面接の自己紹介が苦手という就活生の方も多くいます。特に自分のこれまでの経歴によりどういった自己紹介をすればいいかわからないという方も多いです。
自己紹介は面接の際にシチュエーション別にする必要があります。
今回はシチュエーション別の面接の自己紹介のポイントを、例文と共に解説します。
面接の時のシチュエーション別自己紹介のポイント
面接においては、様々なシチュエーションがあります。初めての就活の方もいれば転職回数が多い方、第二新卒の方、異業種から転職を希望する方などです。
ここでは、そういったシチュエーション別に自己紹介のポイントを挙げていきます。
転職回数が多い場合
転職回数が多いとどうしても悪い印象となってしまいます。そのためネガティブに考えてしまいうまく自己紹介することができない方も多いでしょう。
転職回数が多いことをプラスと捉え、自分の強みとなるような自己紹介を考えることが必要です。
これまでの職場に共通するキーワードなどを考えて、転職回数が多くても一貫性を持って仕事に取り組んできたことをアピールする必要があります。
転職回数については下記の記事で詳しく解説しています。
気になる方はぜひご覧ください。
第二新卒の場合
第二新卒の場合は、自己紹介の時に学生時代の経験を伝えても良いです。転職の場合は社会人になってからの経験を変えるということが一般的ですが、第二新卒の場合は社会人経験が浅いです。
そのため学生時代の経験を伝えても、面接官に悪い印象を与えることにはなりません。第二新卒だからといってネガティブに考えずに、学生時代の経験をしっかりと伝えましょう。
異業種から転職を希望する場合
異業種からに経験な仕事に転職を希望する場合には、今までの経験から得たことを伝えましょう。営業職からサービス業へ転職するのであれば、人と接することが好きなことを伝えることで面接官の印象も良くなります。
その際に前の職場でしか通用しないような、専門用語を使うことは避けましょう。面接官に分からない言葉を使うと、面接官の印象は悪くなってしまいます。 面接官のの気持ちになって、専門用語はなるべく分かりやすく噛み砕いて説明することが必要です。
面接の時の自己紹介の例文
自己紹介は面接を円滑に行うために非常に重要です。面接官の第一印象を左右するのでしっかりと内容を考えなければなりません。
ここでは、自己紹介の例文を紹介していくので、例文を参考に自分なりの自己紹介を考えてみてください。
転職回数が多い場合の自己紹介の例文
このような場を設けていただきありがとうございます。私の名前は○○と申します。私は大学を卒業後〇年間接客業を経験し、その後営業の仕事へと転職しました。
〇年間営業の仕事をした後、また別の会社で〇年間の営業の仕事をさせていただきました。学生時代から、スポーツをしており将来的にはスポーツ用品の営業をしたいと考えており、初めはお客様とのコミュニケーションや販売技術を学ぶために接客業を選びました。
その後さらにステップアップのために営業の仕事に従事し、前任者の〇%の売上を獲得することができました。そのことがきっかけで他の会社から声をかけて頂くことができ、その会社でも〇%の売上の向上に貢献することができました。
御社では自分の営業力を生かし、今までの経験をもとに〇%の売上の向上を目標とし努力していきたいと思っております。
第二新卒の場合の自己紹介の例文
私の名前は○○と申します。本日はこのような場を設けていただき誠にありがとうございます。私は大学を卒業後、メーカーの営業職として2年間働かせて頂きました。
もともと学生時代は、サッカー部のキャプテンをしており県大会でベスト8まで進みました。キャプテンをしていたため、コミュニケーション能力には自身があります。
御社では自分のコミュニケーション能力を生かし、売上に貢献し、目標を達成できるように努力していきたいと思っております。
販売業から営業職へ希望する場合の自己紹介の例文
このような機会を頂きありがとうございます。○○と申します。私は〇年間アパレル企業で接客の仕事に従事してまいりました。
入社後〇年で店長に昇格し、お店の売り上げや従業員の働きやすさというものを考えて業務を行いました。その結果、働きやすく雰囲気のいい店づくりをすることができ、〇年間で店の売り上げは〇%向上することができました。
前職での経験を活かし、御社では周りの方とコミュニケーションをとり、顧客満足の高い営業を推進し売上に貢献していきたいと思っております。本日はよろしくお願いいたします。
自己紹介の時は自分の経歴をプラスに考えよう
初めての就活では、スタートラインが同じため自己紹介は学生時代のことが多くなります。そのため、あまり他の就活生との差はありませんが、転職の場合は違います。
人によって第二新卒の方や転職回数が多い方、異業種への転職を希望する方など様々です。しかし、どのような場合でも自分の経歴をプラスと考えて面接に挑むようにしましょう。
受け答えに自信がないと面接官にすぐに見抜かれてしまいます。自信を持って面接に挑むことができるように、自己紹介の時の自分の経歴をしっかりと見直してみましょう。
以下の記事では、面接の時の自己紹介のポイントや自己PRとの違いについて詳しく解説しています。興味のある方は是非ご覧ください。
また、説得力のある自己紹介には客観的な自己分析が必要です。
自分だけの考えだと、思考が偏りがちになってしまうため、客観的な自己分析が難しくなってきます。
そこで、活用したいのが、自己分析ツールです。
あらかじめ用意されている質問に答えるだけで、自分の強みや特徴を「見える化」できるので、サクッと自己分析を終わらせることができます。
おすすめの自己分析ツールは「Anlyze U+」です。
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250の質問で、社会人基礎力と次世代リーダー力を判定してくれます。
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まとめ
今回は面接の時の自己紹介のポイントについて、シチュエーション別に解説しました。
転職をする場合は人によって経歴が様々です。しかし、どんな経歴を持っている方でも絶対にプラスとなるポイントはあります。
ブラスとなるポイントを探し出し、面接官にしっかりと伝えることができるように練習しましょう。
また、自己紹介の際に長くなりすぎることなく、簡潔に分かりやすく相手に伝えるように気をつけましょう。
転職回数が多いことにマイナスイメージを持っている方は多いですが、転職をしないデメリットもあります。
下記の記事では、転職しないデメリットを詳しく解説していますので、ぜひ読んでみて下さい。