教員の人手不足がやばい!ブラックな理由を徹底解説!

50代後半から60代の教員の退職を理由として、今教員の人手不足の問題が深刻化しています。教員は公務員の中でも特にブラックな職種で、教員になろうと思う人がいないのも問題です。

教員の間でも働き方改革が行われています。しかし、人手も足りないため思うようにブラックな状態から抜け出せていません。

教員の人手不足とブラックな実態

教員の人手不足や、ブラックであるという問題はニュースでも話題となっています。

「 新規大学卒業就職者の産業別離職状況」によると、教員の離職率が多く深刻な問題となっています。新卒の教員のうち、約半分が3年以内に辞めているという実態があります。

この離職率の高さは他の業界や業種と比べて非常に高いです。なぜ教員がこのような高い離職率なのかということには、「残業代が発生しない」「労務契約がない」「人手不足」という理由があります。

教員は残業代が発生しないのでブラックといわれている

教員は時間外労働を見越して「教職調整額」というものがあります。民間企業でいう「みなし残業」と似たようなものです。支給額としては基本給の4%となっています。

基本給の4%ということは、基本給が20万円であれば、「教職調整額」は8000円です。残業代が1時間に1000円だとしても8時間分にしかなりません。

この「教職調整額」というものがあるため、日々の残業代は支払われていません。

また、教員は公務員なので労働基準法も適用されません。民間の企業であれば月45時間以上は残業してはいけないなどの決まりがありますがそういった決まりがないです。

公務員の残業を規制する法律や条例もないため、残業の上限は決められていないことになります。そのため、「教職調整額」で基本給の4%が支払われていたとしても、残業代には満たないことが多いです。

教員は公務員なので労務契約がないのもブラックの理由

上記にも述べましたが、教員は公務員なので労務契約がありません。労務契約がないということは、労働基準法が適用されないので残業時間の上限がないっていうことです。

それが教員の高い離職率の原因となっています。民間企業であれば労働基準法を守らなければ指導や監査が入ります。しかし、教員にはそういった指導や監査もありません。

外部の目が入らないため、働き方改革を行ったとしても一向に進まないといった現状があります。

教員はブラックなので人手不足も深刻

上記のような理由により、教員はブラックなので人も集まらずに、人手不足が深刻化しています。

「公立小中学校における教員の人手不足問題」によると、関東の計39の自治体で調査したところ、小学校では13自治体で常勤344人、非常勤39人が不足しているという報告があります。中学校でも13自治体で、常勤83人、非常勤37人が不足しているという実態です。

このような絶対があり人手不足なのでブラックになる、ブラックなので人が集まらないと悪循環に陥っています。

教員が人手不足でブラックな事例

教員は残業代が支払われずにブラックだ、ということは分かりましたが、他にはどういった理由があるのでしょうか?

ここでは、教員がブラックな事例を紹介していきます。

教員は人手不足により勤務時間が長い

教員の平均的な勤務時間は約11時間となっています。学校での授業が終わった後に、次の授業のための資料作りや保護者への書類作成などをしなければなりません。

また、問題が起きた時などは保護者への対応もしなければいけません。教員は生徒に勉強だけを教えているのではなくそういった業務もあり、人手も不足しているため1日の勤務時間がどうしても長くなってしまいます。

教員は年間の休みが少ないのでブラック

学校には夏休みや冬休み、春休みがあるため休みが多いイメージです。しかし夏休みや冬休み、春休みは子供は休んでいますが、教員は働いています。

また、課外活動や部活動の試合や遠征などがあり、休日を拘束されることも多いです。そのため民間よりも休日の日数は少ないといったことも、教員がブラックである問題となっています。

教員は部活により放課後や休日を拘束されてしまう

教員は部活があるので、授業が終わった後の放課後や休日を拘束されてしまいます。人手不足ということもあり、部活を持っていない状況ではほとんどいません。

日々の業務や授業とは別に、部活動においても自分の時間を拘束されてしまいます。そのため、現在では自治体により、小学校の部活動は廃止されているところもあります。

教員は休憩時間がないのでブラック

教員は休憩時間が非常に少ないです。教員が休憩を取れる時間は、授業と授業の間の休み時間のみとなっています。

民間の企業だと法律により休憩時間は取らなければなりません。しかし、教員にはそういった法律も適用されません。例えば民間の企業では昼食の時間は休憩時間として守られていますが、教員の場合は昼食の時間は食事指導の時間となっています。

こういった休憩時間の少なさからも、教員はブラックだと言えます。

教員はプライベートが確保しづらい

教員は休日や放課後でも保護者や生徒に会う場合もあります。そのため、プライベートな時間を確保することは非常に難しいです。

授業の準備は保護者への対応、次の授業の準備などのようなハードな業務に加え、それが終わった後もどこで誰に見られているかわからないので、教員として振舞わなければなりません。プライベートが確保しづらいという面から教員を目指す方が減っており、人手不足が深刻化しています。

まとめ

今回は教員が人手不足な理由とブラックな理由を説明しました。教員は公務員であるため労働基準法も適用されず、「教職調整額」というものがあるので残業代もわずかしか支払われていません。

残業時間の上限もないため長時間労働が改善することはなく、教員の労働時間の問題は非常に深刻化しています。そういった面から教員を目指す人は減っています。

また、プライベートな時間を確保することは難しく、休日も拘束されてしまうため非常にブラックな職種と言えるでしょう。

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