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大東建託はブラックで激務?年収は高いけど就職してはいけない噂はホント?

賃貸住宅最大手である「大東建託」は、誰もが一度は耳にしたことがある企業でしょう。

平均年収も高く、実力重視な営業スタイルから、バリバリ稼ぎたい人には理想の職場として語られることが多くあります。

しかし、「激務すぎる」「パワハラが多い」など、心配な口コミが社内から寄せられる一面があることも事実です。

今回は「大東建託」はブラック企業なのか、ということを深掘りしていきます。

大東建託はブラックで激務?

大東建託といえば、「いい部屋ネットで探そう」のキャッチコピーで有名な大企業ですね。

しかし、その大きさとスピード感ゆえに、現場で働く社員にとってはブラック企業として映ってしまうこともあるようです。

ここからは、どのような点が激務で、ブラックだと捉えられているのか、口コミ等も参考に解説していきます。

大東建託はとにかくブラックで激務

大東建託は、アポを取らずに直接個人宅や法人を訪問する「飛び込み営業」で有名です。

そのため、経験値が少ない最初の数年間は、「プライベート」や「ワークライフバランス」という言葉は無いに等しい、という口コミが目立ちます。

実力重視な営業職であるため、私生活と仕事をきっちり分けてバランスよく仕事をこなせるようになるには、かなりの年数を費やす必要があるようです。

厳しいノルマを課される

業界トップの平均年収を誇る大東建託ですが、各支店、営業課、そして個人に厳しいノルマが課されています。

実力重視な社風がら、契約を取ることができない社員は徹底的に冷遇されることもあるようです。

厳しいノルマをこなし、営業成績を上げるためには、それだけ時間も労力も仕事に費やすことが求められます。

数字を追いかけて働くことが苦痛と感じる人には、ブラックな職場だと写ってしまうかもしれません。

立て替え払いを行うこともある

大東建託にマイナスな批評が集まる理由の一つが、「社員による賃料の立替払い」です。

賃貸アパート建設を斡旋し、その物件を一括借り上げる大東建託は、入居率に関わらずオーナーに一定の賃料を払う必要があります。

そのため、目標入居率を達成できなかった社員が、未払いの賃貸料金を立て替えて支払っているという噂が流れているのです。

あくまでも噂ですが、このような噂が流れるということは、あまり評判が良くないことが分かります。

パワハラもある

残念なことに、パワハラが日常化しているという情報があることも事実です。

厳しいノルマをこなすことができない社員は、容赦無く叱責され、減給されることも。

働き方改革の影響を受けて改善された部分もあるものの、配属先によっては未だにパワハラまがいな言動が蔓延している部署もあるようです。

社員が安心して働くことが許されない職場ならば、ブラック企業に分類されても仕方がありません。

営業職はGPSで監視

数多くの個人宅や法人を訪問し、企業の最先端にいるのが営業職の社員です。

そんな大東建託の営業職社員は、GPSを持たされ、24時間行動を監視されるという驚きの報告があります。

一日に5回ほど起動され、社員の現在地を把握するGPSの記録は査定にまで影響を及ぼすそうです。

勤務時間外でも仕事を切り離すことができず、多くの新入社員が辞めていく原因になっているのです。

大東建託の平均年収は約850万円

ブラック企業という評される一面を持つ一方で、大東建託の平均収入は業界トップクラスの約850万です。

実力重視、歩合主義な会社であるだけに、平均年収1000万を超える社員が存在しています。

ここからは、大東建託の年収事情について解説していきます。

平均年収は年々下がり気味

過去6年間の年収推移を見ると、2015年の年収927万円に比べ、2020年は851万と右下がりになっていることがわかります。 (参考:大東建託有価証券

しかし、純利益は右肩上がりであるため、経営自体は安定しているようです。

また、新卒や中途採用などのキャリアではなく実力重視という特徴が大東建託にはあります。

仕事ができれば、入社1年目の社員であっても、年収1000万円を目指すことが可能な職場なのです。

ボーナスは年2回+実績により業績賞与1回

大東建託では、6月と12月の年に2回、ボーナスが支給されており、平均支給額は95万〜350万円です。

5月には、実績によって決算賞与が支給されます。

ここでも、年功序列は一切なく歩合主義であるため、支給額は個人の営業実績によって大きく左右されます。

バリバリと働きたい人には、実績に伴ってボーナスの支給額もアップするため、とても嬉しい制度だということがわかります。

大東建託の職種別年収は?

高額な平均年収が特徴的な大東建託ですが、職種によって給与額に差はあるのでしょうか。

また、新入社員の初任給や、中途採用者の年収についても気になるところです。

ここからは、各職種の平均年収や大東建託の初任給などについて詳しく解説していきます。

営業は約700万円

大東建託の営業職の平均年収は約700万~1200万と推定されます。

お客様と一番近い距離で、賃貸プランを説明し、細かいサポートを行う営業職は、完全実力主義です。

つまり、新入社員でも契約をとればとるほど収入がアップしていくのです。

場合によっては億単位まで稼ぐケースもあり、「自分自身の可能性を試したい!」という方には最適な職種でしょう。

人事労務・人事関連業務は約500万円~約700万円

人事、経理、総務等の事務全般を担当する社員の平均年収は約500~700万円です。

「賃貸経営受託システムの円滑なサポート」のために、コミュニケーション能力や提案力が求められます。

営業職とは違ってノルマはない一方で、営業所の売り上げによって収入に差が出てしまう、という声も上がっています。

しかし、縁の下の力持ちタイプの人にはぴったりのポジションと言えるでしょう。

施工管理職は年収550万円~700万円

施工管理職の平均年収は約550万~700万円とされています。

建設現場の最前線で「安心・安全」を守ることが求められ、最近ではタブレット端末を用いた管理能力や情報収集能力も必要です。

また、「一級建築士」の資格等、応募に必須条件があります。

大東建託の初任給は約20万円

「これから応募してみよう」という新卒の方は、初任給についてもしっかり確認しておきましょう。

大東建託では、「コンサルタント営業職」「設備設計職」「施工管理職」「事務系総合職」「システムエンジニア職」で募集があり、全6職種とも基本初任給は19,5000円に統一されています。

しかし、専門・短大卒で約20万、大学卒で約22万、大学院卒で約23万と、学歴によって「業績加算給」が変化するため、注意が必要です。

平均して、大東建託の初任給は約20万程度とみることができます。

中途採用者の年収はスキルや経験で変わる

一方で、中途採用者の年収は、その人の経験値やスキルで変動します。

中途採用を行なっている大東建託の職種は「コンサルタント営業職」「設計職」「積算職」「施工管理職」です。

口コミによると、新卒同様、中途採用者に対してもしっかりとした研修制度を設けているため、成果の出しやすさに差は生まれません。

また、歩合主義の強い営業職等では、キャリアに関係なく仕事の成果に対しての報酬が得られます。

限界を突破して再チャレンジしたい!という人には、適した職場かもしれません。

まとめ

このように、厳しいノルマ制や、完全実力主義の社風をもつ大東建託は、人によってはブラック企業と捉えられてしまうでしょう。

飛び込み営業を躊躇しない度胸やメンタル、膨大な時間を仕事に注ぎ込めるエネルギーが不可欠です。

しかし、業界トップレベルの年収を誇り、頑張っただけ成果が認められる職場であることに間違いはありません。

自分が思い描くワークスタイルと合致するかを、見極めることが大切ですね。

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