「30代からのおすすめの転職サイトを知りたい」
「30代から転職したいけど、どの業界に行ってのいいかわからない」
「30代の転職で気を付けることはあるかな」
そんな30代からの転職を考えている方に向けて、実際に私が30代からの転職で実際に利用した転職サイトも含めてオススメを紹介・解説します。
30代におすすめの転職サイト
ここでは、30代からの転職にオススメの転職サイトを紹介します。
私が実際に利用した転職サイトも含めているので、きっと参考になるはずです。
doda
dodaは業界大手の転職サイトです。公開されている求人数も約73,000件という圧倒的な数が特徴です。(2021/2時点)
また、求人数だけでなく「フレックス勤務」や「産休・育休取得実績あり」という条件での絞り込みも可能です。
30代となると家庭を持つ方も多いため、「ライフスタイルを重視したい」という世代にもやさしい転職サイトです。
また、全国でオンラインによる企業との面談会も定期開催しているので、求人を探しながら面談も行える面では転職コストも良いと考えられます。
レバテックキャリア
レバテックキャリアは、ITエンジニアやデザイナーの方向けの転職エージェントです。
履歴書・職務経歴書の添削や、面接対策を行なってくれます。
レバテックキャリアはITエンジニアやデザイナーに特化しているため、アドバイザーもその分野や業界に詳しい人が多いことが特徴です。
最速1時間での内定実績もあり、マンツーマンでのサポートが受けられます。
転職エージェントのパソナキャリア
転職エージェントのパソナキャリアは、オリコン顧客満足度調査で3年連続第1位を獲得しています。
取り扱う求人の幅も広く、様々な業種・職種に対応しています。
キャリアの棚卸しや職務経歴書の書き方のアドバイス、求人の紹介や面接日程調整、年齢交渉に至るまで、一連のサポートをしてくれます。
30代から転職するのにオススメの業界を紹介
20代で社会人経験を積んできた人にとっては、30代ではどの業界に挑戦してみようか悩む人もいるかもしれません。
ここでは、私の実務経験からオススメする業界2つとその理由を紹介します。
①営業
・どういった業界?
営業には新規顧客を獲得することを目的とした新規営業や、既存顧客を中心にフォローや追加で商品を提案し売り上げを立てるルート営業があります。
営業というと「自分の足で外回りをする」イメージがある方もいるかと思いますが、内勤営業もあります。
内勤営業には電話営業中心のテレアポ(テレセールス)や、電話だけでなく、メールやFAX、郵送のDMなどをつかって営業を書けるインサイドセールスという営業手法も存在します。
最近ではコロナ過というのもあり、内勤営業も流行りつつあります。
・どれくらい稼げるの?
転職サイト大手のdodaが公開している30代の平均年収によると、30代の営業職は年収500万円となっています。
全職種の平均年収が444万円であるため、平均よりも約12%高いことがわかります。
・メリット、デメリットは?
メリットは営業職にはインセンティブ制度が設けられている会社が多いということです。
私が以前勤めていた会社では、月ごとや3か月単位でのアポイント獲得件数に応じで、給与とは別に特別ボーナスをいただけることがありました。
成果報酬という形で目に見える形は、営業ならではだと思います。
デメリットは、日々または毎月という単位で成果が求められることです。
私も以前営業を務めていたときは、1日1件、月20件のアポイント獲得が成果目標になっていました。
会社によっては「アポが取れるまで帰れない」というところもあると聞きますので、心理的プレッシャーに弱いと営業は難しいと思います。
・どういう人にオススメ?
「成果報酬に燃える」「インセンティブで稼ぎたい」という人は営業が最適です。
特に外資系保険の営業職であれば、桁違いのインセンティブ報酬が得られる場合もあるためです。
やればやるだけ稼げるのは営業くらいなので、「努力が報われる仕事をしたい」という人は、営業にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
②システムエンジニア
・どういった業界?
システムエンジニアには、お客様の要望をまとめる「要件定義」から、プログラミングによる「システム開発」まで幅広い職種が存在します。
また、「インフラ」というサーバの構築や運用といった、システムの裏側を支える職業もあります。
・どれくらい稼げるの?
転職サイト大手のdodaが公開している30代の平均年収によると、30代の技術職(IT/通信)は年収511万円となっています。
全職種の平均年収が444万円であるため、平均よりも約15%高いことがわかります。
・メリット、デメリットは?
メリットは、スキルを横展開できることです。
エンジニア以外の職業の場合、自社でしか通用しないスキルしか積み上げられない場合があります。
システムエンジニアの場合は、基本的にプログラミング言語を活用して仕事をします。
プログラミング言語は世界共通で利用できることがほとんどのため、1社で積み上げた経験を他社でも活用できます。
デメリットは、常に技術の勉強をし続ける必要があることです。
IT業界は半年~1年という短い期間で技術の移り変わりがあるため、常に学び続ける姿勢が大切になります。
「勉強しつづけるのは苦手だな」という人には厳しい世界だと思います。
・どういう人にオススメ?
システムエンジニアは実務経験による年収アップも期待できるため、「スキルを身に着ける仕事がしたい」「転職をしながら年収アップをしたい」という方にはおすすめの職業です。
30代からの転職で大事にすべきポイントは3つ
ここでは、30代からの転職で大事にすべきポイントについて私の実体験から紹介します。
①自分がどうなりたいのかを明確にする
転職するとき、業界選びをする際に、「現職が〇〇だから同じ業界にしよう」「技術はないから営業でいいや」「コミュニケーションが苦手だからエンジニアになろう」と考えたことはありませんか?
私も初めは同じことを考えていましたが、実際にそのような気持ちで転職しても長続きはしません。
なぜなら、「3日坊主」という言葉があるように、人は目標がないと途中で飽きてしまうからです。
最も大切なのは、「自分がどうなりたいか」を明確にしておくことです。
「エンジニアになって、BtoCのWebサービスの開発にかかわりたい」
「営業になって、年間1億円以上の受注を達成する」
といったように、具体的にどの業界でなにを達成したいかを考えましょう。
「先の目標なんて考えられない」という方もいるかもしれません。
そのような方は、半年~1年後先にどのような仕事に携わりたいかをイメージするくらいでよいでしょう。
実際に入社して実務を通すことで、「もっと〇〇にも挑戦してみたい」と思うこともあるからです。
まずは短期の目標を決めるくらいで、自分がどうなっていきたいか考えてみることをオススメします。
②今までの経験をどう企業に貢献できるかを考える
「自分のやりたいこと」だけを一方的に伝えていませんか?
当てはまる方は、ぜひ一度「志望先の企業にどう貢献できるか」を考えてみましょう。
なぜなら、採用担当からすると、「この人はいままでの就業経験を自社にどう活かせるか」を考えるからです。
この考えは、私が営業時代の部長兼人事担当にも聞いた話なので、信ぴょう性はあるはずです。
30代からの転職になると、大学院卒業の人でも社会人経験が4年以上ある方が多いと思います。
どんな経験でもいいので、「この経験は〇〇の仕事にも活かせそう」という発想の転換に活かせれば、30代からの転職活動も成功できるはずです。
「自分がやりたいこと」を伝えるよりも「自分の経験なら会社に〇〇の形で貢献できる!」というGIVEの精神でいきましょう。
③優先順位を決める
転職活動をする中で、最も大事なのは優先順位を決めることです。
なぜなら、自分の理想に100%合う会社というのは存在しないからです。
私が営業からエンジニアに転職した時は「実務未経験でも就業可能」「システム開発の業務ができる」を中心に、受け入れが可能な企業に応募しました。
ほかにも「残業が20時間以下」や「副業が可能」など、人によってさまざまな条件があるはずです。
1~2個譲れない条件を決めたうえで、条件にある企業に集中して応募することで、転職活動もうまくいきやすいと思います。
まとめ
「30代から転職活動をしても遅いのでは」と不安を覚える方もいるかと思います。
しかし、日本には421万社の企業が存在します。
いま勤めている会社だけにこだわらず、自分の価値やスキル、年収を上げるというメリットを考えれば、複数の企業を30代のうちに経験するという選択肢もありなのではないでしょうか。
この記事を読んでいただいた方の転職活動が、上手くいくことを願います。
また、年代別の転職成功ポイントは下記の記事で詳しく解説しています。
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