労働環境

定時ダッシュに罪悪感を持たなくていい時代に!定時ダッシュするための7つの習慣!

労働環境

仕事を定時で切り上げて、定時ダッシュしたいと思っている人は多いものです。

自分の時間を有効に使って趣味や勉強に時間を投じるなど、プライベートの過ごし方にも注目が集まっています。

ただ定時ダッシュすることに「気まずい」と、罪悪感を持っている人も少なくありません。

そこで本記事では定時ダッシュすることで見えてくる世界、定時ダッシュするための習慣などを分かりやすく解説します。

「定時ダッシュ」とはそもそも何?

定時ダッシュとは、職場の規定による定時ちょうどに「お疲れ様です」と潔く帰ることです。

例えば18時が定時なら、18時15分頃まで帰れば定時ダッシュと認識されます。

それ以降は「定時退社」と呼ばれることが多いです。

定時退社が当たり前の会社とは違って、みんが残業する中、自分一人だけが「急いで退社する」という場面で、定時ダッシュするという言葉が使われます。

定時ダッシュは罪悪感との戦い

定時ダッシュは、本来何も悪いことではありませんが、罪悪感を持ってしまうのが日本社会の実態です。

なぜ多くの日本人は定時ダッシュを好ましく思わないのか、その背景にはもともとの日本人の考え方が影響しています。

仕事が終わっても帰りづらい

仕事が早めに終わって、今日は定時ダッシュしようという状況でも、周りが忙しいそうにしていると、帰りづらいものです。

自分だけが帰ったらどう思われるのか、常に他人の目を気にして本音と建前に葛藤しています。

私は私と割り切れたらラクですが、そうはいかないところが会社員の辛いところです。

残業して頑張りを評価されたい

残業して頑張っている姿を、上司や会社に評価してほしいという気持ちもあります。

そもそも日本人は根本的に気質が真面目なので、頑張って働くことが美徳という風潮が未だに残っているからです。

体調不良で長期休養を余儀なくされている人が多いのも、ギリギリまで無理して働いてしまう真面目さが要因となります。

仕事をしなければ社会から認めてもらえないと考え、多くの人が労働に時間を費やしているのが現状です。

残業は当たり前

仕事内容にもよりますが、定時になってからの方が忙しく、残業が当たり前になっている会社も存在します。

特に残業代がないと給料が少ない人や、夕方以降にも仕事が多い営業職などに見られる傾向です。

社風によっては帰るのが毎日22時や23時で、終電ギリギリになっている人もいるでしょう。

必要な残業であれば仕方のないことですが、無駄な残業が習慣となっているケースは、やっかいと言えます。

定時ダッシュすると見える世界が変わる?

残業が当たり前になっている人が、定時ダッシュしてみると普段気付かない世界が見えてきます。

定時ダッシュすると、一体どんなメリットがあるのかを解説します。

外が明るいうちに帰れる

毎日深夜に帰っている人がたまたま定時ダッシュしてみると、外がまだ明るいことに驚きます。

いつもは急いで帰りたいと思う通勤路も、明るいだけでのんびり帰ろうという気分になるものです。

普段行かない場所にも「立ち寄ってみよう」とあちらこちらに行動したくなるかもしれませんね。

たまには違う通勤路を通ることで、今まで気付かなかった世界が見えてくることがあります。

プライベートが充実する

定時ダッシュすると、帰宅後のプライベートを充実させることが可能です。

例えば気になっていた資格の勉強や習い事、友達と食事に行くなどの時間を確保することができるようになります。

また読書や映画など、趣味に時間を投じる余裕もできるでしょう。

プライベートが充実すれば、仕事の効率も上がり、ワークライフバランスが実現します。

ストレスが減る

無理して働くことがないので、ストレスが減るのも大きなメリットです。

特にいつも我慢している、周囲に合わせている人であれば、精神的な負担が減ります。

人の集中持続時間は約90分間が限界と言われており、一般的な会社はおおむね8時間~9時間労働です。

それ以上の労働を続ければストレスがかかってしまうことは言うまでもありません。

定時ダッシュすればダラダラと働くこともなくなり、ストレスは大幅に減るはずです。

当たり前に違和感を問いかけてみよう

定時ダッシュをすることで見える世界が変わることが分かってきました。

残業が当たり前という考えに違和感を持ったら、視点を変えることが大切です。

もし職場環境に何かモヤモヤを感じたら、その気持ちに向き合ってみることをおすすめします。

残業には弊害がある

近年は長時間労働や残業への関心が高まっています。

ある会社の過労死事件をきっかけに、労働が見直されつつあるのです。

今までは得意先から要求されれば、なんとか納期までに間に合わせることが当然でした。

また長時間労働が社会貢献に繋がっているという誤解も時折見受けられます。

しかし残業すれば生活のリズムがくずれ、本来お客様目線でやらなければいけない仕事がおろそかになってしまうことが明らかになっているのです。

残業することで会社内での評価は高くなる可能性はありますが、お客様へのサービスが薄れてしまいます。

あくまで一部の例ですが、残業には仕事の根本的な目的とズレてしまう弊害が起きやすいのです。

外国人は基本的に残業しない

外国人でも残業する人はいますが、基本的に残業しないというスタイルが多いです。

プライベートを大切にしているので、家族と一緒に食事をしたり、出かけたりする時間に多くを費やします。

また働き方で比較されるフランスは、労働時間が日本よりも5時間も短く、週法定労働時間は35時間です。

このように、外国人と日本人の労働に対する意識には違いがあり、自分の常識が世界では通用しないことが理解できます。

定時ダッシュするための7つの習慣

定時ダッシュするためには、今までと同じやり方で仕事を進めるのではなく、様々な工夫が必要です。

そこで、定時ダッシュするための7つの習慣を詳しく解説します。

残業しないと決意する

まずは残業しない、定時ダッシュするということを固く決意することが大切です。

自分自身が「やる」と決めることで、不思議と角が立たずに定時ダッシュする方法が思いついたり、周囲がサポートしてくれたりするようになります。

はじめは定時ダッシュすることに罪悪感を抱いてしまうかもしれませんが、しばらく続けていくうちに慣れてくるものです。

一方で曖昧な態度やおどおどしている様子を見せてしまうと、嫌味を言ってくる人も出てくるかもしれません。

大事なのは、定時ダッシュすると決めた自分の選択に自信を持ち、ブレないことです。

キーパーソンの価値観に合わせない

会社で働いていると、必ずキーパーソンと呼ばれる人がいるものです。

上司なのか同僚なのか、いずれにしても周囲はキーパーソンの価値観に合わせてしまいます。

キーパーソンが残業することが当然と考えて仕事をしていたら、周囲も残業せずにはいられません。

このように見ていくと、どんな環境に身を置くかはとても大事です。

つい合わせてしまう気持ちも分かりますが、固い意思を持って自分の選択と決断で行動しましょう。

全部一人でやろうとしない

定時ダッシュするには、人に仕事をお願いする必要も出てきます。

例えば急な仕事を頼まれた場合、一人でやったら定時ダッシュできないということが起きるでしょう。

もちろん、すべての仕事を時間内に終わらせる効率的な人がいるのも事実です。

しかし全部一人でやろうとすると、無理をしてしまうことが少なくありません。

人に仕事をお願いすることは勇気のいることですが、周囲に頼ることも時には大事です。

仕事の効率化を図る

定時ダッシュするためには、今までの通りのやり方やペースを変える必要もあります。

すぐに取り組めることは、パソコン作業でショートカットキーを活用することです。

具体的にはパソコンキーボードの上にあるF1~F12のキーを徹底的に使いこなすと仕事を効率よく進めることができます。

また仕事の優先順位を決めて、無駄な作業を省くのも有効です。

今日が納期の仕事は早く終わらせる、明日が納期なら今日はやらないことを徹底します。

どうしても勤続年数が増えていくと仕事は増えていく一方なので、効率を図ってレベルアップすることが重要です。

完璧にやろうとしない

完璧主義の人にとっては耳が痛い話ですが、仕事は完璧にやろうとしない方がスムーズです。

仕事にこだわりを持つことは大切ですが、こだわり過ぎは時間の無駄となってしまいます。

ある程度の質を意識しながら、まずは完成させることが大事です。

もし時間に余裕があれば、とことん納得いくまで仕事をするのもよいでしょう。

しかし定時ダッシュすると決めたら、80%のクオリティーを目指すことです。

断ることも大切

仕事を頼まれた場合、できない約束はしないことです。

納期ギリギリの仕事、ものすごい量の仕事を今日中になどを依頼されたら断る勇気も必要です。

日頃からどんな仕事でも受け入れる姿勢を見せてしまうと、周囲からの評価は高くなる一方で、自分自身が消耗します。

意外とできない理由を相手に伝えると、ほとんどの場合は了承してもらえるものです。

自分が断ることに罪悪感をもっているだけの場合もあるので、普段の考え方のクセを振り返ってみましょう。

他人の目を気にしすぎない

定時ダッシュすると決めたら、他人の目を気にしすぎないことも大切です。

いつも堂々としていると、周囲は気にしなくなり、嫌味を言われることも無くなります。

また定時ダッシュしても、仕事に責任を持って取り組んでいれば、優秀な人というイメージを持たれるでしょう。

大事なのは、自分が定時ダッシュすることで周囲に迷惑をかけないことです。

要は、仕事をしっかりとこなしていれば、他人の目を気にする必要はありません。

定時ダッシュしたいのに残業を断れない時の対処法

定時ダッシュしようと心に決めても、会社全体が残業する空気になっていた場合は、早く帰りづらいものです。

とはいえ、我慢して残業し続けるのはストレスになっていまいます。

もし残業を断れない会社であれば、以下の対処法が効果的です。

用事があるとストレートに伝える

定時後に用事がある時はストレートに伝えることが有効です。

人によっては、資格取得の勉強をしていたり習い事をしていたりすることもありますよね。

そのような状況であれば、残業できない旨を正直に伝えてみましょう。

会社は就業規則で決まっている、就業時間以外のプライベートを基本的に制限することはできません。

ちなみによく使われる対処法として、病院や歯医者などもあげられますが、それを毎回理由にするのは徐々に苦痛になってきます。

会社は本音と建前を上手にコントロールする必要はありますが、差し支えのない理由であれば、本音で伝えることが効果的です。

転職を視野に入れる

上司に本音で伝えて定時で帰ることに了承を得た場合でも、周囲が快く受け入れてくれない場合も想定できます。

定時ダッシュするようになってから、周囲の態度が冷たい、無視されている気がする、頼りにされなくなったなどは、よくある話です。

もちろん気にせずに過ごせるなら、仕事を続けてもよいでしょう。

しかし定時ダッシュすることに罪悪感を持ち始めたら、転職を視野に入れてみるのも一つの手です。

もしかすると新しい道が開ける一歩になる可能性も十分あります。

在職中の転職活動については下記の記事で詳しく解説しています。

定時ダッシュに罪悪感を持っている人へ

定時ダッシュすることに罪悪感を持っている人がたくさんいるのは事実です。

本当は帰りたいのに人の目が気になって帰れないというのは苦痛ですよね。

昔は労働に多くの時間を費やし、キャリアウーマンと呼ばれる女性もいました。

しかし現代は働きながらプライベートも重視することが求められています。

未だに会社によっては当然のように残業を行っていますが、時代の流れと伴に改善されると予想されているのです。

現代はワークライフバランスが叫ばれている

現代は働き方の変化や少子高齢化の問題に直面しており、今まで以上に労働生産性や従業員満足度の向上を実現することが求められています。

取り組みの一部としては、不必要な仕事はできる限りカットして、プライベートを充実させることがあげられます。

ワークライフバランスが実現すれば仕事の生産性もアップし、より良い社会が作られると言われているのです。

仕事の判断基準は自分で決める

現代はインターネットの普及に伴い、リモートでも仕事ができるようになりました。

そのことにより、自宅に帰っても仕事をやろうと思えばできる環境となり、仕事をする時間の上限がなくなっています。

いくら仕事をしても終わりが見えない、仕事に没頭してしまう人であれば体も心も疲れ切ってしまうものです。

過酷なことに現代社会はインターネットの普及により、24時間体制で働ける時代となっています。

だからこそ自分自身で仕事の制限をし、どこまでやるのかの判断基準を持つことが必要です。

定時ダッシュすることも、判断基準を周囲にゆだねるのは、もう現実的ではありません。

何が必要で何が不要なのかの意思決定は自分で行うようにしましょう。

まとめ

定時ダッシュすることで見える世界が変わります。

ただ未だに残業している会社も多く、定時で帰ることに他人の目が気になるという人が少なくありません。

しかしこれからの時代は、今まで以上に色んな場面で選択肢が増えていくことが予想され、個々の意志決定が重要視されます。

定時ダッシュすることも、自分の判断基準で行動することが理想です。

そのためにはまず、個人がレベルアップして仕事の効率化を図る必要があります。

本記事を参考に、自分がどんなワークスタイルを確率したいのかを整理して、より良い環境作りを行っていきましょう。

【執筆・監修】弥山大生

1986年熊本県生まれ。別府大学文学部卒業。
商社や印刷業を経て、フリーランスのライター兼キャリアアドバイザーとして活動。マネジメントやビジネス経験を活かし、就職・ビジネスライターとして月に30本ほど執筆・監修を行う。このブログでは、転職やフリーランスで成功したい方を全力でサポートするため有益な情報を発信。

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