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仕事が辛いのは当たり前?辛くなる原因と対処法を徹底解説!

「仕事が辛くて憂うつ…」

「仕事が辛すぎて行きたくない…」

毎日一生懸命働いている人たちのなかには、仕事が辛くて心身疲弊している人も大勢います。

しかし、そもそも仕事が辛いのは当たり前なのでしょうか?

今回は、仕事が辛くなる原因6つと対処法3つを解説していきます。

本記事では仕事が辛くて辞めたいけれど言い出せない人のために、退職代行サービスも紹介します。

仕事が辛いのは本当に当たり前なのか?

私たちの生活の一部である仕事は、時間や体力、エネルギーなど自分の資源を消費し、その対価として給料を得る行為です。

自分の資源を引き換えにするという点では、確かに仕事は辛いと言えますね。

しかし、仕事の辛さから気分の落ち込みや「死にたい…」と思うなど、自分を追いつめてしまうほどの辛さは当たり前ではありません!

働いている人の中には、仕事に「楽しい」感情も持っている人もいます。

仕事にやりがいを感じ、職場の人間関係が良い場合など、仕事にもポジティブな要素はあるということです。

一方で、働いている人の4人に1人は仕事が「楽しくない」という感情をもっています。

その多くは、働くことの意味を「生活費を稼ぐこと」としています。

自分の身を削る仕事を楽しむには、仕事以外にも良さを見出すことが大切です。

給料を得る対価として見合わない不満があると、人は仕事が辛くなりやすいと言えます。

仕事が辛くなる原因

では、仕事が過度に辛くなってしまう理由は何でしょうか。

働いている人のよくある不満例として6つの原因を解説します。

「仕事が辛い」の一言だけでは、具体的にどんなことが辛いのかまで分かりません。

過度な辛さは人の感覚を麻痺させてしまうため、まずは自分が仕事のどんなところに辛さを感じているのか分析してみましょう。

①残業の多さ

給与が出るとはいえ、定時を過ぎても長時間労働を毎日強いられることや、給与のないいわゆるサービス残業などは、仕事が辛くなる原因の1つです。

「定時で帰宅できない」という契約の無視。

「サービス残業は暗黙の了解」という風潮。

給与の有無に限らず、仕事をし続けると心身は疲弊しやすいです。

最近では仕事とプライベートの両立を図る「ワーク・ライフ・バランス」を重視する人も増えてきています。

プライベートを充実させたいのに仕事が邪魔をすることにもなり得ますね。

サービス残業は当たり前ではないですし、三六協定などの法もあるほど残業は大きな問題です。

しかし、残業の多さを申告できない人もまた多くいるため、辛い問題と言えます。

②仕事量

自分の能力に見合った仕事量を行えているかどうかも大切なことで、場合によっては辛くなる原因と言えます。

仕事量が多すぎると、自分のキャパシティオーバーとなり心の余裕がなくなりやすいです。

また、任せられる仕事量が増えていくことでプレッシャーも感じ、「仕事に行きたくない…」となることもあります。

また、仕事量が少なすぎると、時間が過ぎずそれもまた苦痛ですね。

自分の能力が正当に評価されていないのではないかという不安も感じやすくなります。

仕事に対するモチベーションの維持が難しくなると、仕事はただエネルギーを消費する行為と感じ、辛くなってしまいます。

③人間関係がうまくいかない

仕事は自分1人で回していくことができません。

同僚、他部署、上司、部下など、職場では多くの人と関わりながら過ごすことになります。

仕事内容に問題はなくても人間関係で合わない人がいると感じるとストレスフルですね。

「困ったときに相談できない」

「愚痴を言いたいけどいえる相手がいない」

自分の気持ちを表現する場がないと、人はその場所への居づらさを感じます。

人間関係がうまくいかないことで仕事のパフォーマンスにも支障が出て「仕事が辛い」と感じる人も多いです。

反対に、人間関係が良ければ多少の辛さは乗り越えられる場合もあります。

職場内での配置換えが可能なら申請して環境を整えることも大切です。

④パワハラ

「上司から何度も怒鳴られる」

「理不尽な仕事量や仕事内容を押しつけられる」

「セクハラと感じる言動を受ける」

職場内でこのような不当な関係が生じる場合、それはパワハラの可能性があります。

上司からの圧を指してパワハラと呼びますが、ハラスメント内容は多岐に渡り、上司だけでなく同僚や部下からも起こり得ます。

パワハラ、セクハラ、モラハラなど定義づけは難しく、どの程度からがハラスメントか悩み、耐える人も多いです。

「あれ?」と思う場合や、自分が深く傷つけられたと感じる場合はハラスメントの可能性が高いと言えます。

人は嫌がらせを受けると当然気分が落ち込みます。

「職場に行けば嫌な人がいる」と思えば会いたくなくなり、仕事自体も辛く感じるなど悪循環が起こります。

職場内で理不尽な言動を受けたと感じたら、人事や労働組合などに相談してみましょう。

⑤仕事内容が合っていない

仕事内容が自分に合っていないと感じることを続けていても、仕事が辛くなる原因の1つと言えます。

自分には向いていないと感じる作業を続けていても、退屈さや無気力、自分の価値への疑問などネガティブな思考になりやすいです。

また、モチベーションをもてない仕事へのパフォーマンスも低下します。

「仕事内容がとにかく苦痛」

「仕事をしても達成感がない…」

仕事が合う・合わないというものは、やってみないと分からない面もありますが、仕事してみて合わないと感じる場合は部署異動や転職も視野に入れましょう。

辛いと感じる仕事を続ける必要はありません。

⑥給与が見合わない

給与については、自分の労働に対して給与が見合わないと感じることで、仕事が辛くなる場合があります。

給与には同意の上で就職する場合がほとんどですが、ベースアップが見込めないことや、仕事をしてみて改めて割に合わないと感じる場合が考えられます。

特に給与の低さは生活や趣味などプライベートにも直結し、メンタル的に揺さぶられやすいポイントです。

「自分の価値とは何だろう…」

「仕事に対するモチベーションが上がらない…」

「やってられない…」

真面目に仕事に取り組んでも相応の成果が反映されないと不満がたまり、仕事に対する辛さも積みあがっていきます。

ヒアリングで相談してみたり、給与の上がる職場に転職することも考えてみましょう。

仕事が辛くなるときの対処法

仕事が辛くなるタイミングやポイントは人によってさまざまで、我慢という対処を取る人が一定数います。

「自分が我慢すれば収まるし…」

「他人はもっと辛いかもしれないし…」

もちろん、仕事なのでときには辛いと感じることはあります。

しかし、自分を追い込むほどの辛さは当たり前ではありません。

仕事を思うと憂うつ、眠れない、やる気が出ない、出社したくないなどネガティブな感情に支配される場合は、次の3つの対処法を利用してみましょう。

①人に相談する

まず、自分が今辛いと感じている気持ちや状況を他人に相談してみましょう。

話しやすい同僚に愚痴をこぼすだけでも気持ちが楽になることがあります。

また、辛い状況を変えていくために、人事や職場の産業カウンセラーや、会社が提携しているメンタルクリニックや診療所などへの相談も効果的です。

人に相談することで気持ちを楽にしながら、辛い環境を変えていくことも可能ですよ。

自分でなかなか人事とアポイントメントが取れない場合も、誰かに相談することでつなげてもらうチャンスにもなります。

仕事が辛いと感じるときはメンタルに支障が出ているため、まずは心に余裕をもたせてみましょう。

ポイント
人事や産業カウンセラー、会社提携のメンタルクリニックや診療所では、仕事の悩みやメンタルヘルスの不調などを気軽に相談できる。
各都道府県に設置されている都道府県労働局の「総合労働相談センター」も窓口。

②リフレッシュ

次に、ふさがった気持ちや溜まった不満などを晴らすために、リフレッシュすることも大切です。

「仕事が辛い」という気持ちに支配されてしまうと、仕事だけでなく生活や趣味などを楽しむことができなくなる人もいます。

・好きなことに没頭してみる

・有休をとってのんびりしてみる

・身体を動かしに行ってみる

自分がしたいことや気になっていることをやり、しっかり休息をとって心と身体をすっきりさせてみましょう。

気分転換をすることで辛い気持ちから少し解放される可能性もあります。

ポイント
仕事や職場から距離を置くことが最重要。
何も考えずに娯楽や休息に集中できる環境に身を置くことができるとリフレッシュしやすい。

③退職・転職

どうしても仕事が辛くて、相談やリフレッシュをしても悩みが解決しないときは、退職や転職をして物理的に環境を変えることをおすすめします。

自分なりに工夫してみても改善されない辛さとは深刻です。

気分の落ち込みや不眠、早朝覚醒など心身に影響が出た場合、放っておくとうつ病など心の病気にかかる可能性も高いです。

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下記の記事では職種別、年代別におすすめの転職エージェントを紹介しています。

是非参考にしてください。

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どうしても辛いときは相談しよう

「みんな辛くても頑張っている」

「辛いのはあなただけじゃない」

よく耳にする言葉で、そう思って我慢を続ける人もまた多いです。

しかし、心身に支障をきたすほどの辛さは当たり前ではありません。

頑張っても辛いとき、あなたは既に「頑張った」のです。

どうしても辛いときは自分の気持ちに素直になって、行動してみましょう。