まだまだ落ち着く気配のない新型コロナウイルス。
緊急事態宣言の中で飲食店の閉店は報道にて多く取り上げられています。
企業の倒産、派遣の解雇、更に追い討ちをかけるかの様に感染は拡大し今後より失業者は増加していく傾向にあります。
ワクチンの提供はされましたが、まだまだ、このウイルスとの共存は続きそうです。
そんな中でも自己成長、収入アップのため転職活動をされている方も多く見受けられます。
5Gの発展により今後ますます働き方が変わってくる2021年どの様な職種が今後、間違いない業種なのか?稼げるのか?自己成長を望めるのか?と疑問に思う方も多くいらっしゃいます。
仕事をする上でも非対面が普通となってきたこれからの時代、今までこなしてきた仕事は劇的に変化しつつある貴重な時期に今現在、私たちは立っています。
そのような中で変わっていく生活、顧客、商品、習慣、時代の最先端を掴んで仕事をしなくてはならない【広告営業】は以前からも人気があった業種ですがこれから先の未来に向けても非常に注目がされている業種となっています。
広告営業とは
広告営業と聞いて
- 人と話すのは苦手だな…
- 営業は向いていない…
- 何だか忙しいイメージ…
等々ネガティブな声も多い業界ですが、そんなネガティブな意見は今後、時代の変化と共に覆ります。
「広告営業」は近い未来とても役立つ業種となり得ると共に、欠かすことができない業界です。
ここからは広告営業について詳しく解説をしていきます。
広告営業の仕事内容
サービス、メディア等を駆使しクライアントに伝える広告営業は依然プラス成長が続く上、華やかな印象が強く就活生にも人気の職種。
その中でも働き先によって仕事内容も変わり大きく分けると2つがあげられます。
広告代理店の営業
私たちの身近な所で例えるとテレビCMが1番イメージしやすく、その他にもラジオ、新聞、雑誌をまとめて「マスコミ4媒体」と呼ばれ、クライアントは当然、普段、耳にするような大手の会社になリます。
詳細としては広告企画や提案、予算管理やスケジュール管理、メディア会社とクライアント会社との窓口となります。遂行したプロジェクトが大きな成果を成し遂げた際はとても達成感とやりがいがあります。
自社媒体メディアを使った広告
自社サイト、発行書物等、自社メディアの広告営業として勤務し契約する仕事、新規営業にて「足で稼ぐ」営業なんてのもこちらの業界。
自社のメディアを使用して営業をしているため比較的自由かつ柔軟性に富んで仕事をする事ができます。
自らの手で、足で自社の媒体が世に広がることで達成感が得ることが出来ます。
広告営業の転職に向いている人
さて「広告営業」と聞いてあなたはどの様な方が働いている姿を思い浮かびましたか?
ここでは、広告営業の仕事をする上で向いている方の特徴をご紹介です。
無論、全て当てはまらなければ仕事をしてはいけない、向いていないというわけではありません。
人それぞれ得意な所、苦手な所があっての個性ですので何個、当てはまったのか等、軽い気持ちでご覧ください。
コミュニケーションが得意
「営業」という事であげさせていただきましたが仕事をする上では、どの業種も必要不可欠です。
人脈を持っている
同業に人脈がいると仕事をする上でとてもアプローチもしやすい上、スムーズに商談ができます。
当然、最初からは難しいので繋がる努力をする事で今後に繋げていきましょう。
幅広い情報を持っている
これは営業をする上での情報だけに留まりません。
クライアントの相手は年上、年下、女性、男性、様々ですので普段、何気なく見る媒体にちょっと意識をしていきましょう。
フットワークが軽い
フッ軽なんて言葉もありますが、レスポンス(メール、LINE)の返信も早い方が何かと特をします。
その相手が仕事をするクライアントであれば尚更です。なるべく早くの行動を心がけましょう。
整理整頓ができる人
改めて見るとハッとしますが広告営業ではスケジュール管理の仕事もあり的確に素早くプロジェクトの管理、クライアントとのスケジュール管理もしなくてはなりません、できる方は自ずとデスク周りも綺麗なのも特徴です。
広告営業への転職で求められる能力
時代、トレンドの変化、働き方も変わる広告営業そんな広告営業界に必要とされるのはどの様な能力が求められているのでしょうか?
ここでは、以下の3つに分けて解説をしていきます。
- コミュニケーション能力
- 発想力
- トレンド、世の流れを感じ取れる能力
コミュニケーション能力
先程もあげましたが数多くの書籍、雑誌等で記載があるのがやはりコミュニケーション能力、社内外で数多くのコミュケーションを取りプロジェクトを遂行していく中でやはり欠かすことはできません。
しかし、勘違いして欲しくないのは上手に言いくるめる、相手を論破する技術ではありません。
必要な状況で、必要な相手とのコミュケーションや情報共有が重要となります。
発想力
プロジェクトを遂行する中で発想能力も当然、必要です。
論理的思考(ロジカルシンキング)も去ることながら誰もがとても驚く奇想天外の発想能力も非常に広告営業には必須です。
こちらも難しく考える必要は一切ありません頭に浮かんだイメージを紙に書いて、そこからアイデアを広げて行けば自ずとアイデアは浮かんできますので、こちらもどなたでも持っている能力です。
トレンド、世の流れを感じ取れる能力
目まぐるしく変わるトレンド、それだけに留まらず時代は急速に変化します。
そんな時代の流れを瞬時に察知、感じ取りプロジェクトに活かす事が広告営業では必要な能力です。
それは普段、何気なく見ているInstagram、Twitter、TikTok、SNSを閲覧するだけでも十分に情報をキャッチする事ができます。
【転職の魅力】広告営業のやりがい
仕事を積み重ねて行くことで、あなた自身も大きくなり仕事に対して大きなやりがいと達成感を味わうことができます。
ここでは広告営業の魅力とやりがいについて解説です。
大規模な仕事に携われる
冒頭にて、お伝えしましたが広告営業はスケールの大きな広告、イベントに携われるチャンスがあります。
その業務を遂行することで、より知名度もあがり次に繋げることができます。
人脈が増える
様々な業種・業界の知り合いが増えるのも魅力です。
その様々な方から得た情報は、自身の糧となり、次のクライアントとの商談の際に大きな力になります。
最先端の情報が得られる
時代の先端を行く広告営業に就くと、自然と情報取得能力が身につき生きていくことができます。
こちらにつきましては後半でその実態を解説していきます。
広告営業へ転職する難しさ
厳しさ 楽しく働けるメリットもあれば当然デメリットもあります。
ここからは仕事をする上では誰しもが通る厳しさ、難しさに着いて紹介です。
働き方がハード
広告営業=きびしいというイメージはやはり強く、自分主体で悠々とデスクワークだけではなく、そこにはチームが居て、更にクライアントが居ますのでスケジュールが多忙になります。
そのクライアントが大手会社でベテランの担当者であれば比較的、時間、話等の融通が聞くはずです。
ですが新しいクライアント先で新人担当者とプロジェクトを進めなくてはならない事もきっとあります。
当然こちらからリードをしなくてはならない上で、より時間が長く取られるので時間外労働はあります。
広告サイクルの早さと締切
最先端に立ち仕事ができる、逆に言えば常に時代の最先端でなければなりません。
そのような中で常に発信をしなくてはならない広告営業の早さは一般の方より一歩二歩先を歩かなくてはなりません。
その発信したい記事の入稿の「締切」も業界は非常に厳しく目まぐるしい日々が待っています。
成果を求められる
目を引く印象的な広告は世間に広まりSNS等で誰でも簡易的に発信できるので何もしなくてもバズるという成功例は誰しも思う理想の成果です。
しかし、当然、逆もあります。
最近では某報道番組のコマーシャルが炎上をした報道がありました。
制作費は数百万円~、そこから更に放送料がかかります。
しかし、炎上したコマーシャルは削除となることもあるのです。
担当された方はどのような成果を思い描き作ったのかは、もちろんですが削除されて多額の金額が飛んでしまったことで広告営業の難しさ、及び成果を求められる業界の難しさを痛感します。
広告営業に転職して活かせる経験と獲得できるスキル
厳しさと難しさを越えた先には獲得できる経験とスキルが数多く得られますのでここから4項目に分けてご紹介です。
コミュニケーションスキル
大手広告業界の激戦にて営業を経るものは大きいです。
とくにコミュニケーションスキルが身につきます。
このスキルは先程お伝えした通りどの業界にも必要なスキルで、どの様な場面でも活かす事ができます。
法人営業の経験
法人営業の経験は大きな経験となります。
大手企業に対して営業活動を行った経験は、有意義なスキルとなり、次の仕事にも活かすことができる点であなた自身の大きな強みとなり得ます。
人脈の広がり
「出会いに感謝」とも言われる広告営業の仕事。
その出会いにより人脈が広がります。
人脈は財産とも言われますので日々の出会いに感謝しましょう。
プライベートでも、次のキャリアを見据えるうえでも様々な面で利点が生まれます。
Web知識の獲得
近年のネット社会の流通によりWEBでの知識も近年は広告営業で多く得ることができます。
広告営業では、Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)、WEBリテラシー試験を受験したりと、これからの未来に欠かすことの出来ない能力を獲得できます。
これらの能力はコミュニケーションスキル同様に今後間違いなく優遇され、挑戦されている方も多くいます。
【転職を考える方へ】広告営業のこれから
営業をする上で「顔と顔を合わせる」対面での営業の大切さ、対面ならではのリアルに親身になった営業の楽しさが強みであった広告営業は昨年から一変しました。
政府が推奨するリモートワークの普及化、更に5G、インターネットメディアの急成長に従い、より広告営業の仕事内容も急激に幅が広がってきています。
出版業界が良い例で出稿も減少傾向になっている昨今インターネット広告が急拡大し増加傾向にあります。
企業がYouTubeを始めるなんてこともその一例です。
そのため「足で稼ぐ」営業で体力には自信があります!」
なんて方よりweb知識、プログラミング、動画制作等に関する知識を豊富に蓄えている方が今後は求められます。
欠かすことの出来ないのはDXです。
(DigitalTransformation:デジタルトランスフォーメーション。デジタル技術を世間に浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革すること)
企業の事例では、先日、長者番付にて2位に急浮上したイーロン・マスク氏がCEOを務める電気自動車メーカーのテスラは、店舗を多く閉鎖してオンラインでの販売に移行しています。
試乗ができないデメリットはありますが、一定の項目内であれば購入後の返金にも対応をし、店舗営業によるコストを軽減することが可能です。
この革新的な考えはまさにDXの先駆けとなります。
日本のDX企業の中でも、富士通は営業職を廃止しシステムエンジニアに再編しました。
更に「お客様のDXを実現する」会社「RidgeLinez」を設立。
高齢化が進み人口の減少が早くも始まっているこれからの時代にDXにてどのように物作りをして行くのか動向が注目されています。
このデジタルトランスフォーメーションにより、今後の広告営業も大きく変わり、働き方も確実に変わります。
非対面での営業が普通になり、あなたは時代の先端で戦うキーパーソンとなり得ることができます。
また、広告営業への転職は転職エージェントを利用すると効率的に行うことができます。
下記の記事では転職エージェントを利用して転職成功する方法を解説しています。
本記事と合わせてぜひご覧ください。
まとめ
今回は「広告営業の転職」について解説をしました。
広告営業は日々のやる事多いイメージですが、基本的には以下のような考え方が重要です。
- PLAN(営業計画と到達目標を考える)
- DO (信頼関係をつくりあなたからお願いされたからという人材になる)
- CHECK(営業プロセスの振り返りを行う)
- ACTION(小さな改善を取り入れ実戦する)
最終的には「圧倒的信頼」を得ることで確実に成果もついてくる上、あなたの知名度も自ずと上がることになります。
その信頼を得たあなたは、そのあなただけの信頼を使って独立をすることも可能です。
又、更に大手の会社に移って活躍の場を広げる道も開けます。
革新的に目まぐるしく変わるネットを駆使し、新たなビジネスを創ることさえできる「広告営業」は今後も非常に魅力的な転職先となり得ます。
また、下記の記事では世代別の転職成功のポイントを解説しています。
広告営業への転職を検討している方は、ぜひご覧ください。