はより身近になっている時代です。
ゲームを作るために必要なツールがパッケージ化されている上に、専門的な知識が必要ないならゲーム好きな人やオリジナルのゲームを作ってみたい人にはもってこいのツールではないでしょうか。
Unityの案件内容
主な仕事はUnityのゲームエンジンを基盤としたゲーム開発です。
またUnityを扱うプログラマーやエンジニアは「Unityエンジニア」と呼ばれています。
では、実際に主な仕事内容を見ていきましょう。
ゲーム開発
ゲーム業界において主な仕事は開発作業です。
具体的にはストーリーやシナリオに沿って描画処理やキャラクターの動作などを組み込む作業をします。
Unityには汎用的な処理がフル装備されているためプログラミングスキルをもたない人でも扱えるようになっています。
行動ロジックの調整
ゲーム内で使用するAIの行動ロジックを調整する作業を行います。
AI技術が進歩しゲームにAIを組み込むことが当たり前になると、さらに重要度が増していきます。
ゲームのテスト・修正・保守
試作段階のゲームをテストし問題点が見つかればその修正を行ったり、ゲームをリリースしたあとのメンテナンスなど定期的な保守業務も行います。
「プログラミングの知識がないと厳しいのではないか」という声も聞こえてきます。
しかし、テストや修正・保守程度であれば、プロレベルまでのプログラミングスキルは必要ないです。
Unityフリーランスの気になる報酬
フリーランスの年収は経験年数や扱える言語によって報酬に差が出ます。
また、どのような案件を選ぶか、クライアントとの交渉などによっても個人差が出てきます。
会社員からフリーランスになる理由として最も多いのは「会社員よりフリーランスの方が 高単価の金額を得られるから」です。
未経験~実務経験1年ぐらいであれば300万~400万円、実務経験3年くらいになると600万円~700万円ぐらいです。
一方、会社員のスタート年収は300万円台ですが、経験を積んで知識が増えたとしても平均年収は500万円くらいが上限と言われています。
企業に従事していると年収の限界があります。
個人事業主として開業したり、フリーランスで働くメリットは自分の好きな分野で実力を試すことによって新しい可能性が生まれてくることです。
Unityエンジニアは未経験から目指せる?
結論から言えば可能です。
Unityは駆け出しにぴったりです。無料で各種OSのゲームが作れたり、技術を覚えるのに最適だからです。さらに、報酬が低めの案件であればそれほどキャリアがない人にとっても業界に入りやすいというメリットがあります。
未経験でも、はじめは低めの報酬で仕事を覚えスキルが上がるにつれて高額案件にチャレンジしていくというように段階をふんで仕事をとっていきましょう。
また、プログラミングのスキルはある程度必要ですが、プロレベルまでのスキルは不要です。
Unityが登場してから経験の少ないエンジニアでもゲーム開発に携わりやすくなっています。未経験からのUnityエンジニアはフリーランスのスタートにおすすめです。
Unityエンジニアに必要なスキル
Unityエンジニアになるにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。
次は必要なスキルをご紹介します。
Unityを利用したゲーム開発
自作のアプリやゲームを作ってみることをおすすめします。
趣味での制作はあなたの強みや実績になります。
また、仕事をとる際にあなたの実績や力量がわかるポートフォリオを提示してアピールしましょう。
クリエイターやエンジニアの業界ではポートフォリオを求められることが多いです。
公式サイトから無料のUnityをダウンロードし操作してみましょう。
拡張言語(C#)のプログラミング
Unityでは主にC#が使用されています。コーディング・テスト・バグフィックスができるレベルなら案件獲得に有利です。
Unityの仕様や操作に関するスキルはそんなに高いハードルではありません。C#の習得に時間をかけながらUnityでゲーム制作を進めてみましょう。
メモリ使用量とアセットの調整
Unityは3Dモデルを多用するのでメモリ量が不足し動作が停止することがあります。
プロファイラー機能を用いて、どのアセットがどれだけのメモリを消費しているかを追跡し調整するスキルが必要です。
3Dモデリング
本来、3Dモデリングは「3Dモデラー」と呼ばれる職種が担当する業務です。
Unityを用いた開発では、Unityエンジニアが3Dモデリングを担当することがあります。
Unity関連の情報収集スキル
IT業界の情報を把握するために常にアンテナを張っておきましょう。
クライアントが求めるクオリティーに近づけたり知見を広げることに繋がります。
まったくの未経験でも仕事はできますが、ある程度のスキルがあった方が言うまでも なく有利です。
仕事を進めながらあなたのペースでスキルを身につけていきましょう。
Unityエンジニアの将来性
Unityの求人案件は今後も増加しエンジニアのニーズがなくなることはないでしょう。
また、フリーランスのUnityエンジニアは間違いなく活躍できます。
むしろ人材不足でたくさんある案件の中から選べる状態なのです。
さらに活躍の場所はゲーム業界だけではありません。
例えば、映像分野、鉄道業界、航空業界、不動産業、医療機器業界など他にも増えていくでしょう。
近年、VR(仮想現実)やAR(拡張現実感)はゲーム業界以外にも企業研修で導入されることが多くなっています。
そのためゲーム開発やVR市場が大きくなりUnityを使える人材を求める企業も増え始めています。
インターネットが普及しスマートフォーンで楽しめるようになってから、ゲーム業界は急激に拡大しました。
もはやゲームは無駄な娯楽ではなく必要とされる娯楽に変化しています。
また、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉えるeスポーツも盛り上がっています。
「ファミ通ゲーム白書2019」によると年々ゲーム市場は右肩上がりになっています。その上オンライン市場は国内の7割を占め増加するばかりです。
今後もUnityを使う場面が増えるたびにフリーランスエンジニアの必要性は高まっていくでしょう。将来性が高く今後も成長が期待できる業界にいると言えます。
まとめ
ここまでご紹介した内容をまとめました。
1.Unityとは
ゲームを簡単に作るための手助けをしてくれる便利なツール
2.Unityの案件内容の例
- ゲーム開発
- 行動ロジックの調整
- ゲームのテスト・修正・保守
3.Unityフリーランスの気になる報酬
- 未経験~実務経験1年ぐらいであれば300万~400万円
- 実務経験3年くらいになると600万円~700万円
- 案件のとり方やスキルによって個人差あり
4.Unityエンジニアは未経験から目指せる?
- 経験の少ないエンジニアでもゲーム開発に携わりやすい
- 初心者が技術を覚えるのに最適なため駆け出しにピッタリ
5.Unityエンジニアに必要なスキル
- Unityを利用したゲーム開発
- 拡張言語(C#)のプログラミング
- メモリ使用量とアセットの調整
- 3Dモデリング
- Unity関連の情報収集スキル
6.Unityエンジニアの将来性
- 活躍の場所はゲーム業界だけではない
- フリーランスのUnityエンジニアは今後も間違いなく活躍できます
Unityは操作が簡単なので、プログラミング未経験からでも始められます。
今回ご紹介した内容を参考にすることで、あなたに合った仕事を見つけられるでしょう。
でも、本当に未経験からUnityエンジニアとしてやっていけるのか不安になる方も多いと思います。
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