職場でのハラスメント問題が、ニュースでよく報道されるようになっても、未だに無くなることはないのが今の苦しい世の中です。
今まさに職場でいじめに遭っていて、転職するか悩んでいる人。
上司からではなく、部下からの逆パワハラを受けて困っている人。
そんな悩める社会人必見!
職場でのいじめに悩んでいる人には転職する方法を、部下からの逆パワハラに悩んでいる人には対処法を、それぞれご紹介していきます。
職場でのいじめとは
同じ職場で過ごす社会人同士のいじめは、学生時代のあからさまないじめとは違い、下記のような陰湿で、悪質なものが多いです。
- 大事な業務変更や仕事内容を教えない
- こちらからの挨拶に応じない、連絡に出ない
- 相談しても応じない、相談させない空気を作る
- 人のアイデアやプロジェクトを妨害する
- 人の手柄を横取りする
- 濡れ衣を着せる
人前で恥をかかせようとしたり、あることないこと言いふらして悪評を社内に流したりすることだってあります。
いじめる側の人間は、現状の生活に満足していない・コンプレックスを抱いていることが多いです。
そのため、いじめる側の人間は自分にはないものを持ち、なおかつ弱い立場にある人間をいじめの標的にします。
いじめられている側の人間からしたら、そんな理由でいじめてられていたのかと思うほど、単純な理由なのです。
しかしどんな理由があるにせよ、いじめられている側の人間からしたら、今職場で受けているいじめは、本当に辛くて苦しくて仕方ありません。
対処法:退職代行サービスを受けよう
もういじめられたくない、こんな辛い目に遭う生活から脱け出して転職したい。
そう考えていてもやはり、嫌な人がいる職場に出社して、退職願いをするのかと考えると悩ましいものですよね。
そんな人にピッタリな方法があります。
それは、自分の代わりに会社と退職の手続きをしてくれる「退職代行サービス」です。
退職代行サービスには、「退職代行ニコイチ」や「SARABA(サラバ)」など沢山あり、その有料サービスを利用すれば円満に退職することが出来ます。
その中でも「ガーディアン」は労働組合が運営するサービスなので、「退職代行は本当に安全に退職できるか不安だ」という人にはオススメです。
下記の記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。
部下からの逆パワハラとは
職場でのハラスメント問題が社会問題となった結果、何かにつけてパワハラだと言えばいいと思っている社会人もいます。
こうしたパワハラを訴える権利を悪用し、上司を脅迫する部下の逆パワハラも多いです。
逆パワハラを受ける上司にとって、自分がパワハラに該当する行為をしていないにも関わらず、部下にそう訴えられてしまっては困ると恐れてしまいます。
こうなると上司と部下の立場が逆転してしまい、部下はさらに調子に乗って、逆パワハラ行為をエスカレートしていきます。
逆パワハラにあたる行為は、下記のとおりです。
- 上司を無視する
- 業務に非協力的である
- 上司からの指示に従わない
- 日常的に上司に暴言を吐く、威圧する
- SNSなどで誹謗中傷する
- 上司を無能扱いする
このような、上司に精神的苦痛を与える目的で行われる、部下からの行いが逆パワハラにあたります。
上司を孤立させた挙句、自分は部下を上手く教育できていないと会社に認知させるなど、上司の人格を貶し、尊厳を失わせようとしてくるのです。
逆パワハラは、上記でお話しした職場のいじめと同じです。
逆パワハラを受けている上司自身が、いじめられていると感じれば、それは逆パワハラを受けていることになります。
対処法①:指導・監督権限を使って逆パワハラをなくす
業務に非協力的で、上司に反抗的で従わない部下には、上司自身が持つ「部下を指導・監督する権限」を適切に使って対処しましょう。
業務上適切な範囲でこの権限を行使すれば、逆パワハラをしてくる部下は、職場環境を悪化させていることになり、逆パワハラしていることが会社に伝わります。
しかし、ここで重要なのが業務上適正な範囲で権限を行使することです。
業務に関係なく、ただ逆パワハラをしてくる部下を懲らしめたい目的で使ってしまえば、被害者から加害者側に立場が逆転し、パワハラだと訴えられてしまいます。
そうならないように、上司が「逆パワハラをどうにかしたい、職場環境を良くしたい」という思いで、この権限を使って逆パワハラをしてくる部下に対処しましょう。
対処法②:証拠を集め、会社か労働基準監督署に相談する
上記のような部下からの逆パワハラを受けている上司の大半が、会社に自分が上手く部下を教育・管理できていない無力さを知られることを、恥ずかしいと感じてしまいます。
それ故に上司は、部下からの逆パワハラを黙って耐え凌ぐしかなく、精神は病んでいく一方です。
そんな無駄な我慢をしていても、部下からの逆パワハラがなくなることはありません。
さらに自分を追い込んで、心と体がボロボロになっていくだけです。
働けなくなってしまうほどボロボロになってしまう前に、部下から逆パワハラを受けているという、客観的な証拠を集めていきましょう。
部下から逆パワハラを受けた時は、その被害内容をメモなどで記録します。
そうすることによって、被害を会社に訴える際、被害を受けているこちらに有利に働きますし、スムーズに対応してくれるからです。
客観的な証拠を集めた後は、会社のハラスメント問題に関係する窓口に一度相談してみましょう。
もし勤めている会社が、被害を訴えても何も対処してくれず、逆パワハラを軽視するようなら、都道府県労働局や労働基準監督署に相談することをオススメします。
逆パワハラなどのハラスメント問題は、都道府県労働局や労働基準監督署の「総合労働相談コーナー」で受け付けているので、受付時間を確認して利用しましょう。
対処法③:退職代行サービスを利用し、転職する
会社の内部通報やハラスメント問題の相談窓口、都道府県労働局や労働基準監督署に相談しても解決しない場合は、会社を退職するのも1つの手です。
でも逆パワハラしてくる部下と顔を合わせたくない、その部下がいる職場に近づきたくもないほど追い詰められている上司には、「退職代行サービス」の利用をオススメします。
そうすれば嫌な部下と顔を合わせることなく、会社を円満に退職することができ、新たな職場へと転職できるのです。
部下からの逆パワハラされる職場から離れさえすれば、あなたをいじめる人はもう誰もいません。
「退職代行サービス」を心置きなく利用し、退職手続きを代わりに進めてくれているうちに、転職活動しちゃいましょう。
嫌な部下に遭遇してしまっただけで、あなた自身に何も悪いところなどなく、仕事ができる上司です。
少しでも自分に合った、快適な職場に転職し、今度こそ楽しんで仕事をしましょう。
下記の記事では年齢別に転職成功のポイントを解説しています。
ぜひご覧ください。
まとめ
職場内でのいじめや部下からの逆パワハラ、パワハラ・ケアハラ・モラハラなどのハラスメント行為を受けている人が、最初に悩むことがあります。
それは、仕事を辞めたいと思っているけれどそう簡単に辞められない、辞めることは甘えなのではと考えてしまうことです。
しかし、この記事を読んでいるということは、既にあなたは心身ともに限界を迎えています。
終身雇用が当たり前の日本だから、定年まで1つの会社で働き続けなければならない、辛いのはみんな一緒なのだから我慢するのは当たり前、なんて考えは今すぐ捨てましょう。
そういった価値観や固定観念よりも、一番大切なのはあなた自身の体と心です。
それを守ってあげられるのは、今この記事を読んでいるあなた自身なのです。
古い価値観や固定観念から抜け出し、自分を守るために退職し、転職へ一歩踏み出しましょう。
人間関係を壊したくなかったり、会社に退職の意思を伝えづらかったりするのであれば、退職代行サービスを活用することをオススメします。