オハヨー乳業は1953年に設立されて以来67年、おいしさだけではなく、人の豊かさとは何か、健康とは何かメーカとしての使命をもって商品を生産してきました。
社会的にも、その高い品質が認められており、オハヨー乳業の生産する焼きプリンやBRULEEはたくさんの人から愛される商品です。
今回は、そんなオハヨー乳業の年収、給与、ボーナスを同業他社と比べて分かりやすく紹介するほか、福利厚生、将来性、社風も紹介します。
オハヨー乳業とは?
今回紹介するオハヨー乳業は創業67年という長い歴史を持ち、乳飲料のほかヨーグルト、プリン、アイスなどの商品を取り扱う乳製品メーカーです。
オハヨー乳業では創業から、原料調達、研究開発、生産技術、販売の全ての分野で、時代とともに常に成長するための努力をして多くの人に愛される商品を生産してきました。
以下の記事では、オハヨー乳業の企業概要や年収などを詳しく解説していきます。
オハヨー乳業について気になる方はぜひご覧ください。
昭和28年に設立された食品の製造をおこなう企業
オハヨー乳業は1953年に岡山県に設立されて以来、全国各地に支店や営業所を展開しており、牛乳やヨーグルト、アイスの生産から販売までを一貫して行っている会社です。
会社のモットーである、「ホンモノを追求する」を目標に、1992年に焼きプリン市場に本格参入して以来、一切妥協しないおいしさを目指して卵や新鮮さにこだわり商品を開発し、社会的にも広く愛される焼きプリンを生産してきました。
また、環境保全活動や食品安全への取り組みなども積極的に行い、時代とともに成長しています。
誰でも目にしたことのあるプリンやヨーグルトの販売
オハヨー乳業は、誰でも目にしたことのあるプリンやヨーグルトの商品を生産しています。
例えば、コンビニに行くとよく目にする『焼プリン カスタード』は 1993年2月には食品ヒット大賞 優秀ヒット賞を受賞しています。
また、2009年6月のモンドセレクションにおいて、『特濃4.4ミルク』と『生チョコがおいしいアイスバー』が3年連続で金賞を受賞しました。
最近では、2017年に発売した本格ブリュレアイス「BRULEE」は発売と同時にSNSで話題となり売り切れ続出し、発売からわずか10日間で販売を一時休止した人気ぶりです。
オハヨー乳業の平均年収
次はオハヨー乳業の給与事情を紹介していきます。
まずは平均年収を見ていきましょう。
「OpenWork」によると、20代は300万円〜400万円、30代は400万円〜500万円になるとされています。
また、平均年収は役職により変わります。
オハヨー乳業では、営業職と製造・品質管理職の他に、生産技術職と開発・基礎研究職があります。
勤続年数が10年以上で営業職では平均年収は550万円、品質管理職では平均年収が500万円とやや低い傾向となっています。
また、後者の産技術職と開発・基礎研究職に関しては詳細は掲載されていませんが、ほぼ同じ給与だと予測できます。
オハヨー乳業の年齢別給与とボーナス
次はオハヨー乳業の年齢別給与とボーナスを紹介します。
「OpenWork」から試算した結果、下記の表のようになっています。
年齢 | 年収 | 月給 | ボーナス |
20~24歳 | 273.2万円 | 17.4万円 | 64.7万円 |
25~29歳 | 355.9万円 | 22.6万円 | 84.3万円 |
30~34歳 | 404.9万円 | 25.7万円 | 95.9万円 |
35~39歳 | 438.2万円 | 27.9万円 | 103.8万円 |
40~44歳 | 474.0万円 | 30.1万円 | 112.3万円 |
45~49歳 | 512.7万円 | 32.6万円 | 121.4万円 |
50~54歳 | 534.3万円 | 34.0万円 | 126.6万円 |
55~59歳 | 531.0万円 | 33.8万円 | 125.8万円 |
60~64歳 | 372.8万円 | 23.7万円 | 88.3万円 |
表から見てわかるように、オハヨー乳業では年収は年齢とともに上がると読み取れます。
昇給の機会が年に1度あるようですが、実際は3〜4年に1度で給与もそこまで上がらないのが現実のようです。
また、昇給対象者の基準が明確ではないため実質年功序列制度となっています。
実際に、役職に就いている人は、平均年収部長813.4万円、課長636.2万円、係長484.5万円と一般社員20~24歳の273.2万円と比べてかなり給与に差があります。
オハヨー乳業の初任給やボーナスは?
次に、オハヨー乳業の初任給やボーナスについて気になる方々も多いのではないでしょうか?
ここではオハヨー乳業での初任給とボーナスを詳しく解説していきます。
オハヨー乳業の初任給
まずは、オハヨー乳業の初任給を紹介していきます。
同社の公式ホームページによると、基本給は技術系(営業・商品企画)で大学卒は月額221,838円、大学院卒は月額228,838円、高専卒・短大卒・専門卒は月額201,838と記載されています。
また、営業系(営業)で大学卒は月額256,500円、大学院卒は月額263,500円となっています。
最後に、営業系(商品企画)/ 技術系(生産技術・応用研究・基礎研究)で大学卒は月額236,500円、大学院卒は月額243,500円高専卒・短大卒・専門卒は月額216,500円です。
オハヨー乳業のボーナス
次にオハヨー乳業でのボーナスを紹介します。
同社の公式ホームページによると、オハヨー乳業では6月と12月、年に2回のボーナスがあります。
ボーナス額は1か月と少ないほうです。
「OpenWork」のクチコミによると、商品がヒットしても給与やボーナスが上がるわけではないため、ボーナスはあまり高くないほうだと推定できます。
オハヨー乳業の福利厚生
次にオハヨー乳業にはどのような福利厚生制度があるのか解説していきます。
同社の公式ホームページによると福利厚生は下記の通りとなっています。
- 各種保険(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)
- 退職金制度
- 企業年金
- 育児休業制度
- 介護休業制度
- 財形貯蓄制度
- 団体保険
- 先進医療等補助制度
- 心の健康相談窓口(外部提携機関)
「OpenWork」のクチコミによると、住宅補助は手厚く、自己負担1万円弱で借り上げ住宅に住むことができるようです。
また、グループ会社に保険会社があるため様々なお得な情報が回ってくるほか、ゴルフ場やペットショップもあるため幅広いカテゴリで社割がききます。
オフィス環境は、支店、営業所、工場によって差があるようで、東京のオフィスは綺麗でランチも無料で食べれます。
オハヨー乳業と同業他社の平均年収
次は、オハヨー乳業と同業他社の平均年収の違いを紹介していきます。
今回はオハヨー乳業と同じく乳製品を取り扱う会社、雪印メグミルク、よつ葉乳業高梨乳業、スジャータめいらく、それぞれ4社の平均年収を平均勤続年数14.8年とした際の値を紹介します。
平均年収は、雪印メグミルク709万円、よつ葉乳業550万円、高梨乳業461万円、オハヨー乳業450万円、スジャータめいらく366万円となっています。
雪印メグミルクは一部上場企業のため他社より平均年収は高い傾向にあります。
その他の企業は550万円以下となっているため、オハヨー乳業の平均年収は低い傾向にあると言えるでしょう。
しかし、国内の平均年収の420万円より高い年収が得られると予想されます。
オハヨー乳業の将来性
次はオハヨー乳業の将来性についてです。
事業展開に関しては、独自性のある商品の開発を過去から積み上げてきた技術で行っています。
同時に商品の美味しさにきちんとした定評があるため安定しています。
雇用については、工場で働く場合だと、雇用自体には手厚いサポートがあり安定しています。
しかし、同じ作業の繰り返しや肉体労働が入ってくるため途中でやめていく人も多いため、向き不向きが見られます。
営業職に関しては、課によっては定期的にアイディア出しを開催し提案や検討はしやすい環境にあるようです。
しかし、中途採用の方々は途中で辞める人も多く、理由としては上の経営体制が整っていない事や不透明さがあげられます。
オハヨー乳業の社風
次はオハヨー乳業の社風について紹介していきます。
「OpenWork」のクチコミによると、社風としてはオハヨー乳業は自社のモットーである、「ホンモノを追求する」を大切にしています。
社員にも「新鮮でおいしい商品を作っているのだ」という自負があり、自信を持って働くことができるという声が多くあります。
コミュニケーションに関しては、職場によりますが、「挨拶をできる人が少ない」「上からの指示がないと何も動くことができない」「上からの指示まちが好まれる」などもマイナス的な印象も見受けられます。
まとめ
今回はオハヨー乳業について、オハヨー乳業の創立からの沿革、企業理念、そして平均年収、将来性、社風などオハヨー乳業を就職先に選ぶ際に参考になる情報を紹介しました。
これから、食品業界に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
また、下記の記事では年代別の転職成功のポイントを解説しています。
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