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看護師が転職後にすぐに辞めたくなる理由とは?辞めなくてもいい転職先を探す方法を解説!

現在の就職先に不満を持っている看護師は少なくないと思います。

中には転職することで不満を解消しようとするのも一つの手だと思います。

しかし、転職先でも1ヶ月以内に退職してしまうといったことが起きているのも事実です。

ではどのような理由で辞めたくなるのか?辞めなくてもいい転職先を探す方法を説明します。

次の転職先に求めるものを考える

現在の職場に多くの不満があり、次の転職先ではそのようなことが解消できるところに就職しようと思う方が大半だと思います。

しかし、どのような求人を見てもわからないですよね。

書いてあるのは、給与面や病院が記載しているメリットの部分しか出ていないのが大半だと思います。

これではなかなか判断することが難しいです。

人は、基本的に楽観的に物事を考えがちです。よって「イメージでいい病院そうだな」と考えてしまって、就職した後に「こんなはずじゃなかった。前の病院の方がよかった」という話をよく聞きます。

そこで、次の就職先に自分が何を一番求めているのはどのようなことか整理する必要があります。

中には給与であったり、休暇であったり、やりがい・スキルアップができるかどうか?といった部分が上がってくると思います。

希望条件を上位3位まで考えておくといいと思います。

それらを照らし合わせながら、転職先を探していきます。

おおまかな転職先がピックアップできたら転職エージェントを活用する

昔と違い、転職エージェントは、かなりの情報を収集しています。

また利用した看護師からのクレーム等(条件が違う等)も入ってきているので自分で調べるより転職エージェントを使用した方が効率よく病院の情報収集が可能です。

一部ネット上のクチコミサイト等に書いてあったりもしますが、信憑性があるわけではないため、嘘をつかないエージェントを使用することを勧めます。

そのときにも上記に記載した、自分の希望条件を伝えることでもっといい病院が見つかったり、自分がいいと思って調べていた病院が実はあんまり条件に合わなかったりといった部分が見えてきます。

転職先の病院を決めたら、転職エージェントをさらに利用する

総合病院や大学病院といった場合は、自然に応募されることが多いため、エージェントを使用することが少ないと思います。

それに引き換え、個人病院や中規模病院は看護師の獲得に苦戦しています。

このような場合は、自分の希望が通りやすかったりします。

また、エージェントも私たちに支払われる年収の何%を紹介料として就職したときに支払われます。私たち看護師の年収が多い方がエージェントも利益が出るわけです。

民間の病院の場合は、同じ年数でも給与が違ったりするのはそのためです。

よって交渉を自分でしなくてもしてもらえたり、アドバイスをしてもらえることがあります。

利用しない手はないと思います。

どのような条件で入職するかを病院側としかりコミュニケーションを取る

これは、とても重要です。

私は、ずっと大学病院であったため、入職後半年働かないと有給休暇が貰えないことを知りませんでした。

また、退職金の額であったり、定期昇給がどれくらいなのかもわかっていませんでした。

おそらく大学病院と同じくらいだろうな。と思っていましたが、10分の1もないことを後で知り、1年後に退職を決意しました。

お金の話をするのはみんなあまりしたがらないですが、しっかりと交渉をして納得がいく内容かどうかを確認することは大切です。

休みについても、子供が小さいから急な休みが入る可能性があることも説明し、その場合の対処等も聞く必要があったり、残業を少なくできるのかといった交渉もしておくことが重要です。

やりがいも同様で、認定や専門看護師を取得する場合の、病院からの補助の有無や取得後の活動についてもどのように考えているのか聞いておくことが重要です。

また、現在取得可能条件が揃っているのであれば、転職1年目は難しくとも2年目以降であれば優先的に取得させてもらえるのかといったことも知っておく必要があります。

これらのことを個人で交渉すると、口頭の説明のみで後日反故にされるケースもあります。

(あまりひどいようであれば、転職エージェントに連絡すると、同様のクレームが多い場合、病院紹介をしてもエージェントの名前に傷がつくので病院を紹介しにくくなります。)

そうならないためにも転職エージェントを使用していれば、面接や交渉も一緒にしてもらえますし、書面に残りますので、後日条件が違った場合でも再度交渉することも可能だと考えます。

ある程度の妥協が必要であることも理解する

上記で希望の上位3位までを出すように言いましたが、2とか3位のものは、叶わない可能性が高いです。

というのも自分の希望が全て揃う病院はありません。

あったとしたら職員の満足度が高いので辞める人がいないため求人に上がってきません。

(ごく稀に定年等で1名募集等はありますが倍率が高いです。)

よって希望の1位をとりあえず叶えるようにするのと、2位や3位はある程度妥協していくことも重要です。

まとめ

  • 転職前に自分の希望する条件を考える
  • 転職エージェントを利用した情報収集と希望条件の病院の選定
  • 転職エージェントに口頭約束を明文化してもらったり交渉や証拠として第三者として利用
  • ある程度の妥協をする。自分の第1希望条件は死守する

このように看護師が転職エージェントを利用するメリットは多いと思います。

ただデメリットが全くないわけではなく、電話が多くかかってくるといったことがあります。

これも時間帯を指定すればその時間にしか電話はかかってきませんし、電話が苦手であればライン等でも相談することができます。

利用するのは無料なので利用した方がうまくいく確率が高くなると考えます。

転職後に辞めないためのポイントとして転職時から対処を考えていくことが大切です。