就活・転職生のための情報サイト「シュウカツ部!」

転職で年収を上げるには?業界の選び方や方法について詳しく解説!

転職して年収を上げたい。でもそれにはいろいろな不安や疑問がありますね。

「転職したいけど、どの業界に行っていいかわからない」や「もっと給料のいい転職先はないか?」また「フリーランスとして働きたいけど不安だ」という方も多いです。

このような疑問を解決に導くためにこの記事では、転職で年収を上げる方法や年収を上げるための注意点を解説していきます。

転職で年収を上げる方法

「給料をあげたい」や「転職したい」という悩みをお持ちの方は多いと思いま  す。

ただ、転職して単純に給料が上がるのか?という不安も出てきますね。

結論から申しますと上げる方法はあります。

この記事では具体的に上げる方法を解説していきます。

年収が高い業界に転職する

何を当たり前のことをと思うかもしれませんが、これが探すにおいて重要なポイントです。

上げると言っておいて、自分のスキルなどを考慮していくと今の給料と大差ないところで妥協していませんか?

ここでもう1つ重要なことは、給料の高い「業界」を選ぶということです。

決して「職種」を選び直すということではありません。

職種を変えても可能かもしれませんが、今までのスキルを生かし他業界を選択したほうが確率は高いでしょう。

面接のときに年収交渉する

いち早く内定をもらいたいがために、企業にやたらと下手に出る必要はありません。

こちらは面接される側ですが、これから就職するにあたり私たちも企業を面接する立場でもあるのです。

とはいうものの、いきなり年収交渉は企業に「お金とことばかり考えている」と思われても印象が悪いです。

ひと通りの話が終わったところで、給与体系を尋ねてみるというのも1つの方法だと思います。

これから長い期間就職する企業において妥協してやむなく働くのか、給与面も納得して働くのかでは、今後の人生が大きく変わってくるのではないでしょうか。

実力評価型の企業に転職する

年功型の企業でお勤めの方は実力評価型の企業に転職すると、年収が上がることがあります。

あわせてインセンティブの制度を取り入れている企業も対象です。

評価基準の変更により年収が上がる可能性があります。

しかしデメリットとしては、年功型に比べ実績を上げ続けなければいけないというプレッシャーはあります。

ただ年功型であっても実績を全く上げない人が、その企業に居続けることできるのか?とも言い換えられますので、トライする価値はあるでしょう。

何を貢献できるか最大限アピールする

今まで築き上げたスキルを伝えます。

その際、その企業に何を貢献できるのか、何が有利になるのかをアピールしましょう。

誇大表現をする必要はありません。

これまでの実績や仕事について具体例を出して、淡々と伝えるだけで面接官には届きます。

気負いすることなく事実を伝えましょう。

転職で年収が上がる理由

転職で年収が上がる理由はさまざまです。

ここでは、転職で年収が上がる理由について解説します。

年収の低い業界にいたから

業界別年収ランキングを平成30年度の国税庁「民間給与実態統計調査」で見ると以下のようになります。

  1. 759万円…電気・ガス・熱供給・水道業
  2. 631万円…金融業、保険業
  3. 622万円…情報通信業
  4. 520万円…製造業
  5. 502万円…建設業
  6. 498万円…学術研究・専門・技術サービス業、教育・学習支援業
  7. 446万円…不動産業、物品賃貸業
  8. 445万円…運輸業、郵便業
  9. 437万円…複合サービス事業
  10. 397万円…医療・福祉
  11. 383万円…卸売業、小売業
  12. 363万円…サービス業
  13. 312万円…農林水産・鉱業
  14. 251万円…宿泊業、飲食サービス業

全体平均は441万円となります。

平均から考えると、9位の複合サービス事業から14位の宿泊業、飲食サービス業に該当する方は全国平均から見ると低いとなるので、上位の業界に転職すれば年収は上がります。

資格があれば年収アップ

資格があれば転職に有利に働きます。

例えばファイナンシャルプランナーの資格を持っている、TOEICで高得点を保持している方などは年収がアップしやすいです。

これらの資格保持者は、先程のランキングでも高い年収の業界に転職しやすくなります。

他の資格でも言えることですが、資格をただ持っているだけでは即採用とはなりません。

TOEICで高い点数を保持していたとしても、企業は語学力だけを評価するのではなく、語学力を使って何が出来るのかを注目しています。

資格があれば確かに有利です。

採否のポイントは「資格を生かして、企業にどのような貢献をしてくれるのか」です。

転職先の平均年収が高い

単純に考えますと、先程の業界別年収ランキングで高い業界に転職すると上がります。

特に景気全体が冷え込む中、高い水準で年収を保っている業界は景気に左右されない業界だと言えます。

しかし他業界で勤まるかどうかの不安はあると思いますが、以外とあなたのスキルを求めている企業もあるということを忘れないでください。

そのためには今お持ちのスキルを最大限アピールできるよう、準備しておきましょう。

より明確な給与規定

年収上位ランクの業界においては、もう1点給与規定が明確であり企業規模にもよりますが、高い水準の企業とも言えます。

判断材料として上位ランクの企業を選択もありますが、給与規定がしっかりとした企業を探すと年収アップにつながります。

転職で年収を上げるメリットとデメリット

「転職したけれど年収は思ったほど上がらなかった」という可能性もあります。

そうならないために、メリット・デメリットを理解しておきましょう。

転職で年収を上げるメリット

転職により前職より年収が上がるメリットは大きいです。

インセンティブの有無など手当の支給があればさらに年収はあがります。

ただし、企業の給与体系だけではなく、手当などの確認もしておきましょう。

また昇給が長期的に見込めるかもメリットにつながります。

転職で年収を上げるデメリット

他業種ならそうですが、業界を変える転職であれ転職して最初は不安がつきものです。

ある一定期間はそうでしょうが、年収が上がることを思えば苦にはならないでしょう。

前職でのスキルを生かし、売上アップにつながる実績を企業に貢献すれば、さらに年収上がる可能性もあるのではないでしょうか。

転職で年収を上げる際の注意点

大手企業は年収水準が高いです。

しかし年功制を導入している企業が多いため、転職して年収アップにつながらない場合が多い可能性があります。

年功制は勤続年数に反映して昇給する制度で、最初の給与は低く設定されています。

転職=年収アップとは簡単にいきません。

大企業は長く務めることにメリットがありますが、転職してそれから先の昇給や手当、インセンティブの有無などを考慮して選ぶことをおすすめします。

そもそもですが、転職以外で考える方法もあります。

年収を上げるために資格取得することです。

資格が必要で高年収の職業は医師・弁護士・パイロットなどあります。

これはハードルが高すぎますので、現実的に挙げますとファイナンシャルプランナーはおすすめです。

顧客の資産運用やアドバイスする仕事です。資格取得後は実務経験を積んだ後、独立の道も開かれています。

日商簿記検定2級もおすすめの資格です。

企業の経費計算、給与計算、会計など経理業務ができます。

こちらも有資格者は手当が付くことが多く、年収アップが見込めます。

フリーランスで年収を上げる

転職以外で独立してフリーランスとしての道も1つの方法です。

今までのスキルや顧客関係、つながりなどを生かして年収アップの道を探ります。

フリーランスで年収を上げるのは簡単ではない

フリーランスは転職より難しい選択かと考えがちですが、上げる方法はあります。

確かに転職よりハードルは上がり、リスクも全て背負う前提です。

しかし準備を整え、十分なスキルと顧客関係をお持ちであれば年収アップは、転職の比ではないでしょう。

ではどのようなフリーランスがあるか解説します。

どのようなフリーランスがあるの?

職種に応じて系統立てて紹介します。

●コンサルタント系

弁護士、行政書士、会計士、税理士、司法書士等

●スクール系

学習塾、料理教室、プログラミング教室、茶道教室等

●技術系

デザイナー、プログラマーやシステムエンジニア、整体師、マッサージ師、ネイリスト、アロマセラピスト等

●販売支援系

販売代理店、保険代理店、広告代理業、Webライター、コピーライター、プロデューサー等

紹介に挙げた以外にもフリーランスは、多岐にわたり仕事があります。

現在のスキルに合わせて検討するのも選択の1つです。

これから需要が高まるフリーランスの仕事は下記の記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。

フリーランスで年収は下がることもある

一方でフリーランスを選んだものの、結果的に年収は落ち会社員に戻る例もあります。

先程も申しましたがリスクを全て負うということをまず考えてください。

税金・年金は企業に務めていれば半額企業負担です。

また計算も企業が行ってくれます。

また、体調不良などでやむなく休業しなければならない時は、休業手当が用意されています。

これらフリーランスには体調不良で休めば、収入は途絶えてしまいます。

保障はありません。

企業で務めていれば仕事の事さえ考えれば良いですが、税金や保険など会計も全て自身で行わないといけないため、本業以外の雑務が増えるのも考慮に入れる必要があります。

年収はフリーランスで上がることもある

フリーランスは企業に務めるより、時間の制約がありません。

全て自分で管理するため自由なスタイルで時間管理ができます。

人間関係のわずらわしさからも解放され、プレッシャーから解放されるでしょう。

しかし今まで企業任せの仕事や保障などが、全て自分自身でこなすこととなります。

違う意味でのプレッシャーがかかるのも事実です。

しかし、フリーランスで成功をおさめると、転職以上の年収アップが期待できます。

転職エージェントで年収を上げる方法

転職エージェントを利用すれば、年収を上げることがさらに近道となります。

どのようなメリットがあるか解説していきます。

企業の内部情報を事前に入手できる

人事担当はもとより企業の担当者とも密な関係をもつ、転職エージェントのキャリアアドバイザーは企業の細かな情報もリサーチしています。

一般公開では知ることの出来ない情報をいち早く伝えてくれますので、面接対策を有利に進めることができます。

非公開の高額案件が集中している

一般公開されている情報の他に非公開求人があります。

企業により格差はありますが、非公開求人は全体の8割にも上るとされています。

理由は企業が同業他社に情報を漏らしたくない思惑と、より希望する人材を確実に採用できるメリットでキャリアアドバイザーに委託しているのです。

審査に通りやすい書類作成をアドバイス

自身で履歴書や職務経歴書を書類作成の場合、1社ごとに作成し発送する手間が生じます。

この点、アドバイザーはそれぞれの応募企業に合わせての書き方をアドバイスしてくれます。

より書類審査に通りやすくアドバイスしてくれますし、応募までを代行してくれますので時間を有効に活用できます。

面接対策に集中して取り組めます。

幅広くキャリアを生かして提案してくれる

キャリアアドバイザーは担当する企業の必要とする人材を細部に渡り理解していますので、それまでのキャリアを生かした面接対策のアドバイスをしてくれます。

これまでの採用事例もたくさん経験していますので、それぞれの企業にあった採用により近づく面接プランを提案してくれます。

より広く転職に関しての相談ができる

転職に関してのスペシャリストでもありますので、転職に関してあらゆる相談にも乗ってくれます。

職種のスキルを生かしての業界選びが1人では、大変な作業となります。

選択した業界で合っているのかなど不安になりますが、そこは経験豊富なキャリアアドバイザーが過去の実績を照らし合わせて的確な企業を見つけ出してくれます。

まとめ

転職で年収を上げるための方法には、年収が高い業界に転職する、実力評価型の企業へ転職するなどの方法があります。

また、資格を取得して転職すると、年収も上がりやすいでしょう。

その他にも、フリーランスになるという方法もあります。

また、転職で年収を上げる際には、転職エージェントの活用をおすすめします。

転職エージェントを活用することにより、自分に合った求人を探し出してくれて、転職を有利に進めることが可能です

転職を考えている方は、年収を上げるためにも、ぜひ転職エージェントに登録しておきましょう。