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早めに動いて内定ゲット!2024年卒の就活スケジュールとは?

「2024年卒の就活スケジュールと言われても、まだ3年生になったばかりだから余裕があるのでは?」

などと、就活をまだまだ先のように考えている2024年卒生は多いことでしょう。

 

しかし、学部3年生/大学院1年生の6月からインターンはスタートします。

そのため、今から動いても早すぎるということはありません。

 

この記事では2024年卒生へ

  • 2024年卒の就活スケジュール
  • 内定を貰うための就活のポイント
  • 内定を貰うためのインターンシップ先選び

を解説します。

早めに動いて、早く内定をゲットしましょう。

 

2024年卒の就活スケジュール

まずは、2024年卒の就活がどのようなスケジュールになっているのかを説明します。

  • 2022年6月からインターンスタート
  • エントリーや会社説明会などは2023年3月
  • 本選考は2023年6月から

この3点について、一つひとつ見ていきましょう。

 

2022年6月からインターンスタート

2022年6月からインターンはスタートします。

のんびり構えている2024年卒生にとっては、「え?もう?」という感覚になるかもしれませんね。

インターンに参加するメリットはたくさんあります。

 

例えば、あなたがまだどのような仕事につくかはっきりイメージできていない場合、サマーインターンに参加することにより、働くことがイメージできるかもしれません。

もし、インターンに参加した企業の仕事内容に興味を持てなければ、興味のない分野がわかるという収穫を得られます。

 

インターンによって、どのような業務内容かを知ることにより、業界分析・企業分析に深みが出るでしょう。

また、エントリーシートにそのエピソードを記入したり、面接で自己アピールしたりするときに使えます。

 

期間も1dayのインターンから1カ月以上のもあり、企業によって異なります。

プログラム内容もいろいろあるため、情報を集め、あなたの興味のある企業、プログラム内容、参加できる日程などにより、参加するインターンシップを決めてください。

 

エントリーや会社説明会などは2023年3月

企業へのエントリーや、会社説明会は2023年3月から始まります。

3月からは、かなりスケジュールがタイトになるでしょう。

 

まず興味のある企業にエントリーしますが、ここでエントリーしたからといって必ず選考を受けなければいけないわけではありません。

会社説明会などに参加して、もしあなたが思っていたような企業でなければ、エントリーシートを提出しなくても大丈夫です。

 

しかし、企業にエントリーしなければ、そこから先の会社説明会やエントリーシート提出のスケジュールなどがわからないため、興味がある企業には必ずエントリーをしておいてください。

本命の企業しかエントリーしない、大企業しかエントリーしないとすると、もしそこがダメだった場合に「持ち駒」がなくなります。

気持ち的にも余裕がなくなってしまうため、興味のある企業には多めにエントリーするのをおすすめします。

どの企業のエントリーシートも自己PRやガクチカ記入欄があるため、先に準備しておけるところは、準備しておきましょう。

 

本選考は2023年6月から

本選考が始まるのは2023年6月からです。

書類選考や筆記試験、面接などが行われます。

6月1日からは内々定も出始めます。

 

友だちの中でも、内々定が出たという話も聞くでしょう。

そのような話を聞くと焦るかもしれませんが、焦りは禁物です。

就活は早さを競うものではありません。

 

あなたにマッチした就職先を見つけるというのが、就活の一番の目的です。

早く内定が出たとしても実際に就職してみたらイメージと違い、仕事のやる気を失ってしまうことになると、あなたと企業の双方にとってよくありません。

 

就活のスケジュールに沿って採用活動をしている企業の他にも、年間を通して通年採用している企業、秋に採用活動をする企業もあります。

内定を貰えるならどこでもいいという姿勢ではなく、じっくりとあなたに合った就職先を探しましょう。

 

2024年卒で内定を貰うための就活のポイント

あなたの希望する企業から内定を貰うための、就活のポイントは以下の通りです。

  • 全体的に早めの行動がおすすめ
  • 自己分析は最初に済ませておく
  • インターンシップには参加するのがベスト
  • オンラインでの対応に慣れておく
  • ガクチカは意外とどんな人でも持っている

一つひとつ詳しく説明します。

 

全体的に早めの行動がおすすめ

就活の成功ポイントの一つが、早めの行動です。

2023年3月からエントリーが始まりますが、それまでにどれだけ準備できているかが鍵になるでしょう。

 

例えばインターンにしても、2023年3月になってから、どこかの企業のインターンに参加したいと思っても難しいでしょう。

その時点で、着々と準備していた学生よりも一歩も二歩も出遅れています。

 

早めに行動していれば、途中でなにか失敗しても、迷うことがあっても、まだ時間の余裕があるため挽回できます。

ギリギリのスケジュールで就活をしている場合は、そうはいかないでしょう。

何かおかしいなと思ったとしても、時間がないため立ち止まって考えられません。

違和感を抱えたまま就活することになり、結局本領発揮できなかったり、もっと違う方法があったのではと後悔したりするかもしれません。

 

2024年卒生は、今すぐ就活の準備を始めましょう。

就活のサイトに登録し、先輩たちの就活体験記を読んだり、インターンの情報を集めたりすることをおすすめします。

 

自己分析は最初に済ませておく

自己分析は、就活の軸になるものです。

就活を始めると、とにかく情報の多さに圧倒されることでしょう。

さまざまな業界、さまざまな企業、そしてその企業ごとに経営理念が異なりますし、福利厚生なども違います。

 

その中から、どのようにしてあなたにマッチする企業を選べばいいのでしょうか。

そのとき頼りになるのが自己分析の結果です。

 

あなたはどんな人間で、何に興味があり、何に価値を置いているのでしょうか。

どんな基準で行動し、どんな環境で働くとやりがいを持てるのでしょうか。

自己分析をしっかり行えば、このようなことが明確になるでしょう。

 

すると、自ずとどのような企業で働くのがあなたの幸せにつながるかが、見えてきます。

もしも自己分析をしっかりとすることなしに、就活に臨んだならば、何を基準にして働きたい企業を選べばいいのかわからなくなるでしょう。

 

このように自己分析はとても大切で、しかも2,3日でできるものではありません。

そのため、最初に自己分析から始めましょう。

 

インターンシップには参加するのがベスト

インターンシップに参加するのを迷っているならば、ぜひ参加しましょう。

実際に体験してみてわかることはたくさんあります。

インターンシップに参加することにより、その企業の雰囲気や実際の仕事の状況などもわかるでしょう。

 

インターンシップを充実したものにできるかどうかは、事前準備にかかっています。

何も準備せず「とりあえず参加する」のでは、この機会がもったいないでしょう。

 

業界研究や企業研究を先に進め、知識を持ってから参加すると、その業界の理解がさらに深まります。

また、今後の就活に役に立つ情報を、企業の担当者に質問できることがあるかもしれません。

インターンシップには、日程が許す限り積極的に参加するのがベストです。

 

オンラインでの対応に慣れておく

就活は今後もオンラインがメインとなるでしょう。

そのため、オンラインでの対応に慣れておいてください。

 

ネット回線がしっかりつながっているか、パソコンやスマホ、スマホスタンドなどの機器の準備が整っているか、指定されたツールが問題なく使えるかなどを確認しましょう。

オンライン中は、周りの音がうるさくないか、画面の背景に余計なものが映り込んでいないかなどにも気を配ってください。

対面よりも、声や表情が伝わりにくくなるため、笑顔やハキハキと話すことなども意識しましょう。

 

ガクチカ(学生時代に力を入れた事)は意外とどんな人でも持っている

ガクチカ(学生時代に力を入れた事)は何を書けばいいのだろうと悩む学生はたくさんいます。

しかもコロナ禍になってからは、サークル活動もボランティアも以前のようにはできず、留学なども難しくなりました。

そのため、何をアピールしたらいいのだろうと思うことでしょう。

 

しかし、コロナ禍の中で活動に制約があるのは他の学生も同じです。

企業の採用担当者は、華やかな活動を聞きたいわけではありません。

何にモチベーションを感じ、どのように取り組み、問題に直面した際どのように解決したか、そしてそこから何を学んだのかというのを聞きたいのです。

そのため、特に自慢できる活動ではなくても、日常生活の中で取り組んだことを「ガクチカ」としてあげて大丈夫です。

 

2024年卒で内定を貰うためのインターンシップ先選び

この記事の中でも、インターンシップは「大切だ」と何度もお伝えしています。

それでは、どのようにインターンシップを選べばいいのでしょうか。

  • そもそもインターン先はどこで探せば良い?
  • 自分の目的や目標に合わせて選ぶ
  • 実施期間で選ぶのもおすすめ
  • プログラム内容も要チェック
  • インターンで選考する場合もある

このことについて見ていきましょう。

 

そもそもインターン先はどこで探せば良い?

もしもあなたがすでに「この企業に興味がある」というのがあれば、その企業のサイトを見に行きます。

その企業がインターンシップを実施するのであれば、サイトにも情報を載せるでしょう。

 

まだ「この企業」と決めた企業がないという学生は、インターンシップの情報をまとめた就活サイトがあるため、そちらから探しましょう。

他にも合同説明会や、学校のキャリアセンターでも情報を手に入れられます。

 

たくさんのインターンシップの情報がある中で、例えば名前を知っている企業だったり、仕事内容が面白そうな企業だったり、まずは1社選んで応募してみてください。

応募しても必ずインターンシップに参加できるとは限らないため、面白そうだなと思ったらどんどん応募してみましょう。

 

自分の目的や目標に合わせて選ぶ

あなたの目的や目標に合わせてインターンシップを選ぶこともおすすめです。

「どの企業に就職したいかはまだはっきりと決めていないけれど、自分の性格からいうと事務職よりは営業の方が向いている」などの、職業の希望がある学生に良いでしょう。

 

営業や事務職の他にも、例えば企画・マーケティング関連、クリエイティブ関連、IT関連、生産・製造関連、研究・開発関連、建築・土木関連、金融関連、流通・サービス関連など、職業はたくさんあります。

例えば、営業の仕事につきたいと思っているのであれば、営業の仕事が体験できるインターンシップを選びます。

「営業」ということだけを決めて、さまざまな企業のインターンシップに参加すると、それぞれ企業によって、同じ「営業」でも仕事の方法の違いなどが体験でき、面白いでしょう。

サイトによっては業界・職種・特徴など、さまざまなカテゴリーから選べるところもあるため、そのようなサイトを利用して効率よく選んでください。

 

実施期間で選ぶのもおすすめ

実施期間をメインにして、インターンシップを選ぶのもおすすめです。

インターンシップは、1日のものや数日のものから3カ月以上の長期のものまで、期間はさまざまです。

短期の場合は時間を合わせやすいですが、長期になると学業に影響がないかというのも確認しておく必要があります。

 

短期の場合は、7月の何日から何日まではこの企業、その次はこの企業で、8月はこの企業などとインターンシップを選んでいくと、さまざまな企業が体験でき、仕事に対する興味の幅も広がるでしょう。

ただし、短期のため実際の仕事に対する理解は深まりにくいかもしれません。

 

長期の場合は、その企業や仕事に対しての理解が深まります。

どちらがいいかはそれぞれメリット・デメリットがあるため、両方を検討して選んでください。

 

プログラム内容も要チェック

プログラムの内容重視でインターンシップを選ぶこともできます。

同じ業界であっても、インターンシップの内容は企業ごとに異なります。

また同じ企業であっても、短期と長期ではその内容が変わるでしょう。

 

例えば短期の場合は、事業内容の説明自体をインターンシップのコンテンツにしています。

しかし長期の場合は、インターン生の選考の際に説明されることが多いでしょう。

 

短期の場合はグループワークなどで仕事の疑似体験ができる場合もありますが、実際の業務には携われません。

長期だと、社員の一人として働くため、実際の仕事が任せられます。

インターンシップを通じてなにかのスキルや知識を身に付けたい学生は、インターンシップのプログラム内容をしっかり見て選びましょう。

 

インターンで選考する場合もある

インターンシップの募集人数が少ない場合や人気の企業の場合は、選考で参加者が決まることもあります。

選考方法は、書類選考や面接、グループディスカッションなど就活の選考のように行われるでしょう。

 

「インターンシップ参加にも選考があるの?」

とげんなりするかもしれませんが、就活本番に向けての予行演習ができると考えてみてください。

 

インターンシップの選考に合格するためには、事前準備が大切です。

選考のあるインターンシップに応募したならば、その企業のことを研究し、またあなたの自己PRもしっかり伝えられるようにしましょう。

 

自己分析や企業研究は就活本番でもとても大事な部分です。

インターンシップの選考の経験は、必ず就活本番で役に立つでしょう。

 

2024年卒は早めに動いて内定をゲットしよう!

この記事では、2024年卒の就活スケジュールや就活のポイント、インターンシップ先選びを解説しました。

いつ頃何が行われるか、インターンシップはどう選べばいいかのイメージがわいたことでしょう。

インターンシップでも選考されることがあり、その際にも自己分析や企業研究が必要になるため、今から自己分析や企業研究を始めましょう。

早めに動くと、就活を有利に進められます。

早めのスタートダッシュで、余裕を持って就活を乗り切りましょう。