労働環境

仕事ができない人の原因や特徴とは?イライラしたときの対処法も公開!

労働環境

どんな職場にも必ずといっていいほど存在する「仕事ができない人」。

イライラしないように気をつけていても、どうしても我慢できずイラついてしまいますよね。

しかし、仕事でのストレスが積み重なると精神に大きな被害をもたらし、最悪の場合人間関係が原因で職場を退職してしまう人も少なくありません。

そこで今回は「職場で仕事ができない人に対する対処法」についてこのようなことを解説します。

  • 仕事ができない人の原因や特徴
  • 仕事ができない人に対する対策方法
  • 仕事ができない人にイライラしない方法
  • 仕事でストレスを溜めるデメリット

仕事を楽しくやりがいのあるものにし、少しでもストレスを軽減させるためには仕事ができない人への対策はしっかりとおこなうことが大切です。

仕事ができない人の特徴と対策

仕事ができない人にはそれぞれ特徴や原因があります。

その人によって得意不得意があるため、仕事ができない人の特徴を知りできるだけ早く対策がとれるようにしましょう。

何度も同じミスを繰り返してしまう

何度も同じミスを繰り返す人に対して「なんでこんな簡単なこともできないの?」とイライラしてしまいますよね。

誰でもミスをすることはありますが、多くの人は同じ失敗を繰り返さないために改善を加えます。

しかし、仕事ができない人は改善をするという行為が非常に苦手なのです。

そのような人が今後同じミスをしないよう、ミス回避に有効な3つの方法を教えてあげましょう。

  • ミスをした原因を徹底的に考える
  • 判明した原因が2度と起こらないような対策をとる
  • 仕事量に対する時間は適切か?を考え、焦らず仕事ができる時間を与える

私が工作機械を製造する会社で働いていたときに、どうしても同じ工程でミスをする後輩がいました。

その後輩は「なぜミスをしたのか?」を深く考えずに同じ作業を繰り返していたため、ミスをした原因を紙に書き出し整理をさせることで根本的な原因が判明し、同じミスを繰り返さなくなりました。

仕事内容によってミスをしてしまう原因はさまざまです。

自分で原因を探せない人には、ゆっくりと整理する時間をとってあげるといいでしょう。

やるべき業務を忘れてしまう

お願いされていた仕事を忘れてしまったり、得意先との打ち合わせを忘れてしまったりといった「うっかりミス」。

これは誰にでも経験があり、日経クロステックのアンケートによると、184人中127人が「うっかりミスをした経験がある」と回答しており、およそ7割もの人が経験しているのです。

しかし、仕事ができない人の特徴としてやるべき業務を忘れてしまう頻度が異常に高く、総じて注意力が足りていない、ほかのことに注意力を奪われているといった傾向があります。

ハーバード大学の認知学の研究に関する有名な実験では、多くの人が仕事中にも関わらずさまざまなことに注意を奪われていることがわかっており、注意力が散漫になった結果、うっかりミスを発生させてしまうことが判明しました。

その対策としてチェックリストの作成や、やるべき業務をすぐにおこなうといった「気を取られてしまう業務極力をなくす」行動が有効であることもわかっています。

あなたの職場内に注意力を散漫にさせる原因がないかを探し、仕事ができない人の注意力を上げられるように対策を練ってみてください。

ホウレンソウができない

現在部下を抱えている、抱えていた経験がある人は「ホウレンソウができない部下」に悩まされた経験があるのではないでしょうか。

社会人の基本と言われるホウレンソウですが、実は多くの人ができていません。

ホウレンソウができない理由はいろいろありますが、主に4つの心理的状況が原因だと考えられています。

  1. 上司に怒られるのが怖い
  2. 上司の時間をとってしまうのが申し訳ない
  3. 自分の力で解決できる問題だと思っている
  4. 仕事が忙しく、連絡をする時間が取れない

4番目の理由以外は、上司と部下のコミュニケーション不足のせいで報告がしづらくなっているというのがわかると思います。

したがって、普段から部下がなんでも話せるような環境を作ることがホウレンソウを怠らないための1番有効な方法ということです。

私が以前働いていた職場でも上司の圧力が凄まじく、ミスをすると怒鳴りつけられることが続いていたため、ホウレンソウがとてもしにくい状況でした。

多くの同僚も私と同じ状況だったことを危惧した会社側が人材教育のコンサルタントを雇い、このような対策をしたことで社内のホウレンソウがスムーズにおこなわれるようになったのです。

  • 部下に対して感情的にならないように普段から意識を徹底する
  • 部下の話を必ず最後まで聞き、そのあとに意見を言う
  • 部下を名前で呼んだり、部下の目をみて喋ることを意識する
  • 上司に相談する前に伝えたいことを明確にしておく
  • 報告は必ず結論から伝える
  • 電話ではなく、LINEなどのチャットツールを使う
  • ホウレンソウをおこなう時間を決め、それ以外の時間は緊急時以外連絡をしない

ホウレンソウをスムーズにおこなうために、普段のコミュニケーションを見直し明確なルールを決めて具体的な改善をおこなうことが大切です。

今回は3タイプの仕事ができない人の特徴や対策を解説しましたが、仕事ができない人にはまだまだたくさんのタイプがあります。

イライラする前に仕事ができない人に対しての改善策を考え、トライアンドエラーを繰り返すことであなたの周りの仕事ができない人は徐々に減っていくでしょう。

仕事ができない人に対してイライラしないようにする方法

次に、仕事ができない人に対してイライラしないように、明日から使える対策方法を3つご紹介します。

日本国内では、労働者の多くが対人関係によるストレスを感じていることがわかっており、厚生労働省の調査によると58%の人が仕事上で何かしらのストレスを抱えています。

さらに、そのなかの31.3%、およそ1/3が対人関係によるストレスが原因だと回答したそうです。

出典:平成30年「労働安全衛生調査(実態調査)」の概況

少しでも職場内でのストレスを軽減させるために、具体的な対策方法をみていきましょう。

仕事ができない人と一緒に「なぜ仕事ができないのか?」と考えてみる

職場内に仕事ができない人がいる場合、仕事ができない原因を一緒に考えてあげることで解決することがあります。

仕事ができない人はその原因に気づいていない可能性が高く、そもそも自分が仕事ができない人間であることすら気づいていないこともあるのです。

原因や解決策を一緒に考えアドバイスをしてあげることによって、その人とのコミュニケーションが取れますし、イライラしてしまう根本的な原因を取り除くことができます。

イライラしている人に対して、こちらからコミュニケーションは取りづらいかもしれませんが、自分のためにも1歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

自分の仕事ができなかった頃を思い浮かべる

仕事ができない人にイライラしていると感じたら1度深呼吸をし「自分は完璧に仕事ができているのか?」と考えてみてください。

大半の人が「完璧に仕事はできていない」と感じるでしょう。

自分もミスをしたり、他人に迷惑をかけたりしたことがあったはずです。

「自分もできなかった経験があるから、あの人もできないのはしょうがない」という思考を持つことで、気持ちがスッと楽になります。

アメリカのドミニカ大学の研究によると社会的に成功しているビジネスパーソンでも、約70%の人が「自分は仕事ができない」と感じているそうです。

相手を責めるのではなく、自分と重ねて相手を許せるような心の余裕を持てるようになってください。

仕事ができない人はこういう人間なんだと理解する

仕事ができない人に有効な対策は山ほどありますが、残念ながらどの方法を試しても効果がない人は少なからず存在します。

そのような人に対していつまでもイライラしたり、改善をさせようとしたりしても自分が疲れるだけで生産性もよくありません。

したがって「この人は仕事ができない人」と認識し、難しい仕事を与えず今までとは違う簡単にできる仕事を任せてみてください。

そうすることでミスやトラブルが減るので、イライラする頻度は格段に減ります。

私自身も新入社員で仕事ができない部下に対してイライラしてしまった経験があります。

しかし、よく思い出してみると私も同じミスをしたことがあり、上司から「仕事ができないやつだ」と言われていたのです。

そのことに気づいたときにはイライラした気持ちがなくなり、むしろ部下に対して申し訳ないとさえ思いました。

このように、人それぞれ能力に差はあるのが当たり前で、それぞれに適した難易度の仕事があるということを理解しておくことが重要なのです。

アンガーマネジメントを取り入れる

「アンガーマネジメント」とは、イライラや怒りを自分でうまくコントロールする心理的トレーニングのことです。

1970年にアメリカで発症したアンガーマネジメントは、DVや軽犯罪者に対するメンタル矯正のために生み出されたトレーニングですが、現在は仕事上のストレスを軽減させる有効な方法として認知され、さまざまな企業の研修に使われています。

また、怒りをうまくコントロールすることで年収が2倍になり、平均寿命も7年ほど長くなると言われており、イライラを抑えることはさまざまなプラスの効果を発揮します。

具体的なアンガーマネジメントのやり方は下記の通りなので、ぜひ試してみてください。

  1. 6秒間我慢する
  2. イライラが収まらないと感じたらその場を離れる
  3. 今までの楽しかったことや成功したことを思い出す
  4. 怒りに点数をつける
  5. 深く深呼吸をする

6秒間我慢する

人間の怒りのピークは「6秒間」と言われているため、イライラしたら6秒数えじっと我慢することで、少しずつ怒りは収まっていきます。

イライラが収まらないと感じたらその場を離れる

どうしてもイライラが収まらないと感じたら、その場を離れて怒りの対象から意識を外しましょう。

外の空気を浴びたり、飲み物を飲んだりすると気が紛れるのでおすすめです。

今までの楽しかったことや成功したことを思い出す

過去のいい体験を思い出すことで気分がリセットされます。

怒りに点数をつける

イライラしたときに「今の怒りは今までの怒りと比べて何点だな」と点数化することで怒りの対象から気をそらすことができるため、頭が冷静になり怒りが鎮まります。

深く深呼吸をする

イライラすると無意識のうちに心も体も緊張を感じてしまいます。

深呼吸をすることで副交感神経の働きが活発になり、心身ともにリラックスした状態を作ることができます。

アンガーマネジメントは日頃からトレーニングや意識をしておかないと、いざというときに行動に移すことができません。

イライラしているときの心理状況は普段と違い冷静さに欠けるため、突発的な行動を起こしてしまう恐れがあります。

したがって、継続してアンガーマネジメントトレーニングを続けることが大切です。

まとめ

今回は、仕事ができない人に対してイライラしてしまったときのさまざまな対策を解説しました。

  • ミスをしてしまう原因を考え2度と起きないような対策をとる
  • 仕事上で注意力が散漫になるようなものは極力なくす
  • ホウレンソウができない部下に対しては、普段からコミュニケーションの取り方に気をつける
  • 自分が仕事をできなかった頃を思い出し、初めのうちは仕事ができないのは当たり前だと割り切る
  • アンガーマネジメントトレーニングを継続しておこなう

仕事は人生において多くの時間を取られる生活の一部です。

心身ともに健康的に過ごすためにも、イライラしてストレスを溜めないように工夫をしていきましょう。

また、仕事ができないと悩んでいる方も多いです。

仕事ができないことを理由に転職したい方へに向けては下記の記事で詳しく解説しています。

ぜひご覧ください。

【執筆・監修】弥山大生

1986年熊本県生まれ。別府大学文学部卒業。
商社や印刷業を経て、フリーランスのライター兼キャリアアドバイザーとして活動。マネジメントやビジネス経験を活かし、就職・ビジネスライターとして月に30本ほど執筆・監修を行う。このブログでは、転職やフリーランスで成功したい方を全力でサポートするため有益な情報を発信。

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【執筆・監修】弥山大生をフォローする
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