「転職をしたいと考えているが、何からしていいのか分からない」
「どこの求人サイトが自分に向いているのか分からない」
「新卒の時みたいに1社1社探すのは時間がない」
このように悩んでいる方が、このサイトを見て頂けているのではないでしょうか。
この記事では、職種ごとや年齢別でおすすめの転職方法・転職サイトを記載しています。
中途採用領域で、数多くの企業の採用を支え、各社の分析を行ってきた筆者が、あなたにおすすめの転職方法を提案します。
転職サイトは、それぞれの特徴があり、職種や年齢などターゲットが違います。
自分に合ったサイトで、多くても2つほど登録すれば、あなたにぴったりの仕事が見つかるはずです。
そのために、失敗しない転職方法を、転職サイトの選び方から活用の仕方のポイントをご紹介します。
まずはいつ転職したいかを決める
東証一部上場等の有名企業でも多くの求人は採用人数が5名以下です。
転職時期を決めずに求人を選んでも、いざ転職活動となった際には、求人終了になっていることが多いです。
まずは、いつ転職をしたいか決めましょう。
転職活動にかかる平均期間は3か月~4か月と言われています。
失敗しない転職サイトの選び方
「求人広告型」、「人材紹介(エージェント型)」を決めましょう。
「求人広告型」は、自分1人で活動をしたい方におすすめです。
やりたい仕事・行きたい会社が明確で、1社ずつ受けたい場合などに向いています。
- 例:リクナビNEXT、doda、マイナビ転職
「人材紹介(エージェント型)」は、プロのキャリアアドバイザーが担当として付きます。
転職軸が決まっていない、転職が不安、効率良く転職活動をしたい場合などに向いています。
- 例:リクルートエージェント、dodaエージェント、マイナビエージェント
失敗しない転職をしたいなら「人材紹介(エージェント型)」をおすすめします。
転職のプロが無料で親身に相談に乗ってくれますし、職務経歴書の書き方から面接のアドバイス・退職交渉のフォローまで原則1人が担当してくれます。
また、求人数も人材紹介(エージェント型)が圧倒的に多いです。
国内シェアNo.1のリクルート社が運営しているもので比較したところ、4倍以上の差が開いています。
新型コロナウイルスの影響もあり、現在の面接はWeb面接も多く、対面面接で得られるはずだった情報を、
キャリアアドバイザーから教えてもらうこともできるため、情報量という点でも明確な差があります。
職種や年齢、年収別おすすめ転職サイトをそれぞれ紹介
ここでは、職種や年齢、年収別におすすめ転職サイトをそれぞれ紹介していきます。
気になるサイトがあれば実際に登録してみましょう。
求人広告型おすすめサイト「doda」
求人広告は1人で探していくため、求人数が多い順番で記載をしています。
基本的には広告掲載費という形で前課金をしているものとなるため、登録者数が多いリクナビNEXTに広告を載せる企業が多いです。
ただし、全てのサイトに掲載をしているわけではないため、シェア2位のdodaと比較しながら見ていくのをおすすめします。
広告は2か月~4か月の掲載が多く、掲載終了後は応募が出来なくなることがあります。
一度サイトに登録した職務経歴書(キャリアシート)をそのまま送ることが出来ますので、
登録後は職務経歴書を作成してから、興味のある企業の案件に応募することをおすすめします。
また、1つの企業で複数案件募集していることがありますが、部署ごとに見ていることもあるため、
同じ企業でも興味のある案件は、複数応募しましょう。
dodaについては下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
人材紹介(エージェント型)おすすめサイト
- マイナビエージェント
- パソナキャリア
マイナビエージェントは、求人数・採用支援数実績No1の必ず登録すべき1社です。
一方、先述した通り キャリアアドバイザーが担当につくため、紹介される求人やアドバイスが偏ります。
そのため、パソナキャリアと併用し、2名の担当者にフォローしてもらう体制をおすすめします。
登録後は、キャリアアドバイザーとの面談を行い、今後の転職の進め方の目線合わせを行います。
なぜ転職したいと考えたのか、譲れない条件は何か、希望する仕事は何かなどを話し合うことが多いです。
面接ではないので「分からない」といった場合でも、一緒に相談することが可能です。
転職を悩んでいる場合でも、面談が可能なことが多いため、自己分析を兼ねて利用できます。
「合わないな」と感じたキャリアアドバイザーがいた場合については、担当変更を行うことも可能です。
マイナビエージェントとパソナキャリアについては下記の記事で詳しく解説しています。
ぜひご覧ください。
職種や年齢・属性別 おすすめ求人広告・人材紹介
実は職種ごとに強みを持っている転職サイト・エージェントも多くあります。
リクルートやdodaで扱ってない求人もあることが多いため、専門的なスキルがある方は登録する価値があります。
看護師
- ナースではたらこ
- ナースパワー人材センター
どちらも病院や介護施設だけでなく企業や保健師の案件も多くあります。
派遣・契約社員・正社員などの雇用形態があります。
エージェントも看護専門で経験を積んでいるため、専門的な内容も詳しく記載があります。
看護師から看護師へ転職をしたい方は、こちらへの登録がおすすめです。
ナースではたらこの詳細はこちらナースパワー人材センターの詳細はこちら
フリーランスのエンジニア
- レバテックフリーランス
- IT求人ナビフリーランス
レバテックフリーランスは案件数が多く、システムエンジニアやプログラマーなど幅広い職種の案件が多く利用者にとっては非常に魅力的です。
IT求人ナビフリーランスは直接契約できる案件が豊富なため、中抜き費用が発生せず、単価が高いことが強みです。
レバテックフリーランスとIT求人ナビフリーランスについては下記の記事で詳しく解説しています。
IT系エンジニア
- レバテックキャリア
レバテックキャリアは、ITやWeb系に特化したエージェントです。
IT系のエンジニアはポートフォリオを職務経歴書に載せると通過率が上がります。
ポートフォリオの作り方や魅せ方の相談からできるため、エージェント型の転職サイトに登録するのがお勧めです。
経験者向けの求人が多くあります。
レバテックキャリアについては下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
第二新卒
- マイナビジョブ20’S
マイナビジョブ20’Sは、マイナビが運営している第二新卒や20代に特化した求人サイトです。
新卒同様セミナーの実施も多く、未経験歓迎の求人も多くあります。
求人数も多いので第二新卒で転職を考えている方はぜひ登録しておきましょう。
マイナビジョブ20’sの詳細はこちら
その他、年代別におすすめの転職サイトは下記で詳しく解説しています。
知りたい方はぜひ読んでみてください。
必見!内定後の流れ:内定承諾・退職交渉・入社前準備はコレだけ
受けていた企業から内定を獲得!企業からの内定には必ず「内定通知書」というものが送られてきます。
企業によって採用条件通知書等に名前が変わっている所もあります。
条件面の確認後は承諾の連絡・入社日の決定→退職交渉・退職手続き→入社前準備が必要となります。
退職は約1・2か月前から伝え、上司や役員との面談を経て、退職日の決定・引継ぎとなります。
エージェントを利用している場合は、入社日までキャリアアドバイザーがフォローしてくれますので、都度相談をしながら一緒に勧めましょう。
退職手続きについて
退職する際には、会社から「雇用保険被保険者証/源泉徴収票/年金手帳」を受け取ります。
会社から貸与されているものについては、会社から連絡がある通りに返却の手続きを行いましょう。
入社前準備について
転職先の企業の人事から事前にメールや電話にて案内の連絡が来ることが主となります。
別途郵送で、入社前書類一式が届くことが多いですので、キャリアシートの住所に不備がなかったか念のため確認しましょう。
雇用契約書にサインを行ったり、必要な書類を提出します。
入社前の健康診断については、在籍していた企業でのものが使えるか確認しましょう。受診が必要な場合、基本的には自己負担となる企業が多いです。
まとめ
今回は、転職活動前の方向けの記事なので、転職サイトの選び方や転職のスタートの仕方に重点を置いて、記載しています。
自分らしく働ける次のステージを探すためには、適切なサイトやエージェントを選ぶことが必須です。
是非参考にして頂ければ幸いです。