生保レディとして頑張ってはきたものの、転職を考える時もありますよね。
「もう少し生活が安定するような職につきたい!」
生保レディは基本給が少なく、ノルマが多いこともあり、転職したいという方も多いです。
そこで、今回は保険営業を活かせる転職先を5つ紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
生保レデイの強みとは?
「生保レディを辞めて、転職できるのだろうか…」
転職には不安がつきものです。
しかし、生保レディには様々な強みがあります。
決して弱気になる必要はありません。
まずは、生保レディにはどんな強みがあるのか把握しておきましょう!
コミュニケーション能力
生保レディは人と接する機会がとても多い仕事となります。
人間関係をスムーズにこなしていくことが、仕事を円滑に進めることにも繋がります。
そこで培われたコミュニケーション能力は、どの職業についても活かされます。
コミュニケーション能力は、接客をする仕事でなかったとしても、社内間において必要になります。
そのため、どんな環境でも必要なコミュニケーション能力が身についているのは、かなり強みになります。
事務処理能力
「営業しか経験したことがないのに、事務職ってできるの?」と不安に思うかもしれません。
しかし、保険営業の仕事を今一度、思い返してみてください。
顧客のデータはパソコンで管理していますよね?
最低限のパソコンスキルはすでに身についているはずです。
仕事のスケジュール管理や時間管理などのマルチタスクをこなす力もついているはずです。
実は営業が主である生保レディであっても、事務処理能力は十分あるのです。
営業力
言わずもがな、営業力は他の職種には負けませんよね。
生保レディが辛くなっても、他の営業職では、ほぼ即戦力になります。
また、営業での経験があるからこそ、他の職でその能力が活かされることもあります。
例えば営業事務へ転職した場合、「営業を経験しているからこそ、どうサポートして欲しいか」という気持ちが分かります。
営業力は営業以外でも、ありとあらゆる職でも活かすことができます。
生保レディにおすすめの転職先には何がある?
ここまでは、生保レディとして働いてきた強みを書いてきました。
ここからは上記にも当てはまるような、おすすめの転職先を紹介していきたいと思います。
「生保レディとして培ったスキルが十分に発揮されること間違いなし!」の人気な職業を選りすぐりました。
是非、転職する際の候補に入れてみてください。
販売や販促・企画職
営業職で培った力を活かせるところといえば、販売や販促・企画職です。
「知識がないと難しいのでは?」と思われがちです。
しかし、生保レディとしての営業経験があり、なおかつ顧客のニーズや動向・好みを調べたりする力があれば大丈夫です。
初めてそれらをこなすなら難しいかもしれません。
ですが、生保レディですでに営業経験のある方であればすぐに対応できます。
業界のニーズやお客様の好みを調べたりなど、販売や販促・企画職は生保レディの仕事に通ずるものが沢山あります。
マーケティング職
営業での経験が役に立つのはずばり、マーケティング系の仕事です。
営業も実は一種のマーケティングともいえる仕事です。
その理由として、営業は顧客に自分の企画や商品の販売促進をしているからです。
簡単に言えば、「マーケティングは顧客と商品が逆」ということです。
営業ではお客様がいるところに行って、商品を販売します。
一方マーケティングでは商品があって、買ってくれそうなお客様を探しにいきます。
違う職種のようで、根本は実は似ているのです。
保険ショップ
保険の営業経験が直結して活かせるのが保険ショップです。
お客様が店舗に来てくれて対応ができるというのは、お客様の元に伺う生保レディよりも仕事がやりやすいです。
「自ら営業に行かなくてもいい」、「営業先で嫌な思いをしなくてもいい」というのはかなりストレスフリーですよね。
何より生保レディで培った知識をそのまま使うことができます。
事務職
事務職はどんな職種からも人気の転職候補です。
そして、事務処理能力が備わっている生保レディには事務職はうってつけです。
すでに最低限のパソコンスキルがあるのは、生保レディの強みです。
そこからほんの少しだけ、パソコンへの知識を深めてみましょう。
コミュニケーション能力とパソコンスキルが身についていれば、事務職の仕事も難なくこなすことができます。
そう考えると、自信を持って堂々と転職に挑めますね。
営業事務職
営業事務職といえば、営業と二人三脚での仕事が必要になります。
しかし、営業経験があれば、そのスキルを発揮することが可能です。
営業側の気持ちが分かり、意見をすり合わせることもきっとお手の物ですよね。
営業の経験があるからこその働きができるので、転職先としてはかなりおすすです。
生保レディがつらい理由
転職したいと思うきっかけは様々ですよね。
無理をして働き続けて、いつか倒れてしまっては元も子もありません。
ここでは生保レディが辛い理由についていくつか挙げていきます。
ひとつでも当てはまる人は、少し自分を甘やかすきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
基本給が少ない
生保レディの良いところであり、悪いところともいえるのが「歩合制」です。
営業成績が良ければインセンティブが入り、自ずと高収入になります。
しかし、それ故に基本給が少ないのです。
いくら営業成績がよくても翌月にはリセットされてしまいます。
好成績を保ち続けるのは難しいですよね?
また、生保レディは副業などが禁止な場合も多く、もし営業成績が悪く収入が少なかったとしても、補う方法がないのは辛いですよね。
ノルマが厳しい
そもそも保険の営業は他の営業よりも難しい職業です。
なぜかというと、保険屋という職自体世間から嫌われがちだからです。
さらにいうと、もうすでに保険に入っている場合が多いです。
そんな厳しい環境の中で、生保レディの営業にはノルマがあります。
他の営業よりもハンデがある中、毎月ノルマを達成しないといけないのはかなり厳しいですよね。
経費が自腹
営業に関わる経費を自腹で補わなくてはいけないのは辛いですよね。
ただでさえ、保険会社は個人事業主のため最低賃金に引っかからない分、給料が少ないなんてことが多いです。
それなのに、諸々の経費は自己負担となってしまっては、毎月の出費がかなりかかります。
副業も禁止の場合、収入が低くなり、一体何のために働いているか分からなくなることもあります。
契約手続きの説明事項が多く法律が厳しい
ただ営業するだけではなく、契約が成立したときに発生する契約手続きが大変ですよね。
もしもの備えの為に保険に加入するわけですから、契約手続きの説明は丁寧にこなさなくてはいけません。
しかし、その説明事項がかなり多い上に法律が厳しいというのが、正直かなり面倒です。
せっかく契約に辿り着いても、契約手続きでこちらの心が折れそうになり辛いこともあります。
家族や友人を勧誘しなければならない
生保レディには厳しいノルマがあります。
そのノルマを達成する為に、ときには「家族や友人を勧誘しなくてはいけない」なんて状況まで追い込まれることもあります。
「自分の仕事に家族や友人をあまり巻き込みたくない」そう思っていても上司からの圧に耐えきれず、身内に助けを求めたくなりますよね。
そこから引き起こされる罪悪感はかなりのストレスとして蓄積されていきます。
じわじわと溜まるストレスはかなり辛いですね。
お客様から嫌がられる
保険屋といえば強引に契約を迫るような、昔ながらのイメージがいまだに離れず、お客様から嫌がられることが多いです。
そのせいか、最初から断られることも多く、契約どころかお話しするところまでたどり着けないこともしばしばありますよね。
あまりしつこく迫ったことがなくても、お客様から嫌な思いをさせられることもときにはあります。
何も悪いことをしていないのにもかかわらず、そういった仕打ちを受けると流石に辛いですよね。
生保レディを円満に辞める方法
あまりにも辛くなったのであれば、辞めるのが吉です。
仕事とはいえ、辛くなり自分を大切にできないくらいなら、思い切って踏み出すのはどうでしょうか?
生保レディを円満に辞めるにはどうすれば良いでしょうか。
いくつか方法をまとめてみました。
引継ぎはしっかり行う
退職前の仕事の引き継ぎは、仕事が増えてしまうから正直嫌ですよね。
しかし、仕事の引き継ぎはしっかりこなしておかないと、仕事仲間やお客様に迷惑がかかってしまします。
また、自分が今までしてきた仕事を振り返って言葉にすることは、転職に活かせます。
面接で話すときや履歴書に書く際に大きく役立ちます。
次のステップのためと思って、しっかりこなしましょう。
引き止められることもある
保険の営業職は入れ替わりが激しく、辞めてしまう人が多い業界です。
そのため、人手不足で引き止められることもあります。
また、有給消化させてもらえないなど退職を申し出たことによって引き起こるトラブルもありえます。
そのような場合は労働基準監督署に相談しましょう。
働きながら転職活動をすすめる
次の仕事が決まってから退職をすると、精神的にも金銭的にもストレスを感じなくて済みます。
また、次の仕事先が決まっていないのに退職を申し出ると、引き止められる理由になってしまいます。
確実に退職するぞという意思が固いのであれば、退職できる地盤を確実に固めておくと良いでしょう。
どうしても辞められないときは退職代行を使う
「なかなか辞めると言い出す勇気がない」なんて人もいますよね?
どうしても辞められない・辞めさせてくれない場合は、退職代行サービスを使ってみると良いでしょう。
退職代行サービスを利用すれば、退職の手続き全てを代行してくれます。
なので、利用者は会社にも行かなくて良いですし、上司と直接言葉を交わさなくても良いのです。
決意は固まったものの、一歩踏み出す勇気が足りない時は、思い切って利用してみると良いですね。
生保レディから転職したい人におすすめの転職エージェント
働きながら転職をするとなると、かなり時間を奪われることとなります。
生保レディが辛く、もう辞めようと思っている場合、毎日動くことがストレスになってしまいます。
そんな時は転職エージェントを利用すると、無理なく効率的に転職活動ができます。
ここでは、生保レディにおすすめの転職先が掲載されている転職エージェントを3つご紹介します。
自分にあった転職エージェントを見つけてみましょう。
マイナビエージェント
「マイナビエージェント」は転職活動中から転職後のアフターフォローまで、手厚いサポートが人気の転職エージェントです。
首都圏や関西圏での実績が特に多いですね。
また、大手企業から中小企業・ベンチャー企業まで幅広い求人が掲載されています。
さらに、営業やマーケティングなど生保レディにおすすめの業種に強いエージェントです。
パソナキャリア
「パソナキャリア」は、手厚いサポートが充実している転職エージェントです。
マンツーマンで応募書類の添削をしてくれるのはありがたいですね。
さらに嬉しいのが退職交渉までしてくれることです。
入社日の調整などの内定後のサポートも利用者に満足される理由の一つですね。
また、67.1%の利用者が転職したことで年収がアップしています。
基本給が少なめなことが多い生保レディにはかなり嬉しいですよね。
doda
「doda」は他の大手エージェントよりは比較的新しい転職エージェントです。
しかし、メキメキと認知度も高まり、利用者の満足度も非常に高い、今注目のエージェントですね。
スカウトサービスがあるのもかなり嬉しいポイントです。
転職への時間があまり取れなくても、企業側から声をかけてもらえるので、働きながらでも負担はかなり少ないですよね。
自分で探すこともできますし、専門スタッフの方とともに探すこともできます。
自分に合ったペースで仕事探しができるおすすめのサービスです。
まとめ
生保レディとして働くのが時は、思い切って転職に踏み切ってみると良いでしょう。
勇気はいると思いますが、近年は無料の転職エージェントもどんどん増えています。
利用しない手はないですね。
また、どうしても自分1人で退職する勇気が出ない時は、退職代行を利用してみましょう。
生保レディとして培ったスキルは必ず、どんな転職先でも活用できます。
堂々と自信を持って転職に挑んでいきましょう。