就職の面接の時に聞かれる質問はどんなことを聞かれるのでしょう?
質問の受け答えの仕方で採用か不採用かが決まってしまうので、事前に面接の質問を想定しておけば非常に有利となります。
面接の質問にはいくつかのパターンがあるので、今回はそれをパターン別に紹介していきます。
面接の質問は4パターンに分類することができる
面接の質問のパターンは主に4パターンです。
- 緊張をほぐすための質問
- スキルや能力をみるための質問
- 人間性をみるための質問
- 入社の意欲を見るための質問
上記の4パターンの内容を知っておけば、その答えを事前に準備することができるので面接には非常に有利となります。
以下の見出しではこのパターン別に面接の質問例を挙げていきます。面接の際の参考にしていただければと思います。
緊張をほぐすための質問
面接をするにあたりまずは緊張ほぐすための質問をされます。質問の内容としては以下のようなことが多いです。
- 自己紹介をお願いします
- 自己PRをお願いします
- あなたの長所は何ですか?
- あなたの短所は何ですか?
- 志望動機をお願いします
- 学生時代で最も頑張ったことは何ですか?
- あなたを色で例えると何ですか?
- あなたを動物で例えると何ですか?
- あなたを一言で表すと何ですか?
緊張をほぐすための質問の回答のポイントとしては、笑顔で答えるということです。緊張ほぐすためにユーモアを交えた質問が多いので、緊張することなく笑顔でハキハキと相手をしましょう。
こういった質問に正解はないです。あなたの思った通りのことを答えて良いです。
また、自己紹介や自己PRは必ずされる質問といってよいでしょう。事前に回答を考えておくことによりスムーズに受け答えをすることができます。解答例が知りたいという方は以下の記事を読んでみてください。
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スキルや能力をみるための質問
緊張をほぐすための質問が終わるといよいよ面接の本題に入ります。スキルや能力を見るための質問には以下のような質問があります。
- 卒業研究の内容を教えてください
- アルバイトの経験はありますか?
- 学生時代積極的に取り組んだことはありますか?
- サークルや部活に所属してましたか?
- 課外活動はしていましたか?
- 所属しているサークルや部活での役割は何ですか?
- 気になるニュースはありますか?
- 持ってる資格教えてください
- TOEICの点数を教えてください
- 自分のモットーを教えてください
- 情報収集の仕方を教えてください
- リーダーをした経験はありますか?
- 100万円もらえるとしたら何に使いますか?
- 理想の自分はどのような自分ですか?今
- の経済状況をどう思いますか?
スキルや能力を見るための質問の回答のポイントとしては、学生時代のことを聞かれる確率が高いので、サークルや部活動アルバイトなどにおいて、どのような立場でどのような取り組みをしたがというものを考えておきましょう。
また自分の資格やスキルなどを直接的に聞かれる場合があります。そういった場合は素直に自分の持っている資格やスキルなどを伝えましょう。
人間性を見るための質問
面接官は応募者の人間性を見るために様々な質問をしてきます。様々な質問が予測されますが、下記の例を参考にして回答を準備しておくと、スムーズに受け答えすることができます。
- 今までで失敗したことはありますか?
- 今までで成功したことありますか?
- 自分の中で感動したことは何ですか?
- 今までで一番嬉しかったことはありますか?
- 今までで一番後悔したことはありますか?
- 長く続けてきたことは何ですか?
- 趣味を教えてください
- 特技を教えてください
- 座右の銘はありますか?
- 夢はあります?
- 一番得意な科目は何ですか?
- 今後のキャリアプランを教えてください
- 周りからどんな人だと言われますか?
- 5年後の夢を教えてください
- 10年後の夢を教えてください
- どのような人と付き合いたいと思っていますか?
- どのような人と付き合いたくないと思いますか?
- あなたにとって仕事とは?
- 仕事でやりがいは大切だと思いますか?
- 仕事で大切にしたいことは何ですか?
- プライベートと仕事はどちらが大事ですか?
- あなたを採用したらどのようなメリットがありますか?
- あなたが面接官であれば自分を採用しますか?
- 今日の面接は何点でしたか?
- 最後に質問はありますか?
人間性を見るための質問では素直に回答することが大切です。嬉しかったことや後悔したことなどを聞かれる場合があります。しかし、そういった場合に正解や不正解はないです。そのような質問には素直に回答しましょう。
また答えにくい質問をされる場合も多いことがあります。例えば「今日の面接は何点でしたか?」という質問に対してただ点数を答えるだけでなく、その点数の理由もしっかりと答えましょう。
入社の意欲をみるための質問
どのぐらい入社への意欲があるのか、また企業のことをどれぐらい理解しているのか、という質問をされる可能性も高いです。志望する企業のことはしっかりと研究して、事前に回答を準備しておきましょう。
入社の意欲をみるための質問は、以下のような質問が予測されます。
- 弊社を希望する理由を教えてください
- 弊社のホームページを見た感想を教えてください
- 弊社に興味を持ったきっかけを教えてください
- 弊社のイメージを教えてください
- 弊社の説明会の印象はどうでしたか?
- 弊社のサービスについてどう思いますか?
- 弊社の商品についてどう思いますか?
- 弊社の強みを教えてください
- 弊社の弱みを教えてください
- あなたの長所を弊社で生かすことができますか?
- 弊社に入ってやりたいことは何ですか?
- 他にどのような企業を志望していますか?
- あなたを採用したら弊社に入社しますか?
- 弊社の志望順位は何番目ですか?
- 弊社が内定を出せば就活をやめますか?
- この職種を希望する理由を教えてください
- この職種をの仕事を理解していますか?
- 弊社は残業がありますが大丈夫ですか?
- 休日出勤はできますか?
- 結婚しても仕事を続けようと思っていますか?
- 出産後も仕事を続けると思っていますか?
- 一生弊社で働きたいと思っていますか?
入社意欲をみるための質問では、応募した企業のことを聞かれる可能性が高いです。そのため志望動機と紐付けて、志望した企業の強みや弱み、業界内での立ち位置を研究しておきましょう。
志望する企業の経営理念もしっかりと理解しておくことが重要です。付け焼き刃の回答では入社の欲がないとされてしまう可能性は高いです。そのため、企業研究や業界研究はしっかりと行なっておきましょう。
面接では逆質問も重要な質問のひとつ
面接では面接官に対してする逆質問も、重要な質問の一つとなっています。「何か質問はありますか?」という質問に対して必ず何か質問をしましょう。
質問がないとやる気がないと思われ、面接官の印象が悪くなる可能性もあります。逆質問をしなければ必ず落ちるというわけではありませんが、面接官の印象に残る逆質問をすることができれば採用される可能性も高いです。
面接での質問に対し回答する際に心がけておくこと
面接官の質問に対して回答する際に、心がけておくことがいくつかあります。
ここでは、質問に対して回答する際に心がけておくことを紹介します。
面接官の質問に対して緊張するのは当たり前
面接官の質問に対し緊張してしまい、うまく回答できないという方も多いです。しかし面接で緊張するのは当たり前です。周りの志望者も全員緊張してるので、自分だけが緊張しているわけではないと自信を持って挑みましょう。
質問に答える時に頭が真っ白にならないようにしよう
面接官の質問に答えるときに、緊張するとどうしても頭が真っ白になってしまいます。そうなってしまってはうまく質疑応答することができません。
頭が真っ白にならないようにするためには、面接の場に慣れるしかないです。面接の場に慣れるために、本命の企業以外にも数社受けておきましょう。
質問する面接官も緊張している
面接では、質問をする面接官も緊張していることが多いです。「面接官も緊張しているのだ」と思えば緊張が和らぎます。
面接は自分の企業に人を採用するという特別な業務であるため、失敗が許されないことも多いです。そのため、面接官も緊張しています。
緊張している面接官にうまく自分のことをアピールするためにも、面接では単純に質問に答えるだけでなく、自分のことをもっと知ってもらおうという心構えも大切です。
面接の流れやマナーも知っておこう
面接では質問だけでなく、流れやマナーを知っておくことも大切です。以下の記事では面接において大切な流れやマナーを紹介しています。気になる方は是非ご覧ください。
面接対策に強い求人サイト
求人サイトによっては、面接の質問対策を行ってくれるサイトもあります。
ここでは、面接対策に強いおすすめの求人サイトをご紹介します。
初めての就活は「OfferBox」 で面接の質問対策
初めての就活は「OfferBox」への登録がおすすめです。
登録するだけで企業からオファーが来るので、効率的な就活をすることができます。
面接の質問対策もサポートしてくれるので、登録がまだの方は早めに登録して、企業への内定を勝ち取りましょう。
ひとつ上の転職は 「パソナキャリア」 がおすすめ
「パソナキャリア」は転職実績も豊富で、転職エージェントが最後までしっかりとサポートしてくれます。
ベネッセなどの大企業の求人数も多く、高条件・高待遇の案件も多数掲載されています。
面接での質問対策はもちろん、職務経歴書の書き方なども丁寧にサポートしてくれる「パソナキャリア」に登録して転職を成功させましょう。
まとめ
今回は面接の質問をパターン別に紹介しました。
面接では様々な質問をされることが想定されます。
想定外の質問に焦ってしまうと、頭が真っ白になりうまく答えることができません。
どんな質問が来ても解答できるように自分の中であらかじめ準備しておきましょう。
面接の質問のパターンの中には4つのパターンがあります。
それぞれのパターン別に準備していると、案外すらすらと答えることができます。
また、回答する上で企業研究や業界研究は重要です。
しっかりと志望した企業のことや業界のことを研究して、自分の入社意欲を面接官にアピールしましょう。