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【例文あり】内定辞退の仕方!怒られずに上手く伝える方法を紹介!

企業に内定が決まった就活生は、内定辞退しなければならない場合もあります。しかし、内定の辞退を電話で伝えると怒られそうで怖い、と思っている就活生も多くいます。

内定辞退する場合には、電話で伝える方が良いのかメールで伝える方が良いのかどちらが良いのでしょうか?

今回は、内定辞退を電話でするメリットや、内定辞退する際の例文などを説明していきます。

また、社会人の方が転職活動をする際の内定辞退の仕方は下記の記事で解説しています。

転職活動時の内定辞退については、下記記事をご覧ください。

電話で内定辞退ので連絡をすると怒られそうで怖い

電話で内定辞退の連絡をすると、企業から呼び出しを受けたりするかもしれないと思い、怖いと思う人は多いです。

せっかく内定をもらったのに、内定辞退することが申し訳ないと思う方は罪悪感があります。電話口でどう伝えればいいのかわからない就活生も多いです。

内定辞退を電話でするのが怖い理由4つ

内定辞退を電話でするのが怖いと思うわけにはどのようなものがあるのでしょうか?

ここでは、その理由を4つ紹介していきます。

電話で内定辞退を告げると怒られそうだから

電話で内定辞退をすると、怒られてしまうのではないかと思っている就活生も多いです。

確かに企業にとって、せっかく採用した人に断られるのはとても残念なことです。 内定辞退をすると新たに人を募集しなければならないので、お金も時間もかかります。

そのため、電話で内定辞退をすると怒られてしまうのではないか、と想像することは必然のことです。

内定辞退を電話ですると会社に呼び出されそう

内定辞退の連絡を電話ですると、会社に呼び出されそうで怖いという就活生もいます。実際に呼び出された事例はいくつかありますが、基本的に呼び出しには応じなくて良いです。

呼び出しに応じると、とんでもない事態に発展することもあります。内定辞退をしたからといって罰則や罰金があるようなことはありませんので安心しましょう。

今後あなたの大学から採用しないと言われそう

企業の採用担当者にもよりますが「今後あなたの大学から採用しない」と言割れた方もいるようです。

しかし、今後採用しないメリットは企業側にもありもありません。そのため、たとえ「今後あなたの大学から採用しない」と言われた場合でも、あまり気にする必要はあり。

内定辞退すると損害賠償請求をされるかも

就活生の中には内定辞退すると、損害賠償をされるかもと思ってしまう方もいます。しかし、内定辞退では損害賠償されるといったことはありません。

損害賠償される可能性がある場合としては、内定承諾書親誓約書などの書類を交わしている場合です。

内定辞退だけでは損害賠償される可能性ありませんので、安心して内定辞退の連絡をしましょう。

電話で内定辞退の連絡をしても怒られない

電話で内定辞退の連絡をしてもほとんど怒られることはありません。

内定辞退をしても怒られない理由を具体的に説明していきます。

企業側も内定辞退の連絡に慣れている

企業は毎年多くの人を採用していますので、内定辞退をする人も多いです。そのため、内定辞退の連絡に慣れているので怒られることはありません。

就活生にとっては初めての経験で戸惑う方も多いでしょうが、実際は怒られないことの方が多いため安心して内定辞退の連絡をしましょう。

内定辞退を想定して多めに採用している

企業も内定辞退されることは想定内なので、あらかじめ多めに採用しています。企業側は人手不足に陥るリスクも考えているので、ギリギリの採用人数としている企業はまずありません。

企業の実績や退職者の数などから採用人数を決めるため、毎年臨機応変に対応しています。

入社直前の内定辞退は怒られる可能性が高い

入社直前の内定辞退の連絡は怒られる可能性が高いです。企業側も入社に向けて準備を進めているので、入社直前に内定辞退をされると損失が多いからです。

内定後に交わされる内定承諾書や誓約書には法的拘束力はありませんが、企業の損失が大きい場合は、例外的に損害賠償される可能性があります。

そのため、内定を辞退すると決めたらできるだけ早めに連絡しましょう。

内定辞退の連絡を電話でするメリット

内定辞退の連絡をメールよりも電話でするメリットはどういった点にあるのでしょう?

ここでは、そのメリットを紹介しています。

内定辞退の意思が確実に相手に伝わる

電話の場合は内定辞退の意思を確実に相手に伝えることができます。

企業の担当者は業務内容によっては忙しく、メールを見落としてしまう可能性もあります。そのため、メールよりも電話で伝えた方が、内定辞退の連絡が確実に伝わります。

誤解を生じる可能性が低い

電話で内定辞退の連絡をすると、内定辞退する理由をはっきりと担当者に伝えることができます。

直接相手と話すので誤解を生じる可能性も低くなり、内定辞退することのお詫びの気持ちを確実に伝えることができます。

内定辞退の連絡を電話でする場合のポイント5つ

内定辞退を電話でする場合のポイントはどういった点があるのでしょうか?

ここでは、そのポイントを挙げていきます。

内定辞退を決めたら早い段階で伝える

内定辞退を電話でする場合のポイントとしては内定辞退が決まり次第早い段階で伝えるというのがあります。

入社直前に内定辞退すると、入社承諾書などを交わしていた場合は、愛悪の場合、損害賠償されてしまう恐れがあります。

時間を置くほどより伝えづらく、気が重くなりますので、内定辞退を決めたら早い段階で連絡しましょう。

内定辞退の連絡が遅くなればなるほど、企業側に迷惑をかけてしまうので気をつけましょう。

内定辞退の意思はしっかり伝える

内定辞退と連絡をする際に曖昧な対応をしてしまうと、企業側から押し切られ、内定をを断れなくなってしまう場合もあります。

内定辞退を連絡する場合は内定辞退の意思はしっかりと伝えましょう。その際、言葉遣いが煩雑にならないように丁寧な口調で対応しましょう。

内定辞退の理由は慎重に選ぶ

内定辞退の理由について、聞かれない限りは自ら伝える必要はありません。しかし、企業側から内定辞退の理由を聞かれる場合もありますので、連絡する際は事前に理由を準備しておきましょう。

内定辞退の理由は仕事に関連する理由であるべきです。そのため、内定辞退の理由は慎重に選ぶ必要があります。

企業からの呼び出しに応じる必要はない

内定辞退の連絡をした際に、企業に呼び出されたといった例もあります。しかし、この呼び出しに応じる必要ありません。

内定をもらった段階では正式な雇用契約を結んでいるわけではないので、内定辞退をしたからといって企業に呼び出される理由はありません。

選考に対する御礼と内定辞退のお詫びをする

内定辞退した企業と、将来何かの形で関わる可能性も考えられます。そのため内定辞退の連絡をする場合は、選考に対するお礼と、内定辞退のお詫びをしましょう。

今までにお世話になった感謝の気持ちを延べ、最後まで誠意ある対応を行いましょう。内定を辞退したからといってその企業との関わりがそこで終わるとは限らない、ということを頭の片隅に入れておくことは大切です。

内定辞退を電話で伝える時の例文

ここでは、内定辞退を電話で伝えるときの例文を紹介します。例文を参考に、内定辞退をする際は自分に当てはめて使ってみてください。

冒頭

お世話になっております。

○○と申します。

先日は内定通知を頂きましてありがとうございます。

大変申し上げにくいのですが検討させて頂いた結果内定を辞退していただきたくご連絡致しました。

内定辞退の理由

弊社と並行に選考が進んでいた企業があり、そちらからも内定を頂くことができました。

今後のキャリアや、自分の適性を検討した結果、誠に心苦しいですがそちらの企業に入社を決意いたしました。

お詫び

選考で貴重なお時間を割いて頂きながら、このようなお返事となり大変申し訳ございません。

内定辞退の連絡を電話でするのが怖いときはどうする?

内定辞退の連絡をどうしても電話でいるのが怖い時はどうすればいいのでしょうか?

その場合はメールを送る、もしくは手紙を送るといったことも考えられます。

ここでは、それぞれの方法について見ていきます。

内定辞退の連絡をメールでする場合

内定辞退の連絡をどうしても電話でするのが怖いときは、メールを送るといった方法があります。

メールは電話と違い見落とされる可能性がありますので、内定辞退のメールをして数日たっても返信が無い場合は、再度メールを送りましょう。

必ず内定辞退の意向が担当者に伝わっているか確認するように注意しましょう。

内定辞退の連絡を手紙でする場合

内定辞退の連絡お手紙でする場合は少ないですが、全くないわけではありません。

手紙の場合は、手書きで縦書きで書くこと、修正液を使わないなどメールと違い決まり事が多いです。

大企業の場合は、内定辞退者一人ひとりからの手紙を目に通すことは非常に時間がかかるので、できれば避けたほうがよいでしょう。

まとめ

今回は内定辞退の連絡を電話でする方法をお伝えしました。

内定辞退を電話でする際には、感謝の気持ちを忘れずに、最後まで誠意ある対応をしましょう。

メールや手紙で内定辞退の連絡をするよりも、直接電話でした方がより感謝の気持ちと誠意が伝わります。

企業側採用にたくさんのお金と時間を注いでいます。そのことを忘れずに、社会人の一員として対応するよう心がけましょう。