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中小企業から大手企業へ転職するために必要な11つの知識を徹底解説!

「中小企業から大手企業に転職したいけど、本当に転職できるか心配」

「転職したいけど、どの業界・企業に行っていいのか分からない」

「大手企業への転職を成功させるコツが知りたい」

このように転職に不安や疑問を抱えている方もいるでしょう。

そこで今回は、中小企業から大手企業への転職を検討している方に向けて

  • 中小企業から大手企業へ転職できるのか
  • どのような企業が狙い目なのか
  • 中小企業から大手企業への転職を成功させるポイント
  • 中小企業から大手企業に転職する際の注意点

などについて詳しく解説していきます。

【結論】中小企業から大手企業に転職することは可能!狙い目の企業はコレ!

人手不足や転職市場の活性化などの理由により、大手企業へのハードルは下がっています。

とはいえ、中小企業からの転職となると、ハードルは高くなってしまいます。

大手企業は、「これまで培ってきた専門知識や特化スキル」または「組織体制を変える新しい発想力」などの強みを持つ人材を求めています。

特に、専門知識や特化したスキルを持っている場合、大手企業から内定をもらうための武器となります。

さらに、若年層でマネジメント業務の経験があれば、他の転職者と差がつく大きなアピールポイントとなります。

では、どのような企業が狙い目なのでしょうか。

転職しやすい大手企業の条件を3つ紹介していきます。

まず1つ目の条件は、異能人材を求めている大手企業です。

大手企業に限ったことではありませんが、生き残りをかけて新規事業に挑戦する企業が増加傾向にあります。

そのため、異分野からの人材獲得を強化しているという背景もあり、これまでの経験を「自社にはない経験」と評価してくれる大手企業を見つけると良いでしょう。

2つ目の条件は、人材確保に積極的な大手企業です。

業界にこだわりはない、とにかく大手企業に転職したい方におすすめです。

営業職であれば、不動産や保険会社などのように、中途採用がメインの企業も存在します。

とはいえ、入社後の競争が激しく、脱落者も多いといったデメリットもあるため、注意しましょう。

3つ目の条件は、進出して間もない大手の外資系企業です。

これから日本市場に本格的に進出したいと検討している外資系企業は転職するチャンスです。

日本支社だけを見れば小規模でしょうが、本国では大企業となります。

これまでの経験、日本での知見や語学力などをアピールすると良いでしょう。

中小企業から大手企業への転職を成功させる5つのポイント

ここからは、中小企業から大手企業への転職を成功させるポイントを5つ紹介していきます。

大手企業への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

企業が求める人材を理解する

大手企業への転職を成功させるためには、その企業がどのような人材を求めているか把握することが重要です。

いくら優れたスキルを持っていても、その企業のニーズにマッチしなければ必要とされません。

求人に応募する前に、企業のWebサイトなどで情報収集しておきましょう。

高い専門知識やスキルを身につける

大手企業が中途採用をする場合、豊富な知識や経験、高いスキルを持っている人材を求めています。

大手企業が求人を募集する理由は、人員の補充だけではありません。

求めるスキルを持っている人材が社内にいない場合や、新規事業展開にあたり新たなスキルが必要な場合などに中途採用します。

もし、希望する企業があるのであれば、企業が求める人材を調査し、そのニーズにマッチするスキルを身につけておくと良いでしょう。

将来性のある企業を狙う

これから衰退する分野を選んでも、将来的に損をしてしまう可能性があります。

大変な思いをして、やっと大手企業に転職できたのに、企業の業績が悪化してしまうと、また転職活動を行わないといけません。

そのため、今後成長を見込める企業を見つけることが重要です。

  • AIに負けるような単純作業ばかりの業界
  • 新型コロナウイルスやその他のウイルスなどで一気に衰退するような業界

上記のような業界は避ける方が無難でしょう。

変化が大きい時代においても業績を上昇させるような将来性のある企業を狙いましょう。

下記の記事では将来性のある業界を解説しているので、ぜひご覧ください。

現職・前職と同じ業界で勝負する

中小企業の強みは、業種の壁にとらわれない自由な働き方です。

大手企業の場合は、総務・経理・広報・営業などのように、部門別に細かく分類されています。

しかし、中小企業の場合は、資金や人材が手薄な傾向にあるため、1人の社員が広報や営業など、幅広い業務に携わっていることがあります。

そのため、あらゆる業務に対し、幅広い知識や経験を持っていることでしょう。

大手企業へ転職する場合、こういった業種枠を超えた経験や知識の深さが武器となります。

この武器をアピールポイントとし、これまでの知識やスキルを評価してくれる、現職・前職と同じ業界で勝負すれば、良い手応えを得られるでしょう。

求人サイト(転職サイト)と転職エージェントを併用する

1人で転職活動を行うより、求人サイト(転職サイト)・転職エージェントを併用した方が効率的です。

求人サイトと転職エージェントを併用することで、チェックできる求人数が増えます。

大手企業の場合、資金が潤沢ということもあり、費用をかけてより優秀な人材を獲得しようと転職サービスを利用しているケースが多いです。

また、転職エージェントのキャリアコンサルタントは、企業の情報に詳しく、求人を見ただけでは分からない情報も持っています。

さらに、採用担当者との繋がりもあるため、どのような人材を求めているのか、いつ頃求人を出すのかといった情報が得られます。

とはいえ、転職エージェントでは、紹介された求人の中から応募を検討するのが一般的です。

求人サイトであれば、掲載されている全ての求人をチェックできるため、あらゆる求人を比較・検討した上で応募できます。

このように、それぞれ特徴が異なるため、併用することで双方のメリットが得られます。

そのため、転職活動がスムーズに行えます。

下記の記事では転職エージェントを上手く利用する方法を解説しているので、ぜひご覧ください。

後悔しないために中小企業から大手企業へ転職する際の注意点を理解しておこう!

最後に、中小企業から大手企業へ転職する際の注意点を3つ紹介していきます。

希望する大手企業へ入社後のギャップを減らし、転職に失敗しないため、後悔しないためにも、ここでしっかりとポイントを押さえておきましょう。

転職理由が「大手企業のネームバリュー」の方は要注意

大手企業のネームバリューは、かなり魅力的です。

しかし、知名度が高いというだけで大手企業へ転職したり、規模の大きな仕事ができると思い大手企業へ転職したりするのはやめましょう。

仕事を継続すれば継続するほど、知識やスキルが身につくというわけではありません。

なぜなら、仕事の内容や流れを把握したら、その業務を繰り返すだけの企業も存在するからです。

特に、大手企業の場合、そういった傾向が強いため、出世しない限り同じ業務にしか携われない可能性があります。

「中堅層が少ない、毎月募集がある企業」には要注意

20代後半から30代前半の中堅層がほとんどいない場合、新人が数年で退職してしまっている可能性が高いです。

もちろん、退職する理由は人それぞれですが、教育体制が十分ではないことが関係しているでしょう。

また、頻繁に求人を出している企業も、離職率が高い企業である可能性が考えられるため、避けた方が無難です。

「未経験可なのに高収入」をアピールする企業には要注意

未経験可など、入社条件が低いのにも拘らず、高収入を謳っている企業は要注意です。

そもそも、収入を売りにしている時点で、それ以外に魅力がない企業とアピールしているようなものです。

そのため、仕事がつまらない・ノルマが厳しいといったデメリットがある可能性がありますので十分注意してください。

まとめ

中小企業から大手企業へ転職するのは、ハードルが高めとなっています。

とはいえ、可能性がゼロというわけではありません。

自分次第では成功確率をグッと高めることができます。

その方法とは、

  • 企業が求める人材を理解する
  • 高い専門知識やスキルを身につける
  • 将来性のある企業を狙う
  • 現職・前職と同じ業界で勝負する
  • 求人サイト(転職サイト)と転職エージェントを併用する

の5つです。

大手企業へ転職したいと考えている方は、その企業の情報収集を行い、企業が求める人材を理解しましょう。

また、求人サイト(転職サイト)や転職エージェントを利用して確率を高め、大手企業への転職を成功させてください。

また、下記の記事では在職中の転職活動については下記の記事で詳しく解説しています。

興味あるかたはぜひご覧ください。