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やりたい仕事のために転職するのはあり?勇気を持って一歩踏み出す方法!

「やりたい仕事はあるけど転職したほうがいいのかな?」 

「 やりたい仕事はあるけど 一歩踏み出す勇気が出ない」 

そういった悩みを抱えていませんか? 

マイナビニュースによれば、「好きな仕事に就いている」と回答した人は39%。 

60%の人は、特に好きな仕事というわけではないと回答しています。 

そうはいっても、好きなことややりたいことを仕事にしたいですよね。 

本記事では、「やりたい仕事はあるけど転職に抵抗を感じてしまう」という人に向けて、やりたい仕事のために転職したほうがいいのか、また一歩踏み出す方法をご紹介します。 

やりたい仕事がないのは変?

「やりたい仕事がないのは変でしょうか?」 

そう思う方は少なくありません。 

生活のために働いていると考えると、やりたくない仕事だから変ということもないでしょう。 

かといって友人や両親に「やりたい仕事がない」と相談しても、もっと深く考えるようにとアドバイスを受けるかもしれません。 

「やりたい仕事なんてない」と思いながら職を探し続けるのも大変ですよね。 

しかし、冒頭でも紹介した通り、自分の仕事をやりたいと思って働いている人はたったの4割。半数以上の人が、やりたくないと言った感情を抱えて生きているのですから、「今すぐ何かを変えなければ」と焦ることもありません。 

「やりたい仕事」とは?

そもそも「やりたい仕事」とはなんでしょうか。 

子供の頃の「将来の夢」が「やりたい仕事」なのでしょうか。 

子供の頃は夢を描いていますが、それを本当に叶えるのは少数派。 

しかも今のあなたなら、子供の頃よりも仕事の数や種類についての知識も豊富ですよね。 

大人になってからの「やりたい仕事」は「やりがいのある仕事」とも言えるでしょう。 

ですから、やりたい仕事に就くためには、「自分が得意で好きなこと」や「やりがいを感じられること」を軸に仕事を探すと良いのではないでしょうか。 

やりたい仕事を見つけられても転職できない原因

あなたにも、好きなことや得意なことはあるはずです。 

しかし、仕事となると敷居が高いように感じてしまいますよね。 

また、何から始めれば良いのか、何をすれば良いのか、わからなくなってしまうことも多いでしょう。 

そのような状態では、不安と焦りが増えるばかりですよね。 

しかし、日々悶々と働いている人や就職に不安を抱いている人がいる一方で、早々に自分のやりたい仕事を見つけて充実した生活を送っている人がいるのも事実。 

ここからは、やりたい仕事が見つけられても転職できない原因を考えていきます。 

やりたい仕事の内容を徹底調査してない

まずは、やりたい仕事の内容を調査してみましょう。 

仕事内容の情報が少なければ、転職に踏み切ることができる可能性が減少してしまいます。 

なぜなら、情報が少なければ少ないほど選択肢が減るからです。 

また、「やりたいことはあるけど、それをどう仕事にすれば良いのかわからない」という人もいます。 

そのような人は、今まで見ていた求人の範囲や、検索の単語などを広げてみることで興味がでる仕事を見つけることができるかもしれません。 

独立行政法人 労働政策研究・研修機構(厚生労働省)が出している「職業名索引」によると、職業名の数は17,209もあります。 

世の中にある様々な業界や職種を知り、その業務内容や待遇を知ることが大切です。 

仕事との関わり方を考えていない

どのように仕事と関わっていきたいかを考えてみましょう。 

近年、働き方は多様化を続けています。 

定年までその会社を勤めあげたいのか? 

また転職を考えているのか?はたまた独立を考えているのか? 

そういった観点から、仕事との関わり方を考えるのは必要になってきますよね。 

ライフプランを描けない

人生設計ができていないと、転職しづらいです。 

仕事を選ぶときは、将来のライフプランをシミュレーションしてみましょう。 

幸福度の高い働き方は以下の2パターンがあります

  1. 好きな仕事を朝から晩まで働いて高給を得るケース
  2. 物価の安い土地で生活費を節約して、極限まで仕事をしないケース  

ライフステージの変化に伴い、仕事で重視したいことも変わってくるはずです。 

数年後、その先に実現したいライフイベントを紙に書き出し、キャリアを重視するのか、収入を重視するのかといったように、今後の人生と照らし合わせて考えてみるのもおすすめです。 

自分の欲求を満たしてくれるのは、どんな職業でどんな働き方なのかを考える必要があります。 

中途半端に生活費のためだけに仕事をしているとストレスも溜まるので、将来的に目指すライフスタイルを考えていくことが大切です。 

やりたい仕事を見つけたら転職を恐れない

「やりたい仕事はあるけど、転職には抵抗がある」と、転職活動に消極的な人もいます。 

やりたい仕事に就けなくても当たり前だと挑戦もせずに諦めてしまっては、せっかくのチャンスを逃してしまいます。 

失敗を過度に恐れていては、自分のやりたい仕事は見つけられません。 

挑戦しなければいつまでも状況は変わりません。 

安易な転職は控えた方が賢明ですが、満足度の高い転職をするためには、まず行動を起こしてみましょう。 

新しいことに挑戦する時には不安もありますが、一歩踏み出すことで見える世界も変わるはずです。 

下記の記事では転職したいけど勇気が出ないときの5つの対処法を紹介しています。

ぜひご覧ください。

転職成功のためにはやりたいことに優先順位を作る

実は、次々とやりたいことを見つけてしまう人も、転職で失敗してしまいます。 

このような人は、「転職して数カ月すると仕事に飽きてしまう」という特徴があります。 

その結果、現状に満足できなかったり、一度に全部始めて苦しくなってしまったりします。 

やりたいことが多くてすぐに飽きてしまうのであれば、優先順位をつけましょう。 

どれが最も重要度が高く、優先すべきなのかを考えることで、転職の際にも自分の将来を考えじっくり検討することができます。 

やりたくないことを書き出す 

やりたい仕事が多い人でも、「やりたくない仕事」はあります。 

転職成功する逆説的な方法として、やりたくないことは何かを考えるという手段があります。 

消去法のようですが、転職成功の条件を明確にするうえで非常に役立つものです。 

絶対にやりたくない仕事、条件がよければまぁやってみてもいい仕事など、「やりたくない度」に順位をつけると、自分の仕事に対するこだわりがより明確になります。 

そうすることで、満足度の高い仕事を見つけやすくもなるでしょう。 

まずはアルバイトや学校生活で苦手だったこと、やりたくなかったことをリスト化してみてください。 

やりたい仕事を見つけたら資格仕事やスキル取得を目指す

やりたい仕事を見つけたら、資格やスキル取得を目指すのも転職成功への近道です。 

スキルを取得することで、自分自身への自信がついたり、企業に取っての信頼に繋がったりします。 

また、視野が広がってたくさんの可能性が見つかることもあります。 

特にバックオフィスであれば会計や簿記、またプログラミングや資料作成などは、どこにいっても重宝されるスキルでしょう。 

自分のやりたい仕事を見つけたら、それに伴う資格やスキルを取得してみましょう。 

特に今伸びている業界の資格やスキルを習得しておくと、就職に有利になるでしょう。 

他にも、今後需要がさらに増していくと考えられるには、介護福祉士や、人手不足が深刻なエンジニアなどです。 

どちらも実務経験なしでも資格やプログラミングスクールでスキルさえあれば、採用されるケースもあります。 

これらの仕事がやりたいと思ったら、学んでおいて損はないでしょう。 

役に立つ資格と役に立たない資格については下記の記事で詳しく解説しています。

ぜひご覧ください。

仕事を探すときの注意点

転職活動を始めるにあたり、全体の流れやそれぞれのフェーズで注意したい点を抑えておくと安心です。 

転職したにもかかわらず、「転職しなければ良かった」「もう一度転職したい」と後悔してしまう人がいます。 

そうならないためにも、転職活動を行う際の注意点を知っておきましょう。 

注意点を理解しておくことで、転職失敗を事前に回避できることはもちろん、内定獲得率を上げることも可能です。 

「職種を変えればいい」と安直にならないこと 

今の仕事がやりたくないと感じるのは、職種の問題とは限りません。 

環境や人間関係、福利厚生など様々な観点で見てみる必要があります。 

ですから「職種を変えれば良い」と考えるのは安直でしょう。 

どんなスキルを磨けるかで判断する 

第一印象が良いと、そこで働きたくなりますよね。 

しかし、詳しく話を聞いてみると、思ったより重労働だったり、手当てがでなかったりすることもあります。 

あなたの将来を描く上で、どう言ったスキルが必要でしょうか。 

その会社は、そのスキルを取りに行ける仕事でしょうか。 

紙面に書かれた条件に踊らされず、どういったスキルを磨けるかで判断するようにしましょう。 

まとめ

今回は、やりたい仕事を見つけたけれども転職する勇気が出ない方に向けて、一歩踏み出す方法を解説していきました。 

就職や転職を考える時には、不安や悩みがつきものですよね。 

しかし、やりたい仕事に就くためにもまずは一歩踏み出してみることが大切です。 

自己分析や仕事を徹底的に調べ上げることは大変ですが、「やりたいことを仕事に」するためには必要です。