今の日本では、コロナの影響などもあり、働き方が見直されています。
そのような状況の中で注目されているのが、フリーランスという働き方。
フリーランスは、副業として働くことができたり、在宅で働くことができたりします。
会社に縛られずに働くことができるのは魅力的ですね。
しかしその一方で、「フリーランスのことがよくわからない」「どんな仕事を選べばいいかわからない」という方もいらっしゃると思います。
ということで、今回の記事では、
- フリーランスと会社員の違い
- フリーランスの仕事の種類
- フリーランスとして仕事を獲得する方法
これらについて書かせていただきます。
フリーランスと会社員の違いとは?
フリーランスと会社員の違いは、以下の通りです。
会社員の特徴
- 労働時間に対して報酬(給料)が支払われる
- 仕事が会社から与えられる
- 労働時間、場所が会社から決められることが多い
フリーランスの特徴
- 仕事の成果に対し報酬が支払われる
- 仕事を自分で受注しなければならない
- 労働時間、場所は自由であることが多い
上記の違いから、フリーランスとして働くのに向いている人の特徴は、以下のようになります。
フリーランスとして働くのに向いている人の特徴
- 仕事を短時間で終わらせるための効率化が得意
- ある程度営業力がある
- 自己管理能力が高い
これらの特徴にあてはまる人は、会社員として働くよりも、フリーランスとして働いた方が収入が増える可能性が高いです。
なぜなら、企業側から見ればフリーランスは簡単に雇用契約を解除できる分、報酬を高く設定しやすいからです。
ですから、実力のある方は、フリーランスとして仕事をした方が市場価値に見合った収入を得られる可能性が高いのです。
フリーランスにはどんな仕事の種類があるの?
フリーランスの仕事は様々で、仕事の種類によってそれぞれ向いている人も異なります。
ここでは、フリーランスの仕事の中でも特におすすめな5つと、それぞれに向いている人の特徴をご紹介します。
フリーランスにおすすめな仕事その1:ITエンジニア
ITエンジニアは、フリーランスの仕事としては非常におすすめです。
なぜなら、現在IT業界は深刻な人材不足であり、この状況は少なくとも今後10年は続くと言われているからです。
フリーランスは自分で仕事を獲得しなければいけませんから、需要のある仕事でないとなかなか継続的に稼ぐことは難しいでしょう。
その点、ITエンジニアであれば、ある程度のスキルがあれば仕事の獲得に困る可能性は低いと言えます。
現在既に会社員のITエンジニアとして仕事をされている方は、思い切ってフリーランスITエンジニアになった方がいいでしょう。
なぜなら、フリーランスITエンジニアは、同程度のスキルでも会社員ITエンジニアより高収入を得られる可能性が高いからです。
つまり、ITエンジニアとしてスキルアップをせずとも、働き方を変えるだけで収入がアップする可能性が高いのです。
実際に、会社員ITエンジニアからフリーランスITエンジニアに転身しただけで、収入が2~3倍になるケースは珍しくないです。
現在プログラミングスキルが全くない方でも、半年ほど勉強すれば充分フリーランスITエンジニアとして仕事を獲得することができます。
フリーランスITエンジニアに向いている人の特徴は、以下の通りです。
- 現時点で会社員ITエンジニアとして仕事をしている
- 現在はプログラミングスキルはないが、半年ほど勉強することができる
- 労働集約型でもいいので、とにかく安定的に仕事を獲得したい
フリーランスにおすすめな仕事その2:動画編集者
動画編集者も、フリーランスの仕事としてはアツいです。
なぜなら、現在はユーチューバーが増えており、それに比例して動画編集者に対する需要も高まってきているからです。
また、今後は5G回線の導入により、動画コンテンツ市場はより大きくなると言われています。
そうなると、さらに動画編集者に対する需要が高まることが想像できます。
ですから、今のうちに動画編集スキルを身につけておけば、需要増加の波に乗れる可能性が高いです。
また、動画編集に必要なスキルを身につけるための勉強時間がそれほどかからないのも魅力です。
平均的には2~3ヶ月、早い人だと1ヶ月程度で、フリーランスとして仕事を獲得できる動画編集者になれると言われています。
さらに、ユーチューバーに興味がある方や、既にユーチューバーとして活動している方は、フリーランス動画編集者として働くのはよりおすすめです。
なぜなら、動画編集の勉強をすれば自分の動画のクオリティを上げることができますし、また、既に自分の動画があるなら仕事の獲得がしやすくなるからです。
仕事を発注する側としては、相手がどんな動画を作ることができるのかがわかった方が仕事を依頼したくなりますよね。
ですから、動画編集者として活動するのであれば、同時にユーチューバーとして活動するのがおすすめです。
フリーランス動画編集者に向いている人の特徴は、以下の通りです。
- なるべく早く稼げるようになりたい
- ある程度デザインのセンスがある
- ユーチューバーとしての活動に興味がある、もしくは既に活動している
フリーランスにおすすめな仕事その3:Webライター
フリーランスWebライターは、今回ご紹介する仕事の中では、最も参入障壁が低いです。
なぜなら、フリーランスとして仕事を獲得するのに特別なスキルが要求されないからです。
日本語が書けるなら、今日から誰でもフリーランスWebライターとして仕事ができます。
その一方で、参入障壁が低いゆえに、価格競争に巻き込まれやすいというデメリットもあります。
つまり、仕事の受注単価が低くなりやすいのです。
ですから、高収入を得たい方にとっては、フリーランスWebライターはあまりおすすめできません。
ただ、気軽にお小遣いを稼ぎたい方にとっては、フリーランスWebライターは非常におすすめです。
フリーランスWebライターに向いている人の特徴は、以下の通りです。
- 特別なスキルを持っていないが、すぐにお金が欲しい
- 副業としてお小遣い稼ぎがしたい
- 自己主張があまり強くない
フリーランスにおすすめな仕事その4:ユーチューバー
ユーチューバーもフリーランスの仕事としてはおすすめです。
ユーチューバーの最大のメリットは、不労所得を得られやすいことです。
動画は一度投稿したらずっと再生され続けますから、そこから収益も発生し続けます。
広告媒体としても使えるので、自信の商品を売りたい場合にもユーチューバーをやるのはおすすめです。
ユーチューバーのデメリットは、チャンネルが育つまでに時間がかかることです。
ですから、即金性のある仕事を選びたい方にはユーチューバーは向いていません。
また、エンタメ系など既に飽和状態にある市場を攻めるのは難しいです。
今から狙うなら、まだ供給の追い付いていないニッチな市場を狙うのがおすすめです。
ユーチューバーに向いている人の特徴は、以下の通りです。
- 即金性がなくてもいいので、不労所得を得たい
- 自分をメディアとして売り出したい
- 情熱を注げるジャンルがある
フリーランスにおすすめな仕事その5:ブロガー
ブロガーはSEOの難化もあり、一部ではオワコンと言われていますが、フリーランスとしてまだまだ稼げる仕事です。
ブログの特徴は、YouTubeと同様、不労所得になりやすく、その一方で収入が得られるようになるまで時間がかかることです。
今からブログをやるなら、SEO流入だけに頼るのではなく、同時にSNSアカウントも育ててそこからアクセスを集められるようにした方がいいでしょう。
ブロガーに向いている人の特徴は、以下の通りです。
- なかなか収益が上がらなくても根気強く続けられる
- 文章を書くのが苦にならない
- SEOやコピーライティングの知識がある
フリーランスとして仕事を獲得するためにはどうすればいい?
フリーランスとして仕事を獲得するには、結論から言いますと、フリーランス用の求人サイトを利用するのがおすすめです。
なぜなら、求人サイトを利用すると様々なメリットが得られるからです。
実際にどんなメリットが得られるのかを、以下に列挙します。
- 営業をしなくて済む
- 安定して仕事を受注できる
- 報酬の未払いなどのトラブルを防げる
- キャリアプランを相談できる
- 場合のよっては賃金保障もある
これらのメリットがある一方で、デメリットは特にありません。
もはや求人サイトを利用しない手はないと思います。
特に初心者の方は、必ず求人サイトを利用しましょう。
下記の記事では、フリーランスの実態と、おすすめの求人サイトを紹介しています
ぜひご覧ください。