労働環境

転職するなら結婚前と結婚後、どっちがいい?見極める5つのコツ

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20代後半の年齢に突入すると、周りからちらほら結婚や子どもが生まれたなどの話題が出てきます。

結婚するとなれば、今までのライフスタイルや自分を取り巻く環境が急に変化してしまい、戸惑うこともあるでしょう。

家庭と仕事の両立バランスを考えて、転職を成功させるにはどういう風に行動すればいいのでしょうか?

男女の結婚や転職について、結婚する前と結婚後の転職を成功させるポイントや、働きやすい職場を見極めるコツについてご紹介していきます。

転職は結婚する1年前がおすすめ

「結婚前と結婚後、転職するならどっちのほうがいい?」と聞かれれば、結婚する前に計画を立ててスムーズに転職しておくことをおすすめします。

その理由として、転職した直後は産休や育休が取りにくいからです。

企業はお金と時間をかけて優秀な人材を採用しています。

その人材が採用した直後に産休や育休をとるとなれば、また新たに求人募集をかける必要が出てくるのです。

仕事に復帰したとしても、子どもに手がかかってしまう数年間は時短勤務になるでしょう。

上記のリスクを避けるため、結婚適齢期の女性や、結婚を控えた女性を採用しない企業もあるのが現状です。

産休や育休制度についてですが、現状の点からふまえると転職してから1年後でないと産休や育休をとるのは厳しくなっています。

労使協定で「入社してから1年以上であること」など、給付するにも条件がある企業も多いです。

男性の場合も、年収が下がる可能性を恐れて転職を妻に反対されたり、子どもが生まれれば教育費など必然的にお金がかかってくるでしょう。

新しい職場に慣れる期間や、家族を養う経済力を身につけておきたいのであれば、結婚前に転職しておくことが重要です。

好条件での転職を成功させるには、将来を見据えて家族を養うために、どのくらいの給料が必要になってくるのか事前に計算しておきましょう。

余裕をもって転職活動を進めたいのであれば、結婚前の転職がおすすめです。

結婚を意識して転職を考える年齢やきっかけ

厚生労働省が発表している令和元年度の人口動態の平均初婚年齢は、男性が31.2歳、女性が29.4歳、平均婚姻年齢が29歳です。

参考: 厚生労働省 人口動態 令和元年度 婚姻件数

男女ともに25~29歳で初めて結婚する人の割合が増えています。

結婚するときに転職を考えるきっかけは、人によってさまざまな意見があると考えます。

多かった意見から順番に5つに分けてみます。

  • 残業や休日出勤を減らして家族と過ごす時間をもっと増やしたい。
  • 子供が生まれたので収入を増やしたい。
  • 転勤を避けたい。
  • 交通の便が悪く、新しく住む場所から会社に通うのが難しい。
  • 女性の両親に結婚を認めてもらう。

ライフステージの変化を見据えて、自分の能力が発揮できる職場を見つけておくことでワークライフバランスを充実させやすくなります。

結婚後の転職は不利?

女性の場合、子供がいるか、いないかによって大きく変わってきます。

育児をしながら働き続けるのは大変なことなのです。

男性の場合、妊娠、出産を自分自身でする必要がないので、未経験の職や給料など、経済力の心配をする必要がなければ結婚後でも構いません。

子供が生まれたあとに女性が転職活動をするとなると、時間に限りがあります。

小さな子供が眠ったわずかな時間を使いながら、自分の労働条件に合っている企業を見つけ、睡眠時間を削って履歴書を書いたり、面接対策などの準備をしなければなりません。

子育てに思った以上に時間をとられてしまい、疲れきった表情で面接を受けると選考で不利になってしまう可能性もあります。

既婚女性が転職を成功させるためには、将来についてパートナーとよく話し合いましょう。

家事の分担など細かいところも、支え合って結婚生活をしていくパートナに負担をかけないように、協力する体制を作っておくことが大切です。

パートナーの了承を得たら、迷わず行動しましょう。

逃げ腰では、好条件で収入が安定している職場をゲットできません。

職種、勤務地、給料、勤務時間など自分に合った条件を考えながら、転職活動をしていきましょう。

自分の培ったスキルを活かして長く働き続けたい、仕事を通して企業に貢献してきたいという前向きな姿勢を伝えて下さい。

働きやすい職場を見極める5つのコツ

 働きやすい職場を見極めるにはどのようなポイントがあるのでしょうか?

ここでは、働きやすい職場を見極める5つのコツを紹介していきます。

子育て経験のある管理職がいる

管理職に子育て中や、子育て経験のある上司がいることは、女性にとって働きやすい会社である可能性が高いです。

管理職である上司が子育てを経験していれば、急な早退や休みを取りたいという緊急事態にも理解があり、残業せずに帰らせてもらえたりなど融通が利きます。

子育て経験がなく、子育ての大変さを理解してもらえない管理職の元で働き続けていると、無茶な働き方を押しつけられて不満が生まれてしまいます。

時短勤務やフレックス勤務ができる

子育てや介護などでフルタイムで働くことが難しくなった人たちを支援するために、育児・介護休業法の改正によって企業に短時間勤務制度が義務づけられました。

働く時間を自分の裁量で決めることができる、フレックス勤務という制度もあります。

1日の働く時間が固定されていないため、自分で勤務時間を調整することができます。

産休、育休が利用しやすい雰囲気がある

社内で産休や育休の制度がしっかり運用されているか、実際に何人の女性が使っているか、確認しておくといいでしょう。

いかに時間の使い方を工夫する努力をしても、子育て中はどうしても労働時間が制限される場合が多くなってきます。

育児中でも安心して働ける環境を職場の全員が受け入れて、サポートしていく雰囲気を作ることが大切です。

子育て経験がある女性の割合が多い

子育て中、子育て経験がある女性の比率が高い企業は、女性にとって負担が少なく、働きやすい環境が整えられています。

育児経験のある女性が多ければ、子どもが熱を出してしまったなどイレギュラーな状況になっても、柔軟に対応してもらえます。

育児と家事を両立しながら働く大変さや辛さを理解しているので、一緒に働いている女性にも共感してチームワークで支え合うことができるのです。

定時で帰ることができる

働き方改革などによって、無駄な残業をしない働き方が広まってきています。

労働者を搾取するブラック企業や日本の企業文化として「夜遅くまで残業をすることで社員はがんばっている」と考えられていました。

長時間労働や残業がない企業であれば、指定された勤務時間内に仕事を効率的に終わらせることが常識となっています。

他の社員に仕事を頼んで「申し訳ない」と毎回気まずさを感じることも、サービス残業をする必要もありません。

下記の記事ではマイペースに働くためのポイントを解説しています。

のんびり働きたい方はぜひご覧ください。

どんな働き方にも良い点と悪い点がある

今は正社員や派遣社員、パート、アルバイト、フリーランス、個人事業主など多様な働き方があります。

結婚をきっかけに転職する場合も、できれば自分が働きやすいと実感できる働き方をしていきたいですよね。

収入や福利厚生、雇用の安定を重視するのであれば、正社員で働きましょう。

正社員であれば一定の給料が保証され、安定的に収入がもらえます。

今までと変わらない、お金に困らない生活を送りながら働くことができます。

勤務時間や勤務日数など、状況に応じて融通を利かせてくれることを重視するのであれば、派遣社員やアルバイト、短時間のパートで働くことをおすすめします。

自分のスキルを活かして1人で自由な場所で働きたいのであれば、フリーランスや個人事業主になるという選択もあります。

新しい働き方が続々と出てきており、どの雇用形態にも良い点、悪い点が存在します。

自分にピッタリな働き方をすぐに見つけるというのは難しいかもしれません。

迷ったときは自己分析をしながら、自分が本当にやりたいことの優先順位を決めて、可能な限り負担なく働ける雇用形態を見つけてみてはいかがでしょうか。

まとめ

自分が理想とする結婚生活やキャリアを歩んでいくためには、キャリアプランが明確になっていないと転職活動が進みません。

30歳を超えると、転職市場では即戦力を求められます。

これまでやってきたビジネスについて、結婚を機にこれからやっていきたいことなど、今後の目標についてはっきりと言えるようにしておきましょう。

就職したいと思った会社があれば事前準備を怠らず、納得できる条件で働けるよう、求人サイトなどで情報を探してみて下さいね。

また、結婚を控えている方は初めて転職をする方も多いです。

下記の記事では初めての転職を成功させるポイントを解説しています。

ぜひご覧ください。

【執筆・監修】弥山大生

1986年熊本県生まれ。別府大学文学部卒業。
商社や印刷業を経て、フリーランスのライター兼キャリアアドバイザーとして活動。マネジメントやビジネス経験を活かし、就職・ビジネスライターとして月に30本ほど執筆・監修を行う。このブログでは、転職やフリーランスで成功したい方を全力でサポートするため有益な情報を発信。

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【執筆・監修】弥山大生をフォローする
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