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仕事を辞める時の理由は?辞める理由ランキング10を紹介!

新年から定年まで一箇所で働き続けるスタイルも変化しつつある現代社会において、色々な理由や事情で退職を考えている人も多いでしょう。

ですが、いざ転職なども考えても、なかなか行動に移すことが難しい方も多いと思います。

そこで今回は、多くの方が仕事を辞める際に、どのような理由や事情を決意しているのかを解説していきます。

仕事を辞める理由ランキング10

以下のランキングは退職を考え始めたきっかけについてのランキングです。

1位:給料が低かった

2位:やりがい・達成感を感じない

3位:企業の将来性につて不安になった

4位:人間関係を構築できなかった

5位:残業など拘束時間がながかった

6位:キャリアアップできない

7位:社風や風土が合わなかった

8位:ほかにやりたい仕事ができた

9位:結婚・家庭の事情

10位:転職先が決まった

家庭の事情などの自分どうしようもない理由から、給料・キャリアアップなども立派な退職理由になります。

ここでは、それぞれの理由について解説していきます

1位:給料が低かった

日々の生活の中で、最も影響力があるといっても過言ではない給料に関しは、仕事をする上でモチベーションにされている人も多いですね。

また、ボーナスの部分の満足度が低ければ、仕事のモチベーションも下がりかねないでしょう。

30代などでは結婚も考える時期でもあります。

日々の生活費だけでいっぱいいっぱいになってしまうと、他の部分にお金を回すことができず、働いている理由が分からなくなってしまいますね。

業務内容に関しては、モチベーションも高く成績も高く成績も良かったとしても、給料が低い場合辞めたくなる気持ちにもなりますね。

また給料に関しては交通費が全額支給されなかったり、残業代の1部が払われず、休日出勤になる職場もあるようです。

給料の未払いや残業代の支給に関しては法律に触れる恐れがあるため、そのような職場環境に身を置いている場合には弁護士等に1度相談してみるのもおススメです。

2位:やりがい・達成感を感じることができない

この意見も大変多く、働く人を悩ませる理由の1つですね。

どれほど仕事のやりがいがあり、功績を残していたとしても、正当に評価されなければ不満も生まれてきますね。

1つの会社で長く働いていこうと思うと、昇進や昇格の制度が不透明な会社だと自分自身の将来性が不安になりますね。

かといって職場に直に相談したとしても、すぐに対応できるようなことでもない為、退職を考える人も多いのも仕方ないでしょう。

3位:企業の将来性が不安になった

続いては自身が働いている業界や会社が将来的に不安になる点です。

自身が働いている業界や、会社が長い目で見たときに、今後安定して働くことが困難になる可能性があると退職を考えることがあります。

業界や会社の将来性については働く前と働いている中では、モチベーションを低下させられてしまう人も数多くいます。

たとえ業界や会社が不振に陥ったとしても責任を取ってくれるとは限りません。

手遅れになる前に退職を決断するのも1つの手です。

4位:人間関係を構築できなかった

上司や同僚と関係地が築けず、働き続けることが困難になり退職を決断することもあります。

仕事をしていく上では、人間関係を構築し円滑に進めていくことは必要不可欠なことです。

しかし、人間ですので合わない人がでてくると思います。

人間関係のストレスを溜め込んでいると精神的に追い込まれていくので、無理に我慢するのであれば退職をやむなしです。

近年ではパワハラという言葉があるように、上司などからの嫌がらせが原因で退職している方も多いようです。

上司からすると指導の一環として接しているつもりが、部下からすると人格を否定されているようなケースもあり退職を決めた後も影響がでる場合もあります。

パワハラなどは被害者が声を上げて解決に持っていくのは難しくその部分を煩わしく思い退職しているが多いようです。

5位:残業などで拘束時間が長かった

続いて多かったのが、残業などの会社での拘束時間が長かった点です。

いくら業績や給料面が良くても残業が多かったり、休日出勤が頻繁に行われていたりする会社では社員の勤続年数は伸びていない場合が多いです。

仕事においてプライベートの時間は完全に分けるのがベストですが残業が多かったり、休日出勤が多いと仕事の時間とプライベートの時間の区別がつきにくくなります。

一昔前であれば、仕事をしている量が多ければ優秀な社会人としてみることができました。

しかし、現代の社会において、自分自身のプライベートの時間を犠牲にしてまで仕事をするというのは変わりつつあります。

20代だと近年ではプライベートの時間を大事にしたいという声は多く、残業や休日出勤などは働き方改革などで風化しつつあるともいえるでしょう。

ですので、拘束時間が長い会社では退職を考える人が多いでしょう。

6位:キャリアアップができない

会社側のキャリアアップ制度が出来上がっていない会社などでは、社員から不満が生まれることがあります。

社会人として会社にいると、キャリアアップは切っても切れない理由になるでしょう。

働いている中で自分の成長が感じることができない、この会社にいる意味を体感できなかったりするとモチベーションも低下します。

日々の業務の繰り返しで充実感が得られなかったり、会社の先輩たちを見ていると入社前の未来想像とはかけ離れていたなどが理由になってきます。

7位:社風や風土が合わなかった

入社した会社の社風に合わなかった時、このまま自分はこの会社に在籍していいのかと不安になることがありますね。

社風が合わないと感じる具体例について、下記のようなことがあります

  • 普段の会話や飲み会などの集まりが合わない
  • 上司や同僚とそりが合わない
  • 仕事の進め方合わない
  • 労働時間などが合わない
  • 企業理念などに賛同できない

ただ社風というのは入社前ではほとんど分かりません。

現在の会社の社風が合わないから退職を決断する場合に関しては、自分自身が求めているものを細かく決めてから次の会社を探すほうがいいでしょう。

8位:他にやりたいことができた

この意見は新卒社会人や20代の人に多いです。

現在の仕事とは別に、他にやりたいことが見つかることもあります。

特に新卒の人だと学校の卒業と同時に周りに合わせて就職している場合もあり、社会人として働いている中でやりたいことが明確になることも多いです。

9位:結婚・家庭の事情

結婚を理由にして退職する「寿退社」があります。

しかし、近年では、結婚してすぐに退職すというよりは、結婚してから一定期間は働く方が多く見られますね。

これは女性の社会進出に影響を受けている部分もあり、また育休などの制度を細かく設定している会社も多くなってきているのが主な理由です。

そのため、子供ができてから育休に入るという傾向が多くなってきています。

また、「家庭の事情」に関しては退職する建前にする場合も多いです。

本当に家庭の事情の場合、退職する際は相手上司との信頼関係にもよりますがある程度は細かく伝えた方がいいでしょう。

逆に建前としての家庭の事情の場合は、現在の会社に不平不満があるが円満退社したい場合として使うことが多いです。

本当の家庭の事情の場合は家庭の事情の場合、会社側から引き留めにあった際に、事実を事細かく伝えて納得してもらうべきでしょう。

逆に建前として使うのであれば、作り話を話しその場を収めることはやめましょう。

最近ではSNS等も活用される場面が多い為、後々のトラブルに発展することもあります。

そのため、「プライベートのことなので詳しくはお伝え出来ません」などと言いましょう。

10位:転職先が決まった為

続いても意見として多い、次の転職先が決まった為転職を伝えるケースです。

ただ一般的に現在勤めている会社から引き留めはほぼ確実に起こります。

引き留めに関しての注意点としては、

  • 会社名は上司に伝えないこと
  • 法的に問題ない日を逆算して会社に伝える
  • 引継ぎなどを可能な限りで行う

など引き留めをかわせるよう工夫して上司には伝えましょう。

在職中の転職活動については下記の記事で詳しく解説しています。

ぜひご覧ください。

まとめ

これまで仕事を辞める理由ランキングに関して解説してきました。

全体の傾向として上位1位~5位までに関しては、比較的に20代~30代に多く見られるランキングとなりました。

給料面や仕事場での上司との関係値の部分など、入社して序盤の方で気になりだす点です。

逆に下位6位~10位に関しては、一定期間会社にいる方が退職を決断するような内容になっています。

近年では新卒そして就職してから3年以内に退職を決断する人は全体の30%を超えてきています。

若いうちに自身のやりたいことの方向性を決め、行動に移す人が増えている傾向にあります。

またシニア世代と若手世代での働き方に関する価値観に溝があり、シニア世代にとって若手が何を感じ会社を辞めるに至るのか、理解していく必要性があるのではないでしょうか?

職業に関してもYouTuberなどの人気も高く、必ずしも会社員として働くことが成功とは見られなくなってきています。

シニア層でも自身のキャリアを高めたいと向上心を持ち退職を決断するケースも増えてきている為、今後の日本社会の働き方についてのあり方に関しては注視していく必要がありそうです。

各業界の年収事情は下記の記事で詳しく解説しています。

興味のある方はぜひご覧ください。