企業・業界研究

中小企業もしくは大企業への転職か!迷っているときの対処法!

企業・業界研究

2020年はコロナ禍によって、世界中で想定外の一年になりました。

経済にも大きな影響が伴った結果、雇用を継続できなくなった方や、転職を余儀なくされた方もいるでしょう。

転職は、長い人生において幾度も経験する行為ではないで、多くの不安点や疑問点があります。

特に転職先選択を如何にすべきなのか、迷いもつきません。

中小企業に転職すべきか、大企業にトライすべきか、迷っている方に向けて中小企業と大手企業の転職事情の違いと共に、面接プロセスの考察等を含めて、解説します。

中小企業と大企業

一般的に、企業の規模を中小と大に分けて表現しますが、どんな違いがあるのでしょうか?

厳密には、中小企業基本法という法律に、中小企業の定義が規定されています。

業種によって定義は異なるのですが、例えば製造業では下記の通り規定されています。

資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社又は常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人

一方、サービス業になると以下のようになります。

資本金の額又は出資の総額が5千万円以下の会社、又は常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人

つまり出資金と従業員数の大小で、中小企業なのか大企業なのかを区別しているのです。

簡単に言えば、出資金3億円以下で、従業員数が300名以下の規模感の企業が中小企業と呼ばれています。

一方で、それを超える規模の企業が大企業と呼ばれる訳ですが、一般的には規模感と共に株式を公開して証券取引所に上場しているかによっても判断されています。

東証一部上場企業と言えば一般的に大手企業であり、非上場企業であって少人数の企業であれば中小企業と認識されています。

中小企業と大企業どちらを選ぶべき?

中小企業と大企業では、どちらの規模の企業の方が優れているのでしょうか。

これは一概に決める事はできません。

どちらの規模であっても、企業としてのメリットもデメリットも存在します。

大企業だから年収が高くて、中小企業だから年収が少ないと決めつける事はできません。

又、出世のスピードや働き易さも規模だけで決めつける事はできません。

では、転職を考える時に、大企業に応募するか中小企業に応募するか悩んでいる場合、

何を判断基準に考えるべきでしょうか。

私の経験によれば、一番重要な事は、貴方ご自身が今転職したいと思っている素朴な想いに忠実に、転職先を選択されるべきだ考えています。

これから自分は何がしたいのか。

これを第一優先にして頂いた上で、大企業に行きたい方はそう選択されれば宜しいし、中小企業こそ自分の活きる場所とお思いの方はそう選択すべき事だと言えます。

企業規模の大小の意味をよくご理解して頂いた上で、希望通りの転職を実現して下さい。

その結果、それが大企業だったのか、中小企業だったのかと考えるほうが賢明です。

大企業の特徴

大企業の特徴としてどのようなものがあるのでしょうか?

ここでは、大企業の特徴を詳しく解説していきます。

スケールの大きい仕事ができる

前述の通り、大企業は資本規模も従業員規模の大きい企業です。

事業規模が大きく、拠点も多く、様々な仕組みが構築されて、多くの社員が働いています。

規模が大きな企業ということは、事業環境も幅広いので、スケールの大きな仕事ができる可能性があるという事が最も大きなポイントです。

様々な経験ができる

長年勤続すれば、職種間異動もあれば、勤務地異動もあり、様々な経験を積む事ができます。

常に同じ仕事で終始することは少なく、ある程度の期間の中で、仕事の内容が変化したり、ポジションが上がったりする事があります。

競争が激しい

一方で、従業員数が多いので、社員間の競争も激しい職場環境と言う事もできます。

概ね一定水準の年収と福利厚生が期待できますが、大企業と言えどもそれが未来永劫続く保証はありません。

チャンスが大きい一方で、プレッシャーと競争の激しい職場環境が待ち受けている事も否定できません。

中小企業の特徴

中小企業の特徴としてどのようなものがあるのでしょうか?

ここでは、中小企業の特徴を詳しく解説していきます。

アットホームな雰囲気

中小企業の特徴は、やはり規模が小さいという事です。

社員間のコミュニケーションが密になるので、アットホームな雰囲気の企業が多く存在します。

競争は激しい

一方、規模が小さい故にポジションが限られる事から、やはり一定の競争は否めません。

個々の社員の貢献度が経営につぶさに反映され易いので、プレッシャーは大企業以上の場合もあります。

職種の幅が限られる

事業規模は大企業に比べて小さいので、職種の幅は狭くならざるを得ません。

小規模企業であればあるだけ拠点展開も少ないので、異動や転勤は少なくなります。

一般的に大企業の年収と福利厚生に比べると劣ると言わざるを得ませんが、一概に決めつける事はできません。

経営幹部と距離が近い

経営幹部との距離が近いというのも特徴です。

これはメリットもデメリットもあります。

良い経営者の企業であれば社風も良くなりますが、その逆の経営者の場合には働きにくさに繋がる事もあるからです。

中小企業と大企業の転職求人数と競争率

大企業と中小企業では転職の求人数と競争率はどのように違うのでしょうか?

ここでは、転職の求人数と競争率の違いを詳しく解説していきます。

求人数は大企業の方が多い

転職における求人数は、やはり大企業の方が多いと言えます。

大規模な企業なのですから、職種も勤務地も多く、必然的に求人案件は多い訳です。

中小企業の場合は逆説的に同様で、規模が小さいのですから、職種も勤務地も少なく、

求人案件も少なくなります。

競争率は中小企業のほうが低い

一方で、考えなければならないのは競争率です。

転職市場では、大企業であっても中小企業であっても、案件に対する求人数は極めて限定的です。

一求人における求人数は数名であることが殆どで、一名という場合が圧倒的に多いのが現状です。

一見すると大企業の求人案件はとても多く、中小企業の求人案件は少なく見えます。

とはいえ、どちらの場合でも数名の求人なのですから、応募数の多い大企業案件の競争率は高く、中小企業案件の競争率は大企業に比べると低く抑えられます。

ここが考え所になります。

ご自身のご経歴と、今後どうありたいかをよくよく検討されて、応募企業を検討する必要があります。

合格すればどんな企業でも好いという訳ではありませんから、競争率だけで判断する訳には

参りません。

しかし、不合格可能性の高い案件に応募するのも無駄足になる可能性がある訳です。

このあたりの見極めが、スムースな転職を実現するにはキーポイントになる所と言えます。

損益分岐点的な言い方をすれば、「合格分岐点をどこに見定めるか」という事です。

判断に迷う場合は転職エージェントに相談を

ご自身で判断に迷う場合は、転職エージェントのコンサルタントに相談する事もお勧めしておきます。

どの転職エージェントも企業側から手数料収入を上げるシステムなので、転職希望者は完全に無料ですから、安心してご相談できます。

「パソナキャリア」は転職実績も豊富で、転職エージェントが最後までしっかりとサポートしてくれます。

大手はもちろん中小企業の求人数も多く、高条件・高待遇の案件も多数掲載されています。

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企業規模による転職プロセスの違い

前項では、転職求人数と競争率についてご紹介致しましたが、今度はプロセスの違いという側面から解説します。

一般的に企業への応募には、履歴書と職務経歴書という二つの応募書類が必要です。

応募書類によって書類選考が合格になると、企業での面接プロセスに進みます。

企業規模や選考基準により、企業によって面接回数は違いますが、概ね二度ある企業が一般的です。

一次面接と、二次面接(最終面接)です。

二次面接は、役員面接であったり、社長面接等、最終意思決定者との面談が一般的です。

又、企業によっては、能力試験や適性検査を施す場合もあります。

大企業と中小企業では、このプロセスで大きな違いが発生します。

大企業は選考プロセスのスピードが遅い

大企業の場合は応募者数が多くなる傾向にあり、各々の選考に時間がかかります。

書類を応募して選考結果が出るまでに一定時間を要し、首尾よく書類選考に合格しても、面接日程の調整に時間を要することが一般的です。

そして、前述の通り各種試験が行われる事もあるので、それぞれに一定時間を要する結果、応募してから内定を獲得するまでに相当な時間がかかる事が多いのです。

中小企業は選考プロセスのスピードが早い

一方中小企業の場合、応募数そのものが少ないのが一般的なので、書類選考も面接日程調整も、余り時間がかかりません。

又、規模が小さい企業の場合は、面接自体を一回で済ませてしまうケースも多々あります。

この様に、企業規模に応じて、面接プロセスの違いが際立ってきます。

転職を決意した以上、一刻も早く現職を退職して、新天地で活躍したいと考える方が多いとです。

面接プロセスのスピードについても、転職実現の様々な選択肢の一つとして認識した上で、

判断してください。

中小企業や大企業に関わらず社会人人生をどう生きるかが大事

転職したいみなさんのモチベーションは様々です。

年収を上げたいという方もいれば、年収に拘らずにやりがいのある仕事に就きたいという想いで転職を希望される方もいます。

転職成功の為に最も大事なポイントは、自身の社会人人生の掘り下げにあります。

現職を退職する決心をした段階で、次に自身が本当は何を一番やりたいのか掘り下げてみて下さい。

過去のご自身の掘り下げと共に、社会人人生の将来についても深く掘り下げて想像してみて下さい。

必然的に、見つけた企業や求人職種が、ご自身に本当にマッチしているのか、熟慮することが必要です。

今までの経歴が活きれば好いのか、それとも全く違う分野で活躍したいと願っているのか。

大企業にトライすべきなのか、中小企業こそが自らの求めていた場として相応しいのか。

知名度が高いから、年収が多いから、ステイタスを感じるから等、実職務と別次元の要素だけで、大企業か中小企業かの判断をしないことほうがいいです。

転職のモチベーションはそれぞれに違うと思いますが、ぶれているとなかなか転職を実現することが難しくなります。

何事も腰をしっかりと落ち着けて、スタンスをしっかり決めて行動することで、成功の可能性が高まります。

 まとめ

今回は、企業の規模側面から、転職の迷いを払拭して頂ければという想いで解説しました。

大企業と中小企業でそれぞれ違いや特徴はありますが、大切なのは自身が何をしたいかです。

自身の目標とする人生において、何が重要かを判断した上で企業選びを行いましょう。

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