就職するのかそれともしないのか、自分の将来について悩んでいる人も多いと思います。
自分以外の周りの人は就職をしていたり、転職が上手くいかずに不安な人もいるでしょう。
今回は、就職を諦めた場合の選択肢や、就職を諦めて生きていく方法をお伝えします。
「就職を諦めることは別の道に進む機会にもなるんだよ」というような、人生の選択肢を一つ増やすきっかけになればいいなと思います。
就職を諦める人も多い
就職は人生に大きな影響を与えるものです。
たくさんの大学生や高校生が就職活動をしていることでしょう。
ですが、皆さんに知ってもらいたいのは失敗しても良いということです。
例え就職に失敗しても、自分を責めないことは大事なことです。
失敗から学ぶこともたくさんあります。
何度でもやり直せばいいのです。
一生懸命必死にやって失敗することは悪いことではないのです。
「失敗したと言うことは自分は新しいことに挑戦したんだ」と頑張った自分を褒めてあげるべきなのです。
就職を諦める理由
ではなぜ就職を諦める人が多いのでしょうか。
今回は、3つの理由について触れていきたいと思います。
もうすでに就職を諦めた人や、これから就職する予定がある人にぜひ読んでもらいたいと思います。
就職以外にも他の道を探してみれば、いくらでも働き方はみえてきます。
思考を柔らかくして自分のしたいことなどと向き合ってみましょう。
就職試験に受からない
就職活動にしっかりと取り組んだにもかかわらず、結局落とされてしまって就職活動が嫌になってしまったと言う人も多いのではないでしょうか。
なぜなら、不合格という結果は、まるで自分自身を否定されたかのように感じてしまう人が多いからです。
しかし、マイナスに考えるのではなく、「この会社は自分とは合わなかったんだ」「自分に合った会社が他にあるということだな」と考えましょう。
「就職試験に落ちても自分の価値は下がらない」と理解するのはとても大事なことです。
不安やストレスから解放されたい
就職に対する恐怖や緊張からのストレス、不安に耐えられず諦める人も多いです。
誰でも不安やストレスからは逃げ出したくなるものです。
しかし、それは決して悪いことではありません。
ストレスを避けて生きていく力があなたにはあるということなのです。
不安やストレスを解消するには、その原因と向き合う必要があります。
例えば、「面接で上手く話せなかったらどうしよう』」と思っているのなら、人一倍面接の準備や練習をしましょう。
そうすれば本番で緊張してしまった時に「あんなに一生懸命頑張ったんだから大丈夫」と考えられるようになります。
「人一番頑張った」という事実が不安を軽減してくれるのです。
コロナによる環境変化
今はコロナとうまく付き合っていかなければならない時代です。
しかし、すべての人が上手くコロナと向き合っていける状況とは言い難いです。
学生の中には、コロナのせいで留学に行けなかったり、就職活動に支障をきたりする人が多くいます。
ですが、逆に言えばコロナによって働き方が大きく変わり、新しい働き方や、就職方法になったと言うことです。
コロナ時代の今、新しい働き方を見つけるきっかけを探してみるといいかもしれません。
就職を諦めた人に伝えたいこと
あなたに伝えたいことは、就職は必ずしもしなければいけないものではないと言うことです。
あなたの選択肢や可能性は他にもたくさんあるのです。
今の時代は様々なSNSがあり、様々な働き方や生き方があるということを知っておくことは大切です。
就職という固定概念に囚われず、柔軟な考えをしてみれば他の働き方がみえてくるはずです。
あなたは何も悪く無い
就職活動が上手くいかなかったり、途中で諦めたりすることは、全てあなたの責任ではありません。
「自分が今したいことは何か」「自分の得意なことや好きなことは何か」を考えてみましょう。
今の時代は就職しなくても、生活するためのお金の稼ぎ方はいくらでも見つかるはずです。
自分の好きなことや興味のあることを、一度紙に書き出して整理してみましょう。
フリーターでもお金は稼げる
お金を稼ぐ方法はひとつではありません。
あなたが就職活動を諦めていたり、就職したくないと思っているのなら、フリーターになるのもひとつの方法です。
毎日の生活を営めるだけのお金を稼ぐ方法はたくさんあるのです。
まずはフリーターとして、生きがいや、やりがいのある仕事を探しすのもひとつの方法です。
就職を諦めて生きていく方法
フリーランスになる
フリーランスは会社や団体に属さずに、個人で自由に契約を結んで仕事をします。
仕事を受けるか受けないか、自分で決めることができるのもフリーランスの魅力のひとつです。
しかし、正社員と比べると収入が不安定になったしまうので注意しましょう。
フリーランスのメリットは、自分が頑張れば頑張った分だけ収入が増えることです。
自分でお金を稼ぎたい、自分一人でも頑張れる、という人に向いています。
フリーランスの実態については下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
期間工になって稼ぐ
期間工とは働く期間が決められている契約社員のことを言います。
仕事内容は、決められた製造ラインで作業をするのがメインです。
期間が決められているので、その間しっかりと頑張ることができる人におすすめです。
有給や残業、夜勤などは働く場所によって変わってくるので、しっかりと仕事内容や契約内容を確認しておく必要があります。
また、ほとんどの場合寮に入らなければならないので、そこも注意すべき点でしょう。
資格を取ってチャンスを待つ
資格を何かひとつでも取得しておくのも、ひとつの方法です。
特に保有しておきたい資格は、ファイナンシャルプランナーや社会保険労務士、中小企業判断士などです。
他にも自分がなりたい職業があるのなら、それに有利な資格を取っておけば道が開けるでしょう。
ネットで調べるといろいろな資格があるのでぜひ調べてみてください。
今したいことがない人でも何かしらの資格の勉強をしておくといいかもしれません。
役に立つ資格と立たない資格は下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
起業のチャンスもある
誰にでも企業のチャンスはあります。
常に行動したり、小さな物事に気づいたり、たくさんの記事やニュースで情報を取得することで企業のチャンスが回ってくるかもしれません。
自分の得意分野で勝負してみたり、やりたいことを企業のネタにしたり、時代や流行にあったものを参考にしてもいいのです。
とにかくそこら中に起業するヒントは散りばめられています。
行動力があれば誰だって企業はできます。
どうしても就職を諦めきれないときはエージェントに相談
もしあなたが就職を諦められないのなら『就職エージェント』などに相談をするのもひとつの方法です。
就職エージェントとは、専門のキャリアコンサルタントが就職活動を支援してくれる人です。
自分一人で就職活動が難しいと感じたり、誰かのアドバイスや助言を聞きたいという人におすすめです。
エージェントに相談してみると、自分では気づくことのできなかったことや優良な会社を教えてもらったり、履歴書の添削をしてくれたりたくさんのメリットがあります。
一人で問題を抱え込むのではなく、人に聞いたり教えてもらうのも就職活動では大切なことなのです。
職種や年齢、年代別のおすすめの転職エージェントは下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
就職活動をして正社員となる、自分で起業する、フリーランスとして働など、働き方や生き方はたくさんあります。
あなたが進路に迷っているのなら「就職」だけでなく、様々な分野を視野を広くして調べてみましょう。
幅広く物事を見れば、あなたにぴったりの働き方が見つかる可能性は高くなります。
また、周りの家族や友達、転職エージェントなどに相談したり、とにかく一人で抱え込む必要はありません。
たくさんの情報を集め、あなたにとって最善の方法を探してみましょう。