転職未経験、あるいはしばらくぶりの転職だったりして、「履歴書の書き方がわからない」とお悩みではないでしょうか?
特に、「志望する転職希望先に上手くアピールできる自己PRの書き方が知りたい」、と思われているかもしれません。
本記事ではそんな薬剤師の方に向けて、履歴書自己PRの書き方のポイントや、志望先別の自己PRの例文、転職時に必要になるサポートについてご紹介します。
薬剤師の方が転職を成功させるためには、薬剤師向け求人に強い転職サイトに登録して、サポートを受けられることをおすすめします。
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薬剤師転職の履歴書自己PRの書き方のポイント
薬剤師の方が転職される場合の履歴書自己PRの書き方のポイントについてご紹介します。
志望先が求める人物像に合致している強みを伝える
自己PRでは、志望先が求める人物像に合致しているあなたの強みを伝えましょう。
例えば、患者さんとのコミュニケーションが重要になる調剤薬局に提出する自己PRでは、コミュニケーション力があることをアピールすると良いでしょう。
全く未経験の異業種に転職する場合でも考え方は同じです。
ただし、全く未経験の異業種・異業界の企業に応募する場合には、薬剤師転職の専門家のアドバイスをもらってから、自己PRを作成することをおすすめします。
あなたが志望先の求めている人材像とマッチするような人材であることを自己PRでアピールすれば、書類選考に通りやすくなります。
自分の強みは根拠となるエピソードとあわせて書く
例えば、「自分の強みはコミュニケーション能力です」とだけ書いても、それを裏付ける根拠がなければ志望先の採用担当者の方に納得してもらえません。
ですから、自分の強みを裏付ける根拠を自己PRと一緒に書きましょう。
根拠があれば、自己PRで書くあなたの強みに、より説得力が増します。
文字数と手書き指定に気を付ける
文字数と手書き指定の有無にも気を付けましょう。
企業から自己PRの文字数が指定されている場合は、最低でも指定されている文字数の8割以上は書いて提出するのがマナーです。
文字数が指定されていない場合は、400文字程度にまとめると良いと言われています。
企業から手書き指定がある場合には、文字を丁寧に書きましょう。
また、手書きの場合はできるかぎり修正テープや修正液は使わないようにしましょう。
文字の大きさに決まりはありませんが、できるだけ見やすい大きさで書きましょう。
パソコンの場合、フォントサイズが特に指定されていなければ、見やすい大きさのフォントサイズにして書けば大丈夫です。
薬剤師転職の履歴書自己PRの例文
薬剤師転職の履歴書自己PRの例文をご紹介します。
調剤薬局に応募する場合
調剤薬局に応募する場合、患者さんとのコミュニケーションが重視されるので、その点をアピールできる強みを書きましょう。
以下、調剤薬局に応募する場合の履歴書自己PR欄の例文です。
私の強みは相手のことを思いやることができる感受性と協調性です。 以前の職場では、上司から「私がいると職場や患者様とのコミュニケーションが円滑になる」という評価をいただておりました。 また、患者様からかかりつけ薬剤師としてのご指名をいただくことも何度もありました。 貴社に採用された場合には、職場の皆様と円滑にコミュニケーションを取り、業務を最大限サポートできるように努めます。 また、患者様からかかりつけ薬剤師としてのご指名を頂戴できるよう、患者様に対してもできるかぎり丁寧な応対を心がける所存です。 在宅医療にも興味があるので、強みである感受性・協調性を生かして、在宅医療の現場でも患者様と積極的に関わり、患者様のサポートをしたく存じます。 |
上記の例文のように記載し、より具体的なあなただけのエピソードで肉付けすると良いでしょう。
コミュニケーション力を裏付ける根拠は、他者からの評価、特に職場の同僚や上司からの評価について書くのが一番おすすめです。
ドラッグストアに応募する場合
ドラッグストアには様々な顧客が訪れるため、調剤薬局の場合と同じくコミュニケーション能力をアピールすると良いでしょう。
特に、患者さん以外の普通の顧客も訪れるため、様々な人と話したり、接客したりすることが好きな面をアピールしましょう。
以下、ドラッグストアに応募する場合の自己PRの例文です。
私の強みは、物怖じせずに様々な人と積極的にコミュニケーションを取り、信頼を獲得することができる点です。 居酒屋のアルバイトを2年間やっていた際には、私から積極的に声かけを行ったことで、私が出勤する時にいつも会いに来てくださるお客様が複数名いらっしゃいました。 また、以前の職場でもフットサルの試合や懇親会等の企画・運営を積極的に行い、メンバー間のコミュニケーションを円滑にする様々な活動に従事しておりました。 貴社においても、お客様や社内の方とのコミュニケーションを積極的に取り、様々な方からの信頼を得ることで、貴社に貢献したく存じます。 また、特にインバウンドのお客様が多い貴社であれば、イギリスに1年間留学していた時に磨いた私の英会話力も活かせるのではないかと存じます。 |
ドラッグストアに応募する場合の自己PRでは、例文最後の部分のように、他のドラッグストアとの違いがわかっていることもアピールすると良いでしょう。
病院に応募する場合
病院に応募する場合には、医療における専門分野の知識をアピールし、あなたが志望先の病院に貢献できることをアピールしましょう。
病院勤務経験があるのであれば、勤務経験も端的に書いてアピールしましょう。
また、病院の医療現場ではチームプレイを求められますので、円滑なチーム運営に役立つコミュニケーション能力もアピールできます。
特に病院勤務の経験がない場合には、チームプレイに貢献したいという側面でアピールすると無難と言えます。
以下、病院に応募する場合の自己PRの例文です。
私の強みは、これまで5年間急性期病院で勤務してきた時に得た循環器に関する知識・経験です。 循環器医療に力を入れている貴院においても、これまで得た知識・経験をそのまま生かして貢献したく存じます。 また、前職では看護師さん向けに医薬品に関する勉強会を行っていましたが、貴院にあっても積極的に勉強会を行うことで、チーム医療に貢献できればと存じます。 |
上記の例文は経験がある方の例ですが、経験がない場合は熱意やチーム医療へ貢献したい旨をアピールしましょう。
それぞれの病院ごとの特徴について調べ、理解していることをアピールすることも重要です。
企業に応募する場合
企業に応募する場合、企業ごとによって求める人材像が異なるため、全てに一致する例文を書くことはできません。
しかし、自己PRの基本である「求める人材像と一致する強みをアピールする」ということを意識しておけば、自己PRはOKです。
薬剤師から異業種・異業界に転職できる?
薬剤師からでも異業種・異業界に転職可能です。
ただし、全くの異業種・異業界に転職する場合には、未経験扱いからキャリアを再スタートさせる覚悟は必要です。
また、企業が求めるスキルや人材像について専門家と相談しながら転職活動を進めなければ、満足できる転職は難しいでしょう。
そこでおすすめなのが、薬剤師専門の転職サイトです。
薬剤師転職の実情を理解している薬剤師専門の転職エージェントやキャリアアドバイザーがサポートしてくれるため、納得できる転職がしやすいです。
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