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サーバーエンジニアはフリーランスになれる?年収や単価相場、将来性を解説!

エンジニアにもスキルによって多様な種類があります。

今回は中でもサーバーエンジニアにフォーカスをあてて紹介していきたいと思います。

皆さんサーバーエンジニアの「サーバー」とは何か、ご存知ですか。

サーバーとは、ネットワークを通じて様々な機能やサービスを提供するコンピューターのことを指します。

そこでサーバーエンジニアはフリーランスになれるのか、また、その年収や将来性を紹介していきます。

サーバーエンジニアの仕事内容

サーバーエンジニアの仕事といえばどんなことを想像しますか。

先ほども紹介した通り、サーバーとはネットワークを通して様々な機能・サービスを提供するコンピューターのことです。

ではそのサーバーを通してどのような仕事をするのでしょうか。

具体的にサーバーエンジニアの仕事を見てみましょう。

サーバーの構築

サーバーを使用するためにサーバー構成の設計などをします。

サーバーといってもWebサーバー、メールサーバー、ファイルサーバーなどその種類はたくさんあります。

主にサーバー構築のポイントは5つあります。

  • サーバーの種類
  • 設置台数
  • ネットワークの通信速度
  • コストバランス
  • 使用電源量

以上のことをどう組み合わせるかをプログラマーやシステムエンジニアと話し合いながら運用しやすいサーバーを構築します。

サーバーの運用・保守

サーバーを実際に運用しながら、状況に応じて変更を加え、管理する。

トラブルが付き物の仕事です。

そのトラブルを解決するために原因を探るのがサーバーエンジニアの仕事の1つでもあります。

日々のメンテナンス作業やサーバーウイルスに攻撃されていないか確認するのもサーバーの運用・保守をする上での仕事でもあります。

また、システムが24時間稼働するか常に障害対応や監視体制にあるのもサーバーエンジニアの仕事です。

こうして聞くと、サーバーエンジニアがいかにハードな仕事かわかります。

サーバーエンジニアの年収は?

サーバーエンジニアはネットワークが普及している現代、需要が高まりつつあります。

そのため、サーバーエンジニアの年収も高めに設定されているのではと思う方も多いのではないでしょうか。

実際は雇用形態やスキルによってばらつきがあります。

これは全エンジニア界隈でも共通していることではないのでしょうか。

では改めてサーバーエンジニアの年収はどのくらいなのでしょうか。

具体的に見ていきましょう。

サーバーエンジニアの平均年収は各年代により違う

DODAの平均年収ランキング最新版では、20代378万、30代493万、40代596万というデータがあります。

これは未経験者から熟練者のサーバーエンジニアまで、幅広い層のサーバーエンジニアの平均年収を元にしたデータです。

これらの平均年収は雇用形態やスキルによって変わってくるので、経験ともに知識技能を養っておきましょう。

ネットワークエンジニアとしての役割を担うことも可能

ネットワークエンジニアはネットワークインフラの設計・構築や保守管理を中心とした作業を行う職種です。

より高い年収を目指す人は、ネットワークエンジニアとしての役割を担うこともおすすめします。

また、CCNAやCCNPなどの専門資格を取得することで、スキル保有者であることの証明にもなるのでさらに上の年収を狙うことができるでしょう。

CCNAや CCNPについては以下の【フリーランスのサーバーエンジニアに求める資格は?】で紹介します。

フリーランスのサーバーエンジニア案件の単価相場

次にフリーランスのサーバーエンジニアになった際の単価相場を見ていきましょう。

フリーランスのサーバーエンジニアは、企業に雇用されているエンジニアより単価相場は高めです。

これを知っておくと、フリーランスのサーバーエンジニアになった方が良いのではないかと思う人が多いのではないのでしょうか。

しかし、経験やスキルによって変わってくるので、フリーランスになったからといって必ず高額を稼げるわけではないことを頭に入れておきましょう。

一般的な単価相場は60万円前後

Linuxサーバー構築の単価相場は、週5日常駐した場合の月額で60万円前後になります。

求人を見ると、下は30万から上は130万まで幅広く存在します。

また、同じサーバーエンジニアの案件でも専門的な知識やスキルが求められたり、希少性の高いスキルを扱う仕事は比較的高単価なものが多いです。

サーバーの運用や構築の仕事に比べると、設計やPMの仕事は比較的単価が高めです。

経験年数やスキルにより単価は異なる

フリーランス案件に関する単価相場は、実務経験の年数やスキルによって報酬に差があります。

ほとんど実務経験がない場合は業務の一部のみを担当することがほとんどです。

そのため、一般的な単価相場は20万といわれています。

経験年数での報酬は変わってくるので以下にその目安を紹介します。

  • 実務経験2年以上→30万
  • 実務経験3年以上→40万
  • 実務経験4年以上→50万〜90万

経験年数を積み上げることで報酬も上がっていきます。

フリーランスのサーバーエンジニアに求める資格は?

資格があるのとないのとでは得られる年収も変わってきます。

また、資格を取得することで、OSやネットワークに関する知識を深めることができます。

初心者でサーバーエンジニアを目指す人は、基本情報技術者試験やITパスポートを取得するといいでしょう。

それらを持っていることで就職や転職が有利に働くことがあります。

まずは目標を設定して複数の資格を取得することをおすすめします。

MCP(マイクロソフト認定プロフェッショナル)

世界150ヵ国以上で幅広く実施されているマイクロソフト社製品についての資格です。

Windowsサーバーに関する知識や技術を測る試験で、情報システム関連のエンジニア向けの資格です。

難易度は三段階あり、易しいものからMCSA・MCSE・MCSDの順に難しくなります。

LPIC(Linux技術者認定資格)

MCPと同じく世界で通用する資格です。

サーバーエンジニアは避けては通れないシステムがLinuxサーバーです。

Linuxサーバーの構築・運用・管理ができることを証明するための資格で、物理環境から仮想環境まで含めた領域をカバーできるため、役に立ちます。

レベル1から3までの難易度があります。

CCNA(Cisco Certified Network Associate)

Cisco Systems(シスコシステムズ)の製品を扱う認定資格

この資格は5段階あります。

易しいところから、

  • エントリー
  • アソシエイト
  • プロフェッショナル
  • エキスパート
  • アーキテクト

の順に難易度が存在します。

保有していることでネットワークの導入や運営、トラブルシューティングの知識を証明できます。

CCNAは知名度も高いので就職・転職に有利です。

CCNP(Cisco Certified Network Professional)

CCNAのワンランク上の資格で、CCNAの難易度のプロフェッショナルにあたる資格です。

主に大規模ネットワークの保守・運用に関する知識が問われます。

サーバーエンジニアでこの資格を取得しておくと他との差別化が図れます。

また、保有者はネットワークエンジニアからサポートエンジニア、システムエンジニア、ネットワーク技術者としての技術を持っていることを証明できます。

フリーランスのサーバーエンジニアが単価を上げる方法

サーバーエンジニアの仕事はネットワークが普及していくにつれ、年々増加していってる傾向にあります。

しかし技術が進歩しているにつれ、求められるスキルも上がってきているので、日々の努力の積み重ねが大切です。

なのでフリーランスになるにあたり、企業が求めるポイントを押さえてスキルや知識を積み重ねていきましょう。

そこで、フリーランスのサーバーエンジニアの単価を上げるコツを紹介します。

サーバー設計など上流の経験

サーバーエンジニアの案件の中でもサーバー設計や案件定義、企画などの上流工程のほうが、経験や幅広い知識を多く求められます。

そのため、単価が比較的高くなる傾向があります。

企画や案件定義には技術者としての知識のほか、ベンダーコントロールやプロジェクトマネジメントなどのビジネススキルも求められてきます。

上流工程を任されるようになるには、企業に勤めるほか、自分でもできそうな上流工程の案件を積極的にこなしていく必要があります。

アーキテクトの知識とスキル

サーバーエンジニアはシステムの根源であるサーバーの設計を行うポジションです。

そのためにクライアントの要件を満たすために何がどのくらい必要なのか、それを物理的・システム的に把握しておかなければなりません。

それゆえに優れたサーバーエンジニアにはITシステムを設計・構築するという技術が求められます。

そのため、CCNAの中でも最も難しいアーキテクトとしての高度な知識とスキルが求められます。

クラウドサーバーの知識とスキル

ある程度のクラウド経験があると、高単価を得られやすくなります。

昨今のサーバーエンジニアの仕事はサーバー開発のみでは賄えなくなりました。

クラウドサービスの出現により、クラウドに頼る企業が増えてきたのです。

そのため、サーバーエンジニアには厳重なセキュリティ体制が求められます。

その一方で、ハードウェアの設置場所や物理的なメンテナンスが必要ないため、低コスト・スピーディーに導入できるところが、クラウドの魅力でもあります。

フリーランスのサーバーエンジニアの将来性は?

IT技術が進歩していく世の中ではサーバーエンジニアにも将来性はあります。

インターネットが普及している限り、エンジニアの仕事が途絶えることはないでしょう。

しかし、今後もサーバーエンジニアとして活躍していくためには、サーバーの知識のみならず、ネットワークインフラについての知識も身に付けなければいけません。

知識がないままではサーバーエンジニアとしての未来は明るくはないでしょう。

クラウドの普及により需要は増加

コストやメンテナンス面の優位性からクラウドサーバーの導入を検討している企業も増えてきています。

サーバーの数を自動で増減するオートスケーリング機能で運用業務が徐々に自動化されている動きも見られます。

また、物理サーバーなどの機器の保守不要になってくるため、保守作業は減少していっています。

なので、クラウドに関する知識と技術を身に着けることで安定性のある将来が見えてくるでしょう。

管理者としての面でも期待される

社内SEの経験を重ねることによって、上位の管理者としての働きも期待されています。

ビジネスに使われるデータ量が急増している影響で、ビッグデータに注目が集まっているからです。

そのような膨大な量のデータを処理し、有効活用できる仕組みを構築できることをサーバーエンジニアには期待されています。

サーバーレスも浸透している

サーバー管理をクラウドプロバイダーが行う「サーバーレス」という形式も誕生しています。

主要なクラウドプロバイダーはサーバーレスを推奨しているため、今後数年かけて普及していくことが予想されています。

また、サーバーの運用・保守を担当しているサーバーエンジニアの需要も減少傾向です。

しかし、サーバーの構築・設計ができるエンジニアは今後も需要が高まると見られています。

このスキルを持っておくことで、サーバーエンジニアとして生き残ることができるでしょう。

サーバー・インフラは企業において重要

サーバー・インフラ業務が企業活動を根底から支える重要なポスト的存在です。

そのような業務を任されるサーバーエンジニアの高度な技術は専門職として新しい価値を生み出しています。

OSのオペレーターしかできないようなエンジニアはサーバーエンジニアと呼べません。

これは全てのエンジニアにも共通することですが、幅広い知識や技術をもっていることで初めてサーバーエンジニアになれるでしょう。

サーバーエンジニアでフリーランスになる際に登録しておくべきサイト

フリーランスで案件を獲得するには自分から探さないといけません。

企業に雇用されている時と違って、案件が自然と来るわけではないので案件を獲得するのに苦労することが多いのではないでしょうか。

そんな時にフリーランスになった際、登録しておくと良いおすすめのサイトを3つ紹介します。

エンジニア超第一主義「IT求人ナビ フリーランス」

最大規模のフリーエンジニア案件数を誇る「ITナビ フリーランス」。

札幌、仙台、関東、愛知、関西、広島、福岡の全国7拠点で展開しています。

キャリアコンサルティングも充実しており、新しいキャリアパスの発見もできます。

エンジニア「超」第一主義というだけあって、フリーエンジニアに対する理解が深い印象があります。

サブとして登録しておきたい「テックビズフリーランス」

こちらも幅広い案件を提案してくれるエージェントになります。

その中でもWEB系やスマホ系の案件に強いです。

正直、上二つが凄すぎるところもあり霞んでしまっていますががこちらも良質なサービスを提供しているエージェントです。

ITフリーランスにもっとも寄り添えるエージェントとして、積極的に案件を紹介してくれます。

「色々な案件から仕事を探したい!」

このような方にはおすすめのエージェントです。

上3つのサブ的なポジションとして活用するのはいかがでしょうか。

まとめ

今後のサーバーエンジニアの案件は、業務範囲を拡大した案件が増加することが予想されています。

そのため、サーバーエンジニアはサーバー関連の知識やスキルのみではなく、IT関連の様々な知識やスキルを持っていることが望ましいでしょう。

そうすることで、クライアントからの信頼とともに、需要もさらに高まります。

また、トラブルがあって当たり前の職種なので、フリーランスになるにあたって一人でも冷静に対処できるようになりましょう。

その他のweb系エンジニアの仕事内容や年収は下記の記事で詳しく解説しています。

ぜひご覧ください。