年収400万円で生活できるのか、楽な仕事って具体的にどんな仕事があるのかと気になります。
年収400万円の生活は困窮するのではないイメージがあり、前向きに検討できない方もいるのではないでしょうか。
年収400万円の生活実態とオススメの仕事や転職サービスについて詳しく解説します。
年収400万円の楽な仕事とは?
この章では「年収400万円」、「楽な仕事」という二つの切り口で解説していきます。
この章を読むことで、年収400万円の楽な仕事のビジョンが見えます。
年収400万円でできる生活
皆さんは年収400万円と聞いて、どのようなイメージをお持ちになるでしょうか。
「年収400万円で生活出来るの!?」
「贅沢できなさそう。」
色々な意見があると思います。
結論、年収400万円で生活することは可能です。
まず、はじめに日本の年収割合をご存知でしょうか。
年収400万円以上の割合は、日本国内の45.2%を占めています。
つまり、日本国民の約半分は年収400万円に届いておりません。
年収400万円で生活が出来ないと仮定すると、国民の半分が路頭に迷い、餓死寸前で生活できていない事になります。
このような事は今の日本では有り得ないですよね。
日本は、先進国でインフラが整っている為、働きさえすれば生活出来る事は可能です。
これより、年収400万円でも生活することは可能です。
年収400万円の手取り収入は約320万円です。
賞与が年に2回ある場合の会社に勤めている場合は、毎月の手取りが20万円、1回の賞与が40万円になります。
賞与がない会社に勤めている場合は、毎月の手取りが26万5000円になります。
この数字を聞いて、皆さんはどう考えますでしょうか。
私は、過度な贅沢は出来ないけど、生活することは出来るレベルであると考えます。
年収400万円の生活レベルは、その人の取り巻く環境(配偶者の有無、子供の有無)によって大きく変わります。
結論、実家暮らしの場合と独身で一人暮らしの場合は生活することは可能ですが、配偶者、子供がいる場合は厳しいです。
実家暮らしである場合は、毎月実家にいくら支払うかで多少の変動はしますが、月々の貯金も十分に出来ます。
独身で一人暮らしの場合は、実家暮らしにはない家賃や光熱費が発生します。
実家暮らしとすると、月々の貯金額も多少減り、節約という言葉がチラつく環境ではありますが、生活出来ないレベルではないです。
配偶者、子供がいる場合は、年収400万円での生活は厳しいです。
人数が増えると、生活費ももちろん増加します。
将来、子供に必要な学費や自分たちの老後の資金も考えると、400万円だけで生活することはかなり難しいです。
配偶者、子供がいる場合は、奥様にも働いてもらい、家計を2人で支えていきましょう。
楽な仕事とは
次に、楽な仕事について解説します。
皆さんはどのような仕事が楽な仕事と考えていますか。
私が考える楽な仕事とは、
- 「いつまでに」、「どのくらい」という期日とノルマがない。
- 責任がない。
- 有給を取りやすい。
- 肉体労働ではない。
- 外ではなく、室内での作業。
- 毎日決まった事をする単純作業。
- 会社の行事がない。
- 残業がない。
- 人と接する機会が少ない
と考えております。
楽な仕事とは、精神的、肉体的なストレスがない仕事です。
精神的・肉体的にストレスがあると貴重な休みも仕事の事を考えてしまったり、体力を回復する為に、休みをゴロゴロして過ごすことになります。
日曜日の夕方が差し掛かってくると、
「また明日も仕事か。あの件の期日はいつまでだから、明日はあれを済ませないといけない。あ!◯◯課長に印鑑を貰わないといけないのだが、明日は機嫌いいかな。」
と仕事の事を考えてしまい、休みが休みではなくなります。
楽な仕事に転職する事で、このようなストレス、悩みは払拭出来ます。
今のお仕事に悩まれている方は、是非この機会に楽な仕事への転職を検討してみてください。
楽な仕事が人に与える影響
上記で紹介した楽な仕事に転職すると、毎日生きることが楽しくなり、QOL(生活の質)が急上昇します。
残業がないので、定時後のアフターファイブを自分の為に使うことができ、趣味を満喫することが出来ます。
旅行に行こうと思ったら、有給を取れます。
外で作業をするわけでもないので、夏場の仕事でも汗をかいて仕事をすることもないですし、冬場も凍えながら仕事をすることもありません。
上司の機嫌を伺う事もないですし、上司との付き合いも全くないです。
このように、楽な仕事は至高の域にあるという事をお分かり頂けたでしょうか。
脳から幸せホルモンが毎日溢れるほど出て、QOLも爆上がり間違いないでしょう。
年収400万円の楽な仕事の紹介
年収400万円の楽な仕事を調べてみますと、
- ビル設備管理
- 工場作業員
- ルート営業
- 農家
- ドライバー
- マンション管理人
- 事務員
- データ入力
- コールセンター
- 工場の検査員
- 警備員
- ビルメンテナンス
- 電気・ガス・水道の検針員
- 警備員・守衛
- 駐車場管理
- 交通調査
- データ入力
- 美術館・博物館・図書館職員
- 団体職員
- 一般事務
- 大企業の清掃員
と21種類もありましたが、これではどの職業を選べば良いか分かりません。
今回は、私がオススメする5つの職業を紹介します。
ビルメンテナンス
ビルメンテナンスとは、大企業、病院、大型マンションなどの建築物を管理する仕事です。
建築物内にいる人たちが、快適かつ安全に過ごせるように管理します。
通称「ビルメン」と呼ばれています。
仕事内容は、清掃、ゴミの収集、空調機・水道・電気類などのトラブル対応、ガス・水道検針の立ち会い、点検時の業者対応です。
基本的に空き時間は、スマートフォンを触ったり、読書をしても問題ない会社が多いです。
但し、24時間営業の建物のビルメンテナンスは、夜勤もあります。
夜勤をするメリットは、夜勤手当がつく事ですが、肉体的に疲れます。
夜勤が嫌な方は、24時間営業のビルメンテナンスは避けましょう。
ビルメンテナンスの年収は、中小企業なら300〜400万円、大手企業なら600万円程度です。
大手になればなるほど、精神的・肉体的に疲れる可能性がありますので、自分に合った仕事場を選びましょう。
警備員・守衛
ここでの警備は、不審者の対応をするという難易度が高いものではなく、ビルメンテナンスに近い業務です。
仕事内容は、防火・防災管理、警備機器の監視、施設内外の巡回、出入管理です。
どこの場所を警備するかで仕事内容は若干変わります。
土日祝休みのビルの警備員になると、土日祝休みの可能性が高いです。
警備員の福利厚生の中に、寮が完備してある会社もあります。
寮を利用すれば、家賃を格安で抑えられるので節約も可能です。
警備員・守衛の年収は、300〜400万円です。
消防関連資格、警備関係資格、防災士などの資格を持っていると、手当が支給され、年収は上がります。
駐車場管理
駐車場管理とは、文字通り駐車場の管理をする仕事です。
仕事内容は、自分が担当している駐車場を利用している利用者の対応、管理室内で防犯カメラの監視、駐車場内の巡回や清掃、精算機の現金回収、利用者の対応です。
利用者からは、月極駐車として貸し出し出来るか、駐車できる車の大きさに制限はあるか等の問い合わせがあります。
基本的に空き時間が多く、空き時間はスマートフォンを触ったり、読書をするのも可能です。
駐車場管理の年収は、300〜400万円です。
工場の検査員
検査員とは、電子部品に不良品が含まれていないかを検査する仕事です。
検査内容は、電子部品を目視で確認したり、双眼実体顕微鏡で確認します。
検査員をする際は、検査室の空調管理がしっかり出来ていて、夏場でも冬場でも快適に検査が出来る環境の仕事を選びましょう。
検査をする物の重さも重要です。
重い製品の検査をすると、肉体的にも疲れます。
重さがどれくらいある電子部品の検査をするかも担当者に尋ねてみてください。
工場の検査員の年収は、300〜500万円です。
検査する電子部品の製造元が大手企業であればあるほど、給与や待遇は変わってきます。
但し、大手企業であればあるほど、精神的に疲れます。
交通量調査会社
交通量調査とは、道路の交通量、道路の現況を調査する仕事です。
調査した結果を、道路建設の為の計画、道路の維持修繕、管理などに役立てます。
交通量調査は、国土交通省、警視庁、地方自治体、民間企業が毎年行っている調査です。
国・地方自治体から仕事を受けている会社は給与、福利厚生もいいので、そのような会社を選ぶようにしましょう。
仕事内容は、現場業務と事務業務があります。
現場業務は、アルバイトの調査員が休んだ時に、代わりに交通量調査をする事です。
事務業務は、調査結果のデータ入力をする事です。
基本的にPC作業が多く、事務能力が求められます。
年収は、300〜400万円です。
年収400万円の楽な仕事の探し方
年収400万円の楽な仕事は分かっても、どのサービスをどのようにして探すかが分からないと転職活動が出来ません。
この章では、私がオススメする「転職エージェント」について解説します。
私は、転職活動の方法として、転職エージェントというサービスに登録をして、転職のプロの方にサポートしてもらいながら行う事を強くオススメします。
転職エージェントとは、人材紹介を行うサービスです。
転職希望者の悩みに寄り添い、その人にとって最適な転職をサポートしています。
転職エージェントは、プロ視点でその人に合った職業を選定してくれるサービス、履歴書などの提出書類の添削、面接の対策、企業への条件の交渉などを行ってくれます。
転職エージェントの特徴は6つあります。
利用料金が無料
転職エージェントは、企業から紹介料として、お金を受け取り、経営をしています。
これより、転職希望者は無料でサービスを利用できます。
自身に合った企業を探してくれる
転職エージェントは、その人の希望、適性にあった企業を探してくれます。
給与、福利厚生、就業体制の希望やその人自身の特性を聞いてくれ、その情報に沿って、企業を紹介してくれます。
自分自身の希望を先に伝えているので、「働いてみると、思っていたものと違った。」という事は発生しにくいです。
他のサービスでは扱っていない求人を持っている
転職エージェントは、企業から非公開の求人案件を預かっている事もあります。
転職希望者は、転職エージェントの登録する事で、非公開の求人を紹介してもらえる可能性があります。
非公開の求人には、公開している求人よりも高給与であったり、新規事業の立ち上げ業務があります。
非公開にしている理由は、企業が有能な人材のみに紹介してほしい案件だからです。
転職エージェントが、転職希望者のスキルを見て、有能な人材と判断した時のみ紹介があります。
書類審査、面接の合格率が上がる
転職エージェントは、企業がどのような人材を求めているかを把握しているので、企業が探している人材という事を示す為に、履歴書の作成のアドバイスができます。
面接の練習もしてくれますので、その企業の面接を合格する為の術を教えてくれ、しっかりサポートしてくれます。
給与の交渉や面接のスケジュールを代行してくれる
これから面接をする会社に給与の面について交渉することは、誰しも気が引けます。
転職エージェントでは、転職希望者の代わりに、給与の交渉、面接日時の調整をしてくれます。
いつでも相談に乗ってくれる
「今が転職するにあたって、ベストなタイミングなのか。」、「今の会社と円満に退職するにはどうするべきか。」など、転職に関することであれば、何でも相談に乗ってくれます。
このように転職エージェントには、転職希望者をサポートしてくれる特徴があります。
転職中は、精神的なダメージも少なくはありませんので、是非、転職エージェントを利用して、全面的にサポートしてもらいましょう。
まとめ
今回は、年収400万円の楽な仕事を紹介しました。
年収400万円の楽な仕事が意外にも多いと思ったのではないのでしょうか。
今の仕事に、過度な精神的・肉体的ストレスを抱えている場合は、転職エージェントに登録だけでもして、色々な職業を見るようにしてください。
転職エージェントに登録する事で、今の会社よりも給料が高く、職場環境が良い仕事に出会えるかもしれません。
行動しなければ何も始まりません。